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【内定】と【内々定】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「内定」(読み方:ないてい)と「内々定」(読み方:ないないてい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「内定」と「内々定」という言葉は、どちらも企業が採用の意志を示すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




内定と内々定の違い

内定と内々定の意味の違い

内定と内々定の違いを分かりやすく言うと、内定とは正式な労働契約であり、内々定とは労働契約ではないという違いです。

内定と内々定の使い方の違い

一つ目の内定を使った分かりやすい例としては、「やっと一社から内定をもらうことができた」「内定通知書を受け取りました」「内定承諾書にサインする」「内定辞退の連絡は電話ですべきだろうか」などがあります。

二つ目の内々定を使った分かりやすい例としては、「最終面接の翌日に内々定の知らせがきた」「内々定をいくつか保留しています」「内々定の取り消し理由を教えて下さい」「内々定承諾書を提出する」などがあります。

内定と内々定の使い分け方

内定と内々定という言葉は、どちらも就職活動において使われ、企業が求職中の学生に対して採用の意思を示すことを表します。二つの言葉は似ていますが、意味は違いますので注意が必要です。

内定とは、公になる前に採用や昇進などが内々で定まることを意味します。内定は、労働契約書を交わす正式な労働契約になり、内定を取り消すことは解雇に相当します。また、経団連の倫理憲章において、内定通知は10月1日からと定められています。

内々定とは、内定を出すことを約束することです。前述したように、内定通知は10月以降と定められているため、9月までは内々定という形で人材を確保します。ただし、内々定は労働契約が締結される前段階にあり、内定ほどの拘束力がありません。

内定と内々定の時期の違い

一般的に内々定は6月1日以降に出て、内定は10月1日以降に出るものです。内々定から内定までにかかる期間は最長4ヶ月程度です。

内定と内々定の辞退の違い

労働契約前の内々定の期間中に辞退することに法的な拘束はありませんが、内定を辞退することは労働契約を解約することになります。ただし違法ではありません。

内定と内々定の英語表記の違い

内定を英語にすると「unofficial offer」「unofficial decision」となり、例えば上記の「内定をもらう」を英語にすると「receive an unofficial offer」となります。

一方、内々定を英語にすると「early unofficial job offer」「informal promise of employment」となり、例えば上記の「内々定の知らせ」を英語にすると「news of informal promise of employment」となります。

内定の意味

内定とは

内定とは、正式の発表の前に内々で定まることを意味しています。

表現方法は「内定を受ける」「内定を断る」「内定をもらう」

「内定を受ける」「内定を断る」「内定をもらう」などが、内定を使った一般的な言い回しです。

内定の使い方

内定を使った分かりやすい例としては、「内定式の服装に悩んでいる」「内定通知書の内容を精査する」「内定承諾書に署名捺印をする」「内定通知書のひな形をダウンロードする」「不当な内定取り消しは違法です」などがあります。

その他にも、「内定辞退をする際に辞退理由を伝える」「内定辞退はメールでも良いだろうか」「家庭の事情により内定承諾後に辞退した」「会社の業績不振で内定取り消しとなる」「内定辞退はいつまでにすればいいか」などがあります。

内定という言葉は、正式の発表や手続きの前に表立てずに決まることを意味します。就職活動における、解約権留保付労働契約の一般的な呼び方になっています。内定は、双方の承諾が必要となる正式な労働契約の一つです。

「内定取り消し」の意味

上記の例文にある「内定取り消し」とは、企業が採用予定者に出した内定を、一方的に解約することです。法律上、内定は「解約権留保つきの労働契約の成立」と見なされるため、企業側の自己都合による内定取り消しは契約の一方的破棄にあたり、合理的理由が認められないかぎり無効となります。

「就職内定率」の意味

内定という言葉を用いた日本語には「就職内定率」があります。就職希望者に対する就職内定者の割合のことであり、高等学校や大学などの卒業予定者を対象に文部科学省や厚生労働省行っています。

内定の対義語

内定の対義語・反対語としては、物事をはっきりと決めることや物事がはっきりと決まることを意味する「決定」、はっきりと定まることや定めることを意味する「確定」などがあります。

内定の類語

内定の類語・類義語としては、行事や行動を前もって定めることを意味する「予定」、まだ決まっていないことを意味する「未定」などがあります。

内々定の意味

内々定とは

内々定とは、就職を希望する新規学卒者などに対して企業が出す非公式の採用予定通知を意味しています。

表現方法は「内々定をもらう」「内々定を断る」「内々定の連絡」

「内々定をもらう」「内々定を断る」「内々定の連絡」などが、内々定を使った一般的な言い回しです。

内々定の使い方

内々定を使った分かりやすい例としては、「内々定が出る時期はいつ頃ですか」「社長の言葉が内々定承諾の決め手となった」「内々定承諾書のテンプレートを探している」「せっかくだけど内々定辞退することにした」などがあります。

その他にも、「内々定承諾書は法的な拘束力はありません」「内々定のお礼メールは必要だろうか」「内々定をキープしながら就活を続ける」「内々定の取り消し事例を紹介します」などがあります。

内々定はいつからいつまでか

内々定とは「内定前の内定」の意味であり、企業が正式な内定を出す前に、就職を希望する学生に対して内定の約束をすることです。経団連の倫理憲章で、採用活動は最終学年に入ってから、内定通知は10月1日からと定められているため、4月から9月までは「内々定」となります。

内々定の対義語

内々定の対義語・反対語としては、正式に決まることを意味する「本決まり」、決められていることや決まっていることを意味する「所定」などがあります。

内々定の類語

内々定の類語・類義語としては、正式な決定がなされるまで仮の措置を意味する「暫定」、未定のことや不確かなことを仮にこうと定めることを意味する「仮定」などがあります。

内定の例文

1.内定もらう人と内定もらえない人の違いは、自己分析や業界研究など準備をしっかりしているかだと思う。
2.内定連絡の返事は、承諾するにしても事態するにしても、早めに連絡するのが礼儀です。
3.内定通知をメールで頂いても、内定辞退の連絡は電話で伝えましょう。
4.内定と採用の違いも分からずに、採用内定通知書をもらって喜ぶのはどうかと思うよ。
5.せっかく内定がもらえても、企業側の予測不能な景気悪化により内定取り消しとなることもあります。
6.もう十二月だというのに内定のひとつももらっていないし、卒論もそろそろ執筆しなくてはいけないし、もう八方塞がりだ。
7.学生の中には内定を辞退しようとして企業とトラブルになることもあるので、その時は一人で悩まず大学の就職課に相談に行くといいだろう。
8.あいつも調子に乗ってSNSであんな動画を公開しなければ、企業から内定取り消しをされることもなかったのに、本当に馬鹿なやつだよ。
9.希望していた企業に受かったので内定辞退するのは心苦しかったが、わたしの枠が空いた分だけきっと誰かが採用されると思い、気持ちを切り替えた。
10.インターネットでの就職活動では、まず企業の新卒内定者の声のページを読んで、どのような人材を求めているのかをじっくりと研究することにしている。

この言葉がよく使われる場面としては、正式の発表の前に内々で定まることを表現したい時などが挙げられます。

例文4にある「採用内定通知書」とは、企業が採用応募者に対して「内定」を知らせる書類のことで、オファーレターとも呼ばれています。会社によっては、通知書を発行せずに口頭で通知することもあります。

内々定の例文

1.内々定は取り消される可能性もあるから、内定になるまでは安心できません。
2.7月に内々定の通知がもらえたけど、いつから内定になるのだろうか。
3.大手企業でも内々定の取り消しは、一定程度あるのが現状です。
4.メールで内々定の通知いただき、承諾するかどうするか数日悩んでいます。
5.第一志望でない企業から内々定をもらったけど、キープしてたまま就活を続けて良いのだろうか。
6.外国人の友人に内々定の仕組みを説明して意味は理解してくれたが、いちいちそんなものを設けていること自体不思議がっていたようだった。
7.わが社の採用方針としては新卒者の内定辞退も想定しているので、募集人数よりも多めに採って内々定という形でキープしている。
8.就職活動ではありがたいことにある企業から内々定をもらえたが、第一志望の企業の試験も控えているので、あくまで滑り止めという認識でいる。
9.友達はろくに授業にも出ずに企業から内々定をもらっていたが、ちゃんと卒業論文の準備をしているのかとわたしは心配していた。
10.その時、わたしはすでに大学の推薦入学が内々定していたが、サッカー選手への夢があきらめきれなかったので辞退することにしたのだ。

この言葉がよく使われる場面としては、就職を希望者に対して企業が出す非公式の採用予定通知を表現したい時などが挙げられます。

例文1や例文3にあるように、採用の内々定は内定と異なり、労働契約が成立したとは言えません。そのため、内々定は内定よりも取り消しされやすい状態と言えます。

内定と内々定という言葉は、どちらも企業が採用の意思を示すことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、雇用契約が成立している状態を表現したい時は「内定」を、内定を約束することを表現したい時は「内々定」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
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