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【堅調】と【好調】と【順調】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「堅調」(読み方:けんちょう)と「好調」(読み方:こうちょう)と「順調」(読み方:じゅんちょう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しい言葉となるのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「堅調」と「好調」と「順調」という言葉は、物事の進行状態という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




堅調と好調と順調の違い

堅調と好調と順調の意味の違い

堅調と好調と順調の違いを分かりやすく言うと、堅調は安定した進行状態を表現する時に使い、好調は普通より良い状態を表現する時に使い、順調は普通の進行状態を表現する時に使うという違いです。

堅調と好調と順調の使い方の違い

堅調という言葉は、「弊社の売り上げは堅調に増加している」「その企業は現在の堅調さを如何に維持するかが今後の要になるだろう」などの使い方で、しっかりと安定した調子であることを意味します。

好調という言葉は、「巣ごもり需要が高まったことによって売れ行きが好調であるものもある」「先月の好調ぶりを見て偶然ではないとファンは感じている」などの使い方で、物事が思い通りに上手くいくことを意味します。

順調という言葉は、「計画が順調に進むことを願っています」「順調にいけば明日には抱えている案件も区切りがつくだろう」などの使い方で、物事が調子よく運ぶことを意味します。

堅調と好調と順調の使い分け方

堅調と順調はどちらも物事の進行が安定しており問題のない状態を表しますが、前者は相場が徐々に上昇する傾向にあることも意味します。

一方、好調は物事の調子や具合などが良いことも意味します。そのため、堅調、好調、順調の三つの言葉を、より物事が上手い具合に運ばれる様子を表している順に並べると、好調>堅調≧順調となります。

これが、堅調、好調、順調の明確な違いです。

堅調の意味

堅調とは

堅調とは、しっかりしている調子であることを意味しています。

その他にも、証券用語として使われることで、相場が徐々に上昇する傾向にあることも意味します。

表現方法は「堅調を維持する」「堅調に推移する」「堅調な増加」

堅調を使った表現として、「堅調を維持する」「堅調に推移する」「堅調な増加」「堅調地合い」などがあります。

「堅調地合い」の意味

「堅調地合い」の「地合い」(読み方:じあい)とは相場の状態のことで、取引が活発に行われていて株価が上昇する傾向にある場合に「地合いが良い」と良います。

堅調の対義語

堅調の対義語・反対語としては、相場が下落の傾向にあることを意味する「軟調」があります。

堅調の類語

堅調の類語・類義語としては、手堅く確実なことを意味する「堅実」、物事が正常に機能してしっかりした状態にあることを意味する「健全」、誠実で正直なことを意味する「実直」、落ち着いて確実に物事を行うことを意味する「着実」などがあります。

好調の意味

好調とは

好調とは、物事の調子などが良いことを意味しています。

「絶好調」の意味

好調を使った言葉として、「絶好調」があります。これは、身体の具合や技などの調子が非常に良いことを意味する言葉で、対になる言葉に「絶不調」が存在します。

表現方法は「売れ行き好調」「好調に推移する」「好調な滑り出し」

また、好調を使った表現として、「売れ行き好調」「好調に推移する」「好調な滑り出し」「好調な業界」などがあります。ビジネス上でのやり取りで使われることの多い言葉ですが、日常会話でもよく使われます。

好調の対義語

好調の対義語・反対語としては、調子が乱れていることを意味する「乱調」、調子が悪いことを意味する「不調」、勢いや成績などが振るわないことを意味する「不振」があります。

好調の類語

好調の類語・類義語としては、身体に悪いところがなく丈夫なことを意味する「健康」、健康で元気なことを意味する「壮健」、身体が丈夫で健康な様子を意味する「達者」、好ましい状態であることを意味する「良好」などがあります。

順調の意味

順調とは

順調とは、物事が調子よく運ぶことを意味しています。

表現方法は「順調に行く」「順調です」「仕事は順調」

順調を使った表現として、「順調に行く」「順調です」「仕事は順調」「順調に進む」「順調に推移する」「順調にいかない」などがあります。ビジネスシーンにおける計画や数値などが思い通りに推移する場合にも、日常における他者との関係などにも使うことが出来る言葉です。

順調を意味する四字熟語

順調の意味を含んだ言葉として、「順風満帆」「円滑洒脱」があります。

一つ目の「順風満帆」とは、特に問題が起きることがなく、物事が思い通りに進んでいくことを意味する四字熟語で、船の帆が追い風を受けて、順調に進んでいくことが由来となった言葉です。

二つ目の「円滑洒脱」(読み方:えんかつしゃだつ)とは、角を立てることなく物事を順調に処理することを意味する四字熟語で、洒脱にはさっぱりしていることという意味があります。

順調の対義語

順調の対義語・反対語としては、順調ではないことを意味する「不順」、調子がでなくて盛り上がりに欠けることを意味する「低調」、物事が順調に捗らないことを意味する「逆調」があります。

順調の類語

順調の類語・類義語としては、すばらしく物事の調子がいいことを意味する「快調」、物事が滞らずすらすら運ぶことを意味する「円滑」があります。

堅調の例文

1.業績が堅調に推移したことによって、今後の事業拡大も見込まれている話を聞いた。
2.このご時世でも売り上げの堅調を維持できるのは、その企業の全社員の力によるものだろう。
3.景気の堅調な回復は今後も続くと予想されているが、実際国民は景気が良くなったとあまり感じていないだろう。
4.与党は地方の有力者頼みの選挙戦略のゆえに苦戦を強いられることが予想され、一方で全国的な組織である政党は比較的堅調に議席を獲得するとみられている。
5.弊社の新商品の売り上げは当初の伸び悩みが嘘のように堅調に増加していたので、わたしとしてもホッとしているところだ。
6.スマートフォンの売り上げの推移は一見堅調に見えていたが、バッテリーのトラブルなどの技術的な問題が浮上しつつあり、楽観視できない状況であった。
7.ここ最近は金相場は堅調な動きを示しているので、もしかしたら上がるかもしれないと思い、男はさらに買い足そうとしていた。
8.あの企業は株式市場の相場は悪いが、業績が堅調だったので、わたしはそれほど深刻には見ていないし、これからも株を持ち続けるつもりだ。

この言葉がよく使われる場面としては、堅実な調子であることを意味する時などが挙げられます。

どの例文の堅調も順調という言葉に置き換えて使うことが出来ますが、好調に置き換えて使うことはできません。

好調の例文

1.先日新商品が発売されてからSNSなどでも拡散されたのか、その商品の売れ行きは好調である。
2.新しく始められたプロジェクトは好調な滑り出しを切って、今後の展開が注目されている。
3.息子は今回絶好調だったのか、定期試験でどの教科も平均点より上の点数を取れてご満悦だ。
4.わたしは高校二年の二学期からすでに受験勉強を始めたので、全国模試の成績は好調な滑り出しを見せていたが、部活引退組の追い上げもあるので油断はできなかった。
5.80年代はバブル時代による好調な経済によって、国民の一人一人が夢を見ていたのかもしれないが、夢というのはいつかは覚めるものだ。
6.たまたまであるがブームにうまく乗れたおかげで、新商品のビッグから揚げ弁当の売れ行きが好調で、社長も心なしか機嫌がいいように見えた。
7.満を持して挑んだ試合では自分の思い通りに勝ち進み、あれよあれよのうちに決勝まで行ってしまい、まさに絶好調とはこういうことをいうのだと改めて思ったのだった。
8.退院してから一週間はもちろん万事好調というわけにはいかなかったけれど、なんとか仕事をこなして徐々に勘が取り戻していったという感じであった。

この言葉がよく使われる場面としては、物事が思い通りに上手くいくことを意味する時などが挙げられます。

例文2の「好調な滑り出しを切る」とは、物事の始まりが良い状態で始まったことを意味する表現です。

例文3の「絶好調」とは、身体の具合や技などの調子が非常に良いことを意味する言葉です。

順調の例文

1.友人カップルは付き合いが順調なようで、今月で交際を初めて3年が経つらしい。
2.転職してから前の会社の同僚と外食に行った時に、仕事は順調かと尋ねられて返事に詰まってしまった。
3.交通事故に遭った兄のリハビリは順調に進んでおり、どんどん快復に向かっている。
4.起業した当初はけっして順調というわけではなかったけど、それでも二か月で収益を上げることができたので自信を持つことができ、今でも続けられていると思う。
5.久々に会った友人にあいさつ代わりに仕事は順調かと聞くと、どうも様子がおかしかったので詳しく聞いてみるとどうやら仕事をクビになりそうだったのだ。
6.娘は先月からダイエットを始めて、順調に体重も体脂肪も落ちているのでなんかうれしくなったそうで、もっと本格的に体を鍛えたいと言っていた。
7.あいつは官僚として順調にキャリアを重ねていたのに、政争に巻き込まれて、すべての責任を取らされることになるのだからツイてないよね。
8.知り合いは独立してからも会社時代のつながりがあったので仕事は比較的順調で、このままいけば会社員時代よりももっと稼げると意気揚々としていた。

この言葉がよく使われる場面としては、滞りなく物事が運ぶことを意味する時などが挙げられます。

仕事や計画の進み具合だけでなく、人間同士の関係などにも使うことが出来る言葉で、堅調という言葉に置き換えて使うことが出来ますが、好調を使う場合にはより上手くいっている様子を表すためニュアンスが変化します。

堅調と好調と順調どれを使うか迷った場合は、安定した進行状態を表す場合は「堅調」を、普通より良い状態を表す場合は「好調」を、普通の進行状態を表す場合は「順調」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
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