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【時点】と【次点】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「じてん」という読み方の「時点」と「次点」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「時点」と「次点」という言葉は同音の言葉ですが、意味は大きく異なりますのでご注意下さい。




時点と次点の違い

時点と次点の意味の違い

時点と次点の違いを分かりやすく言うと、時点はある一点の時間を表現する時に使い、次点は二番目の人や点数を表現する時に使うという違いです。

時点と次点の使い方の違い

一つ目の時点を使った分かりやすい例としては、「今の時点では何も言うことができない」「退勤した時点ではお腹が減っていなかった」「6月時点で経済状態がどうなっているかによって引っ越しの話も左右される」などがあります。

二つ目の次点を使った分かりやすい例としては、「先日の選挙の次点者が繰り上げ当選となった」「応援しているチームは次点をキープしていた」「コーヒーの次点で紅茶が多く飲まれている職場らしい」などがあります。

時点と次点の使い分け方

時点と次点はどちらも点という漢字を含み、同じ読み方をする言葉ですが、意味は大きく異なります。

時点は、点という漢字が特に注目するべき箇所を表すため、時間の中でもある一点を指す場合に使われます。そのため、時点という言葉は「退勤した時点」など場面を限定するための描写や、「6月時点」などの具体的な日時と共に使われます。

一方の次点は、点という漢字が物事の評価を数値で表したものを指すため、すぐ後に続くような点数を意味する場合に使われます。ここから、得票数などを示す選挙などで最も票を獲得した者に次いだ票数となった二番目の人に対しても使われます。

つまり、時点は時間のある一点を意味する場合に使われる言葉で、次点は点数や順位において二番目であることや二番目の人を意味する場合に使われる言葉です。

時点と次点の英語表記の違い

時点を英語にすると「point in time」「point of time」などとなり、例えば上記の「今の時点」を英語にすると「At the current point in time」となります。

一方、次点を英語にすると「The runner‐up」となり、例えば上記の「次点者が繰り上げ当選となった」を英語にすると「The runner‐up was awarded the election.」となります。

時点の意味

時点とは

時点とは、時間の流れにおけるある一点を意味しています。

時点の読み方

時点は「じてん」という読み方をしますが、「ときてん」など別の読み方をすることはありません。

表現方法は「その時点で」「この時点で」「した時点で」

「その時点で」「この時点で」「した時点で」などが、時点を使った一般的な言い回しです。

時点の使い方

時点を使った分かりやすい例としては、「相手に手を上げた時点で負けだと思う」「彼が立候補を決めた、その時点で当選確実だろうと言われている」「この時点で既に間に合わないことが分かっている」などがあります。

その他にも、「話題の著書が発売から1か月時点で累計売上が100万部を超えたらしい」「最後に商品購入をしてから2年経った時点で自動的にポイントが消える」「どちらかが得点した時点で勝敗が決定するらしい」などがあります。

時点の点という漢字が、注目するべき箇所を表すことから、多くある時間の中でもある一点を指す場合に使われます。

上記例文の「手を上げた時点」「得点した時点」など言動を行ったタイミングや、「1か月時点」「2年経った時点」などの具体的な日時を指す時に使われることがほとんどです。

また、「その時点」や「この時点」のように指示語と共に使われる場合は、直前までの話のタイミングを指すため、どのような場合でも時点という言葉を使う時には、具体的な説明が必要となります。

時点の類語

時点の類語・類義語としては、何かをしたその極めて短い時間を意味する「瞬間」、定められた時刻を意味する「刻限」、おおよその時期や時刻を意味する「時分」、限りとして定められた時刻を意味する「時限」などがあります。

次点の意味

次点とは

次点とは、最も高い点数の次の点や人を意味しています。

次点の読み方

次点は「じてん」という読み方をしますが、「つぎてん」など別の読み方をすることはありません。

次点の使い方

次点を使った分かりやすい例としては、「次点の政治家が今回の選挙で当選することは終ぞなかった」「最終的に優勝次点という成績を残していた」「次点以下に大きな差をつけて堂々の第一位を飾った」などがあります。

一方、「辞退者がいれば次点が内定となるだろう」「白が人気だが次点で青が売れているらしい」「彼の好きな音楽はクラシック、次点で洋楽らしい」などの文中で使われている次点は、「二番目に評価されている候補」の意味で使われています。

次点の点という漢字は、物事の評価を数値で表したものを意味することから、最も高い点のすぐ後に続くような点数を指す場合に使われます。

上記例文の「次点の政治家」「次点以下に大きな差」などのように、数値が開示される選挙や試験などで多く使われています。

今日では、上記例文の「白が人気だが次点で青」「クラシック、次点で洋楽」などのように得点関係なしに当人の好みを順位付けした場合や、候補案の二番目に対しても使われ、ビジネスシーンから日常会話まで幅広く使われています。

次点の類語

次点の類語・類義語としては、最善に次ぐものを意味する「次善」、成績や地位などが二番目であることを意味する「次席」、地位などで最も優れた人や物の次に位置していることを意味する「二番手」などがあります。

時点の例文と使い方

1.4月末時点では多くの学生が講義に出席していたが、ゴールデンウイークを終えてからの講義では約半数まで減っていた。
2.資料作成日時点では発表されていなかった統計は、後から補足する形で紹介するしかないだろうとレジュメの再印刷を諦めた。
3.試験終了時点で名前を書いていなかったことに気が付き、試験官に手を挙げてその旨を知らせて名前を書かせてもらった。
4.商品を購入した時点では欲しい色を選択していたはずだが、実際に届いた商品は異なる色のものだった。
5.朝9時時点では雨が降っていなかったが午後6時には土砂降りとなっており、傘の貸出にあやかることとなった。

この言葉がよく使われる場面としては、時間の流れにおけるある一点などが挙げられます。

どの時点という言葉も、「4月末時点」や「作成日時点」など具体的な説明や表現と共に使われており、これら説明がない場合は使うことができません。

次点の例文と使い方

1.寿司や和食が好きだが次点で中華も好きで、ランチではよく近くの中華屋へと足を運んでいる。
2.他の候補者が辞退したことによって、次点者が繰り上げ当選したことはニュースで話題となっていた。
3.前回の選挙では当選者が次点以下の候補者に大きな差を付けていたが、今回の選挙では新たな候補者が支持を集めているようだ。
4.実際に使われたデザイン案は別のものだが、次点で選ばれたデザイン案は別場所のために転用されることとなった。
5.子どもたちに食べたいものを聞いて一番に挙がった店へと向かったが、長い時間待つと聞いて次点で挙がった店へと向かうことにした。

この言葉がよく使われる場面としては、最も高い点数の次の点や人などが挙げられます。

例文1や例文4、例文5のように点数が付けられるものではなく、二番目の候補として扱われる場合にも使われています。

時点と次点どちらを使うか迷った場合は、を表す場合は「時点」を、を表す場合は「次点」を使うと覚えておけば間違いありません。

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