【悪運】と【強運】と【幸運】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「悪運」(読み方:あくうん)と「強運」(読み方:きょううん)と「幸運」(読み方:こううん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しい言葉となるのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「悪運」と「強運」と「幸運」という言葉は、運という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



悪運と強運と幸運の違い

悪運と強運と幸運の意味の違い

悪運と強運と幸運の違いを分かりやすく言うと、悪運は悪事を働く際の運の良さを表現する時に使い、強運は運の強さを表現する時に使い、幸運は運の良さのみを表現する時に使うという違いです。

悪運と強運と幸運の使い方の違い

悪運という言葉は、「悪運を断ち切りたい」「悪運続きで困っている」などの使い方で、悪いことをしているのに報いを受けないままでいられる運の良さを意味します。また、不運であることも意味します。

強運という言葉は、「強運の持ち主になりたい」「強運体質に今からでもなれるのだろうか」などの使い方で、強い運を意味します。

幸運という言葉は、「幸運なことに宝くじが当たった」「幸運を引き寄せる音楽を毎日聞いている」などの使い方で、一時的な運の良さを意味します。

悪運と強運と幸運の使い分け方

強運は、幸運なことが何度も続いたり、一度で大きなものを得るなど、幸運だと言われる状態よりもさらに良い状態を意味します。

一方、悪運には不運という意味もあります。そのため、運の良い順番に並べると、強運>幸運>悪運となります。ただし、「悪運」の悪事を働く際の運の良さは、客観的に見て運が良いと言えない状況もあるためこの限りではありません。

悪運の意味

悪運とは

悪運とは、悪いことをしてもその報いを受けないで済むような強い運を意味しています。その他にも、運の悪いことも意味します。

悪運の誤用に注意

今日では、災難に見舞われても大それたことにはならない、不幸中の幸いの状態を手に入れることを意味することもありますが、これは誤用です。基本的には悪事を働く人に対して使うため、誉め言葉にはなりえません。

表現方法は「悪運が強い」「悪運強い人」「悪運を断ち切る」

「悪運が強い」「悪運強い人」「悪運を断ち切る」などが、悪運を使った一般的な言い回しです。

悪運の使い方

悪運を使った分かりやすい例としては、「悪運が強いので何をやっても大丈夫だと考えている彼氏が心配だ」「悪運強い人もその運が一生続くわけではない」「今年の運の悪さを跳ね除けるためには悪運を断ち切る必要がある」などがあります。

悪運を意味することわざ

悪運の意味を含んだ言葉として、「諦めは心の養生」「痛い上の針」があります。

一つ目の「諦めは心の養生」とは、失敗や悪運をくよくよ考えるよりもきっぱりとあきらめてしまったほうが精神的に良いということを意味することわざです。

二つ目の「痛い上の針」とは、不運や災難の上にさらにそれが重なり、悪運が続くことを意味することわざです。「泣きっ面に蜂」「弱り目に祟り目」「傷口に塩」などのことわざは「痛い上の針」の類句で、どれも悪運に悪運が重なることを例えています。

悪運の類語

悪運の類語・類義語としては、思いがけず身に降りかかってくる不幸な出来事を意味する「災難」、巡り合わせの悪いことを意味する「厄運」、運に恵まれないことを意味する「薄命」、わざわいを意味する「禍患」(読み方:かかん)などがあります。

強運の意味

強運とは

強運とは、運が強いことを意味しています。

表現方法は「強運の持ち主」「強運の手相」「強運を手に入れる」

「強運の持ち主」「強運の手相」「強運を手に入れる」などが、強運を使った一般的な言い回しです。

強運の使い方

強運を使った分かりやすい例としては、「私は幸運の持ち主なのか仕事が毎日楽しい」「初めて占いに行ったら強運の手相だと驚かれた」「強運を手に入れるための神社通いが趣味である」などがあります。

強運を意味する慣用句

強運の意味を含んだ言葉として、「有卦に入る」「流れに掉さす」があります。

一つ目の「有卦に入る」(読み方:うけにいる)とは、運が向いてきて全てが上手くいく強運さを表すことわざです。有卦とは、陰陽道で幸運が七年続く年回りを指す言葉です。

二つ目の「流れに掉さす」(読み方:ながれにさおさす)とは、流れに棹をさして水の勢いに乗るように、好都合なことが重なって物事が順調に運ぶことを表すことわざです。「順風満帆」「追風に帆を上げる」などが「流れに掉さす」の類句にあたります。

強運の対義語

強運の対義語・反対語としては、運の悪いことを意味する「不運」があります。

幸運の意味

幸運とは、運が良いことを意味しています。

幸運は「こううん」という読み方をし、「好運」と表記されることもあります。幸運も好運も、どちらも同じ意味を持っています。

表現方法は「幸運を引き寄せる」「幸運を呼ぶ」「幸運を招く」

「強運を引き寄せる」「幸運を呼ぶ」「幸運を招く」「強運が舞い降りる」などが、強運を使った一般的な言い回しです。

幸運の使い方

幸運を使った分かりやすい例としては、「幸運を引き寄せるために占い師に100万円くらい使った」「幸運を招くと言われるネックレスを通販で買ってみた」「いつか幸運が舞い降りることを信じて地道に頑張っている」などがあります。

幸運を意味する慣用句

幸運の意味を含んだ言葉として、「下手の真ん中上手の縁矢」「棚から牡丹餅」があります。

一つ目の「下手の真ん中上手の縁矢」とは、的に向かって弓を引いていると、下手な人の矢が真ん中に当たって、上手な人の矢が縁に当たることがあることから、物事には意外な結果が生じるような幸運もあることを意味することわざです。

二つ目の「棚から牡丹餅」とは、思いがけない幸運を得ることや苦労しないで良いものを得ることを意味することわざです。予測していた幸運に対して使うことはできません。今日では省略して「たなぼた」と言われることもあります。

幸運の対義語

幸運の対義語・反対語としては、悲しい運命を意味する「悲運」があります。

幸運の類語

幸運の類語・類義語としては、物事をするのにちょうどよい機会を意味する「好機」、思いがけない幸いを意味する「僥倖」、幸福と利徳を意味する「福徳」、よい運を授かって幸福なことを意味する「果報」、非常に幸せなことを意味する「多幸」などがあります。

悪運の例文

1.連続事件の犯人として逃亡を図っていた男もついに悪運が尽きたのか、人身事故に巻き込まれたのをきっかけに捕まった。
2.ここ最近の悪運を断ち切る方法を探していたが、どのおまじないも効果がありそうな気がしない。
3.悪運を払うことと邪気を払うことはほとんど同義なのか、風水を勧められた。

この言葉がよく使われる場面としては、不運が続くことを意味する時などが挙げられます。

例文1は、悪事をはたらいた人間が報いを受けることのない状態でいられた運の良さを表す悪運です。

その意味をとっても「悪運が強い」という表現をして、運が良いと褒めていることにはなりません。

強運の例文

1.彼は強運の持ち主だからか、何においても彼の思う通りに物事が進んでいる。
2.強運な人に多少運を分けてもらいたいほど、大きな成功を収めたことがない。
3.個人的に大した成功を収めたわけではないのに、友人に強運になるにはどうしたらいいのかと相談を持ち掛けられる。

この言葉がよく使われる場面としては、強い運を意味する時などが挙げられます。

例文2と例文3では、継続的な成功や幸運なのか一時的な幸運なのかについて細かい記述がないため、幸運に置き換えて使うことができます。

しかし、例文1は「思う通りに物事が進んでいる」という部分で、継続的に成功や幸運が続いていることを暗に示しているため、強運を使うのが好ましいです。

幸運の例文

1.日常の中に小さな幸運を感じるのがささやかな楽しみである。
2.しばらく落ち込むことが多かったが、ようやっと幸運が舞い込んできた。
3.夢の内容で幸運な夢なのか不運な夢なのかが判断できるらしいが、夢は起きたら忘れてしまう。

この言葉がよく使われる場面としては、運が良いことを意味する時などが挙げられます。

幸運という言葉は、基本的に一時的なものを指します。そのため、どの例文も強運に置き換えて使うことはできません。

悪運と強運と幸運どれを使うか迷った場合は、悪事を働くものの運の良さを表す場合は「悪運」を、強い運を表す場合は「強運」を、運の良さを表す場合は「幸運」を使うと覚えておけば間違いありません。

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