【面映ゆい】と【こそばゆい】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「面映ゆい」(読み方:おもはゆい)と「こそばゆい」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「面映ゆい」と「こそばゆい」という言葉は、どちらも照れくさく感じることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「面映ゆい」と「こそばゆい」の違い

「面映ゆい」と「こそばゆい」の意味の違い

「面映ゆい」と「こそばゆい」の違いを分かりやすく言うと、「面映ゆい」とは褒められた時以外でも使える、「こそばゆい」とは褒められた時しか使えないという違いです。

「面映ゆい」と「こそばゆい」の使い方の違い

一つ目の「面映ゆい」を使った分かりやすい例としては、「みんなから褒められて面映ゆい」「彼氏と二人っきりになるのは面映ゆいです」「久々に元カノと再会して面映ゆい気持ちになりました」「着飾りすぎたので面映ゆいです」などがあります。

二つ目の「こそばゆい」を使った分かりやすい例としては、「お腹の周りがこそばゆい」「友人から褒められてこそばゆいです」「面と向かって名人などと言われてこそばゆい」などがあります。

「面映ゆい」と「こそばゆい」の使い分け方

「面映ゆい」と「こそばゆい」はどちらも照れくさく感じることを意味する言葉ですが、使い方に違いがあるので注意が必要です。

「面映ゆい」は褒められた時以外でも使えるのでとても幅広い範囲で使えるのに対して、「こそばゆい」は褒められた時しか使えないので、狭い範囲でしか使えないというのが違いになります。

「面映ゆい」と「こそばゆい」の英語表記の違い

「面映ゆい」を英語にすると「embarrassed」「awkward」「self-conscious」となり、例えば上記の「着飾りすぎたので面映ゆいです」を英語にすると「I am embarrassed because I am overdressed」となります。

一方、「こそばゆい」を英語にすると「ticklish」となり、例えば上記の「そのように褒められるのは少しこそばゆいです」を英語にすると「It makes me a bit ticklish to be praised like that」となります。

「面映ゆい」の意味

「面映ゆい」とは

「面映ゆい」とは、照れくさく感じることを意味しています。

表現方法は「面映ゆい思い出」「面映ゆい顔」「面映ゆい気持ち」

「面映ゆい思い出」「面映ゆい顔」「面映ゆい気持ち」などが、「面映ゆい」を使った一般的な言い回しになります。

「面映ゆい」の使い方

「面映ゆい」を使った分かりやすい例としては、「男同士で猫について語るのは少し面映ゆい」「久々に再会した友人がとても美人になっていたので面映ゆい気持ちになる」「下の名前で呼ばれると少し面映ゆい」などがあります。

「面映ゆい」は主に、褒められた時や恋愛などで恥ずかしくて相手の顔を見れない場合に使う言葉です。例を挙げるならば、普段全く褒めてくれない人が褒めてくれた場合や、好きな人との初めてのデートなどで使います。

「面映ゆい」は、悪いことをして恥ずかしい場合は使えないと覚えておきましょう。例を挙げるならば、「夜更かしして遅刻してしまったので面映ゆい」「怒りで周りが見えなくなり暴力を振るってしまって面映ゆい」などがあり、これらは間違った使い方です。

「面映ゆい」の由来

「面映ゆい」の由来は、顔のことを意味する「面」と眩しく感じることを意味する「映ゆ」が合わさったことです。この二つの言葉が合わさった眩しくて顔を向けられないという意味が転じて、照れくさいという意味で使われるようになりました。

「面映ゆい」の類語

「面映ゆい」の類語・類義語としては、自分の欠点や過失などを自覚して体裁悪く感じることを意味する「恥ずかしい」、決まりが悪いことや気恥ずかしいことを意味する「照れくさい」などがあります。

「こそばゆい」の意味

「こそばゆい」とは

「こそばゆい」とは、実力以上に評価されなどして照れくさいことを意味しています。その他にも、くすぐられたようなむずむずした感じであることの意味も持っています。

表現方法は「こそばゆい気持ち」「こそばゆい感じ」「こそばゆい思い」

「こそばゆい気持ち」「こそばゆい感じ」「こそばゆい思い」などが、「こそばゆい」を使った一般的な言い回しになります。

「こそばゆい」の使い方

「ベタ褒めされたのでとてもこそばゆい」「これだけ評価されるとこそばゆい感じがします」などの文中で使われている「こそばゆい」は、「実力以上に評価されなどして照れくさいこと」の意味で使われています。

一方、「朝日が眩しくて目の上がこそばゆい」「背中の辺りがとてもこそばゆい」などの文中で使われている「こそばゆい」は、「くすぐられたようなむずむずした感じであること」の意味で使われています。

「こそばゆい」は方言ではない

「こそばゆい」は方言のように聞こえますが、標準語になります。しかし、現代ではあまり使われない表現なので、馴染みがない人も多いでしょう。

「こそばい」「こちょばい」「こしょばい」は「こそばゆい」が由来

また、「こそばゆい」が由来となって、くすぐられたようなむずむずした感じであることの意味で「こそばい」「こちょばい」「こしょばい」などが、西日本の方言として使われるようになりました。

「こそばゆい」の類語

「こそばゆい」の類語・類義語としては、くすぐられるなど皮膚が刺激を受けてむずむずした感じがすることを意味する「くすぐったい」、体がむずむずするように痒いことを意味する「むず痒い」などがあります。

「面映ゆい」の例文

1.くじ引きで片思いしてる人と隣の席になったので、とても面映ゆい気持ちになりました。
2.みんなが居る前でバレンタインチョコを手渡ししてきたので、面映ゆいが少し嬉しかったです。
3.彼女と手を繋いでデートするのは初めてなので、少し面映ゆいです。
4.妻の愛妻弁当を昼休みにみんなに見せるのは、面映ゆい気持ちがあります。
5.昨日喧嘩した友人と自宅近くのコンビニで鉢合わせになり、面映ゆい気持ちになった。

この言葉がよく使われる場面としては、照れくさく感じることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「面映ゆい」は照れくさかったり、恥ずかしく感じた場合に使う言葉です。

「こそばゆい」の例文

1.褒められることになれていないので、こそばゆく感じて冷たい態度をとってしまいました。
2.いつも怒鳴られてばかりなので、たまに褒められるとこそばゆい気持ちになります。
3.それにしても門下生から先制ではなく師匠と呼ばれると、少しこそばゆい感じがします。
4.私には時々、足の裏がこそばゆい状態になる時があるが原因は分かりません。
5.背中がこそばゆい日々が長く続いたので、病院へ行くことにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、実力以上に評価されなどして照れくさいことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、くすぐられたようなむずむずした感じであることを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「こそばゆい」は実力以上に評価されなどして照れくさいこと、例文4と例文5の「こそばゆい」はくすぐられたようなむずむずした感じであることの意味で使っています。

「面映ゆい」と「こそばゆい」はどちらも照れくさく感じることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、褒められた時以外でも使えるのが「面映ゆい」、褒めれた時しか使えないのが「こそばゆい」と覚えておきましょう。

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