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【いづれにせよ】と【いずれにせよ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ発音の「いづれにせよ」と「いずれにせよ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「いづれにせよ」と「いずれにせよ」という言葉は同音の言葉ですが、使い方には少し違いがあります。




「いづれにせよ」と「いずれにせよ」の違い

「いづれにせよ」と「いずれにせよ」の意味の違い

「いづれにせよ」と「いずれにせよ」の違いを分かりやすく言うと、「いづれにせよ」とは「いずれにせよ」の間違った使い方、「いずれにせよ」とはどちらにしてもという意味です。

「いづれにせよ」は誤字

一般的には「いづれにせよ」という言葉は存在しません。発音が同じなことから、「いずれにせよ」のことを間違えて「いづれにせよ」を使っている人がほとんどです。

「いずれにせよ」は正しい日本語

正しい言葉である「いずれにせよ」を使った分かりやすい例としては、「いずれにせよ手に入るのに時間がかかるのは変わりません」「いずれにせよ結果が変わることはないだろう」などがあります。

「いずれにせよ」という言葉はあっても、「いづれにせよ」という言葉は存在しません。同時に「いずれにせよ」という単語の意味について「どちらにしても」と覚えておきましょう。

「いずれにせよ」の英語表記

「いずれにせよ」を英語にすると「in any case」「either way」となり、例えば上記の「いずれにせよ来週までには書類を出さなければならない」を英語にすると「Either way I have to hand in the documents by next week」となります。

「いづれにせよ」の意味

「いづれにせよ」とは

「いづれにせよ」とは、「いずれにせよ」の間違った使われ方です。

「いづれにせよ」の使い方

「いづれにせよ」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。発音が同じなため、「いずれにせよ」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「いづれにせよ」は歴史的仮名遣い

日本語には歴史的仮名遣いと現代的仮名遣いがあり、「いづれにせよ」は歴史的仮名遣いになります。また、歴史的仮名遣いを現代で使うのは一般的ではないので、間違った使い方になります。

歴史的仮名遣いとは、明治時代から第二次世界大戦終結直後までの公文書や学校教育において用いられたもので、平安時代初期までの実際の綴りを基盤としている言葉です。

もう一方の現代仮名遣いとは、1986年7月1日に昭和61年内閣告示第1号として公布された日本語の仮名遣いのことです。

現代仮名遣いにおいて、歴史的に表記されてきた「づ」も「ず」に統一するとされています。しかし例外があり、同じ音が連続する場合や、二つの言葉繋がっている連語の場合は「ず」に統一するのではなく「づ」を用いることになっています。

「いづれにせよ」という言葉は、上記の例外に当てはまっていないので、「づ」ではなく「ず」に統一され、特別な理由がない限りは「いずれにせよ」の方を使うのが一般的と覚えておきましょう。

「いずれにせよ」の意味

「いずれにせよ」とは

「いずれにせよ」とは、どちらにしてもということを意味しています。

「いずれにせよ」の使い方

「いずれにせよ」を使った分かりやすい例としては、「停学か退学かいずれにせよ今日中に決めなければならないだろう」「今日の試合はいずれにせよ負けていただろう」「いずれにせよ明日中に決める必要があります」「いずれにせよ今日納品するのは難しい」などがあります。

「いずれにせよ」はいくつかが選択肢があるが、どれを選んだとしても同じという意味合いで使う言葉です。

「いずれにせよ」は敬語ではなく丁寧語

「いずれにせよ」は敬語ではないのですが「いずれにしろ」を丁寧にした言葉なので、ビジネスシーンにおいて上司や取引先などの目上の人に対しても使うことができます。

「いずれにせよ」はとても便利な言葉ですが使うタイミングによっては、面倒くさいやどうでもいいという悪い印象を与えることがあるため、使う場面はとても重要です。

「いずれにせよ」の漢字表記

「いずれにせよ」を漢字にすると「何れにせよ」「孰れにせよ」となりますが、あまり一般的ではありません。そのため、余程の理由がない限りは平仮名で「いずれにせよ」と書くのが無難でしょう。

「いずれにせよ」の類語

「いずれにせよ」の類語・類義語としては、経過がどうであろうと結果は明らかだと認める気持ちを表すことを意味する「どうせ」、どんな経過をたどっても結果が同じであることを意味する「どのみち」などがあります。

「いづれにせよ」の例文

1.「いづれにせよ」という言葉は存在しないので、おそらく「いずれにせよ」の言い間違いだろう。
2.「いずれにせよ」という言葉はどちらにしてもということで、「いづれにせよ」という言葉はない。
3.「いづれにせよ」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.いづれにせよ決めなければならないという言葉を使う人はいるが、正しくはいずれにせよ決めなければならないです。
5.いずれにせよ黙って待つしかないという言葉はあるが、いづれにせよ黙って待つしかないという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「いずれにせよ」という言葉を間違えて「いづれにせよ」と表現している時などが挙げられます。

「いづれにせよ」という言葉は歴史的仮名遣いなので、広く使われている言葉ではなく、「いずれにせよ」を間違えて使っている可能性が高いです。

「いづれにせよ」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「いづれにせよ」ではなく、「いずれにせよ」と表現するのが正しい使い方になります。

「いずれにせよ」の例文

1.AコースとBコースいずれにせよ料金は同じなので、好きな方を食べるのがいいだろう。
2.韓国語と中国語、いずれにせよ習得には時間がかかるので毎日コツコツ勉強しよう。
3.不可解な判定がいくつがあったが、いずれにせよ今日の試合は負けていただろう。
4.いずれにせよ避けて通ることが出来ないので、十分な対策を練る必要があります。
5.ゴールデンウイークなので、高速道路と一般道いずれにせよ道は混んでいるだろう。
6.明日は暴風雨で列車のダイヤが乱れそうなので、バスで会社へ向かおうと思ったが、渋滞に巻き込まれそうだ。いずれにせよ普段より早く家を出るのが無難だ。
7.お店を改装工事を行うべきか、引っ越すべきか、いずれにせよ資金を調達できなければすべてが机上の空論であることには間違いなかった。
8.渡米するにしても大学を停学するか、退学するかであるが、いずれにせよ今週中には決めなくてはならなかったので、わたしは頭を悩ませた。
9.スケージュールミスは最近手帳からオンラインにしたことで混乱したことが原因だったが、いずれにせよわたしのミスには変わりないので反省している。
10.今回に限ってはわたしはやってないのだが、いずれにせよ日ごろの行いの悪いわたしが叱られるのは目に見えていたので、なんとか隠蔽しなくてはという意識が働いた。

この言葉がよく使われる場面としては、どちらにしてもということを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のようにどちらにしてもやどのみちというニュアンスで使うのが一般的です。

「いづれにせよ」と「いずれにせよ」どちらを使うか迷った場合は、「いづれにせよ」は歴史的仮名遣いなので、現代仮名遣いである「いずれにせよ」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
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