【自由気まま】と【勝手気まま】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「自由気まま」(読み方:じゆうきまま)と「勝手気まま」(読み方:かってきまま)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「自由気まま」と「勝手気まま」という言葉は、どちらも自分のしたいように行動することを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「自由気まま」と「勝手気まま」の違い

「自由気まま」と「勝手気まま」の意味の違い

「自由気まま」と「勝手気まま」の違いを分かりやすく言うと、「自由気まま」とは周囲に迷惑をかけない、「勝手気まま」とは周囲に迷惑をかけるという違いです。

「自由気まま」と「勝手気まま」の使い方の違い

一つ目の「自由気まま」を使った分かりやすい例としては、「自由気ままな生活が好きです」「連休を取って自由気ままな旅行をする」「飼っている猫が自由気ままに家の中を走っている」などがあります。

二つ目の「勝手気まま」を使った分かりやすい例としては、「彼が勝手気ままに振る舞ってばかりいて困っている」「勝手気ままな人は嫌われやすい」「勝手気ままな行動は辞めてください」などがあります。

「自由気まま」と「勝手気まま」の使い分け方

「自由気まま」と「勝手気まま」はどちらも自分のしたいように行動することを意味していますが、使い方に少し違いがあります。

「自由気まま」は、他人や物事に縛られずに伸び伸びと行動することで、周囲の人に迷惑をかけません。一方「勝手気まま」は、他人のことは気にせず自分のしたいように行動することで周囲の人に迷惑をかけている場合に使います。

また、「自由気まま」はプラスのイメージで使うのに対して、「勝手気まま」はマイナスのイメージで使うというのも違いの一つです。

「自由気まま」と「勝手気まま」の英語表記の違い

「自由気まま」を英語にすると「free spirited」「carefree」となり、例えば上記の「彼女は私のこれまでの人生の中で一番自由気ままな人です」を英語にすると「She is the most free-spirited person I have ever met in my life so far」となります。

一方、「勝手気まま」を英語にすると「self willed」となり、例えば「彼は勝手気ままです」を英語にすると「He is self willed」となります。

「自由気まま」の意味

「自由気まま」とは

「自由気まま」とは、他人や物事に縛られずに伸び伸びとした気持ちで行動することを意味しています。

表現方法は「自由気ままに生きる」「自由気ままに暮らす」「自由気ままな人」

「自由気ままに生きる」「自由気ままに暮らす」「自由気ままな人」などが、「自由気まま」を使った一般的な言い回しになります。

「自由気まま」の使い方

「自由気まま」を使った分かりやすい例としては、「彼は何の束縛も受けずに自由気ままに暮らしている」「このシェアハウスでは人々が自由気ままに生活している」「私は自由気ままに生きるのが好きです」などがあります。

「自由気まま」は他人や物事に縛られずに伸び伸びとした気持ちで、自分のしたいように行動している人に対して使う言葉ですが、周囲に迷惑をかけていないというが重要な点になります。そのため、自分勝手やわがままとは違うと覚えておきましょう。

上記のことからも分かるように、「自由気まま」はプラスのイメージで使う言葉です。

「自由気まま」の類語

「自由気まま」の類語・類義語としては、心が穏やかで生き生きしていることを意味する「伸びやか」、押さえられることもなくゆったりと落ち着きのあることを意味する「伸び伸び」、のんびりとして静かなことを意味する「安閑」(読み方:あんかん)などがあります。

「勝手気まま」の意味

「勝手気まま」とは

「勝手気まま」とは、他人のことは気にせず自分のしたいように行動することを意味しています。

表現方法は「勝手気ままに振る舞う」「勝手気ままな考え」「勝手気ままな人」

「勝手気ままに振る舞う」「勝手気ままな考え」「勝手気ままな人」「勝手気ままな意見」などが、「勝手気まま」を使った一般的な言い回しになります。

「勝手気まま」の使い方

「勝手気まま」を使った分かりやすい例としては、「彼は勝手気ままをやる男には見えません」「彼女は勝手気ままな独り暮らしをしている」「娘が勝手気ままに振る舞っているので注意しました」「勝手気ままに生きているうちに三十代になってしまった」などがあります。

「勝手気まま」は他人のことは気にせず自分のしたいように行動することを意味しており、周囲に迷惑をかけている場合に使います。そのため、マイナスのイメージで使うのが一般的です。

「勝手気まま」の漢字表記

「勝手気まま」を漢字にすると、「勝手気儘」と表記することができます。

「勝手気まま」の類語

「勝手気まま」の類語・類義語としては、他人の事は考えず自分の都合だけを考えることを意味する「自分勝手」、人のことなどまるで気にかけず自分勝手に振る舞うことを意味する「傍若無人」(読み方:ぼうじゃくぶじん)などがあります。

「自由気まま」の例文

1.尊敬している先輩が、サッカー選手を引退してからは自由気ままに暮らしていると聞いた。
2.定年退職をしたら、自由気ままに海外旅行をするのが私の夢です。
3.本作品は、プレイヤーが自由気ままに世界を冒険できるのをテーマに作られています。
4.引退後は自由気ままに暮らす予定だったが、テレビの出演依頼や執筆の依頼が多く、引退後も忙しかったです。
5.この番組は、MCとゲストが自由気ままにトークをするというバラエティ番組です。

この言葉がよく使われる場面としては、他人や物事に縛られずに伸び伸びとした気持ちで行動することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「自由気まま」はプラスのイメージで使われる言葉です。

「勝手気まま」の例文

1.勝手気ままに生きていきたいけど、守るべき家族がいるのでそれはできません。
2.彼の親が大金持ちで生活に困らないので、いつも勝手気ままな生活を送っています。
3.あの人はいつも勝手気ままに振る舞うので、周りの人達から嫌われています。
4.結婚もせず勝手気ままに生きていたら、いつのまにか四十代になってしまっていた。
5.彼の勝手気ままな振る舞いに、周囲の人達はため息を漏らしました。

この言葉がよく使われる場面としては、他人のことは気にせず自分のしたいように行動することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「勝手気まま」はマイナスのイメージで使われる言葉です。

「自由気まま」と「勝手きまま」という言葉は、どちらも自分のしたいように行動することを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、周囲に迷惑をかけていない時は「自由気まま」を、周囲に迷惑をかけるている時は「勝手気まま」を使うようにしましょう。

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