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【怪力乱神】と【悪鬼羅刹】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「怪力乱神」(読み方:かいりょくらんしん)と「悪鬼羅刹」(読み方:あっきらせつ)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「怪力乱神」と「悪鬼羅刹」という言葉は、どちらも「人知の及ばない現象や存在」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




怪力乱神と悪鬼羅刹の違い

怪力乱神と悪鬼羅刹の意味の違い

怪力乱神と悪鬼羅刹の違いを分かりやすく言うと、怪力乱神とは怪奇現象や不思議な出来事を表し、悪鬼羅刹とは恐ろしい化け物を表すという違いです。

怪力乱神と悪鬼羅刹の使い方の違い

一つ目の怪力乱神を使った分かりやすい例としては、「リアリストの私は迷信や怪力乱神を信じません」「世の中には科学が説明できない怪力乱神があります」「私は怪力乱神を語らずというポリシーを持っています」などがあります。

二つ目の悪鬼羅刹を使った分かりやすい例としては、「元カノに悪鬼羅刹のような顔で睨まれた」「悪鬼羅刹の形相で追いかけられた」「戦争は人々を悪鬼羅刹に変えてしまう」「復讐に燃える悪鬼羅刹の表情をのぞかせた」などがあります。

怪力乱神と悪鬼羅刹の使い分け方

怪力乱神と悪鬼羅刹という言葉は、どちらも人の領域を超えた不思議な現象や奇怪な存在を表しますが、意味や使い方には違いがあります。

怪力乱神とは、人の知識では理解することが出来ない、怪しく奇怪な現象や物事を意味します。「怪力乱神を語らず」とは、理屈では説明できないような現象や存在について語らないことであり、中国の思想家である「孔子」の言葉に由来することわざです。

悪鬼羅刹とは、人に悪いことをする化け物を意味し、あらゆる恐ろしい魔物のたとえとして用いられる言葉です。上記の例文にある「悪鬼羅刹の表情」とは、恐ろしい魔物のような怒りの感情の現れた顔つきを表しています。

つまり、怪力乱神は不思議な現象や出来事を表現することに対し、悪鬼羅刹は恐ろしい魔物という存在を表すことに、二つの言葉の違いがあります。

怪力乱神と悪鬼羅刹の英語表記の違い

怪力乱神を英語にすると「supernatural things」「unnatural phenomena」「spirits and demons」となり、例えば上記の「私は怪力乱神を信じません」を英語にすると「I do not believe in supernatural things」となります。

一方、悪鬼羅刹を英語にすると「man-eating fiend」「monster」となり、例えば上記の「悪鬼羅刹のような」を英語にすると「like a man-eating fiend」となります。

怪力乱神の意味

怪力乱神とは

怪力乱神とは、理屈では説明しきれないような、不思議な現象や存在を意味しています。

怪力乱神の読み方

怪力乱神の読み方は二通りあり、「かいりょくらんしん」の他に「かいりきらんしん」とも読みます。ただし、一説には「怪力」は「怪異」と「勇力」の意味であり、「かいりょく」と読む方が正しいとも言われています。

怪力乱神の使い方

怪力乱神を使った分かりやすい例としては、「旅の途中で怪力乱神を体験しました」「怪力乱神に迫るテレビ番組を観る」「怪力乱神を持つ程度の能力を備えている」「不可思議な怪力乱神を科学的に解明してみたい」などがあります。

その他にも、「彼は怪力乱神を語らずエビデンスを大事にします」「論語にいう怪力乱神を語らずは現代社会にも通じます」「怪力乱神を語らずというから噂話はしません」「祖父は怪力乱神を語らなかった」などがあります。

怪力乱神とは、奇怪なこと、力わざのこと、秩序を乱すようなこと、神秘なことを意味します。また、怪しく不思議で人知ではかり知れないもののことも表す四字熟語です。「怪」は不思議なこと、「力」は武勇伝や暴力、「乱」は道徳に反すること、「神」は普通の人が認知できない神霊を表します。

ことわざ「怪力乱神を語らず」の意味

怪力乱神を用いたことわざには「怪力乱神を語らず」があります。「怪力乱神を語らず」とは論語の一節に由来する言葉であり、怪しげなことや不確かなことは口にしないことを意味します。孔子は、怪談、武勇伝、倫理に背くこと、鬼神霊験について詳しく語ることがなかったと言われています。

怪力乱神の対義語

怪力乱神の対義語・反対語としては、特に変わっていないことを意味する「普通」、複雑でなく分かりやすいさまを意味する「単純明快」などがあります。

怪力乱神の類語

怪力乱神の類語・類義語としては、常識では理解できない不思議なさまを意味する「奇奇怪怪」、行動が自由自在で居所などの予測がつかないことを意味する「神出鬼没」、事情などが込み入っていて怪しく不思議なさまを意味する「複雑怪奇」などがあります。

悪鬼羅刹の意味

悪鬼羅刹とは

悪鬼羅刹とは、人に害を及ぼすような、非常に恐ろしい化け物を意味しています。

悪鬼羅刹の読み方

悪鬼羅刹の読み方は「あっきらせつ」です。「あっきらさつ」と読むこともありますが、一般的には「あっきらせつ」と読まれています。

悪鬼羅刹の使い方

悪鬼羅刹を使った分かりやすい例としては、「彼の残酷な攻撃性は悪鬼羅刹のようだ」「地獄には悪鬼羅刹や魑魅魍魎がいるのだろう」「その姿はまるで悪鬼羅刹のようであった」「この世にはびこる悪鬼羅刹どもを退治してやる」などがあります。

その他にも、「戦争は人々を悪鬼羅刹にしてしまいます」「悪鬼羅刹よりも人間の方が恐ろしいものです」「彼の顔が一瞬、悪鬼羅刹のように見えた」「英語の先生が悪鬼羅刹の如く怒り始めた」などがあります。

悪鬼羅刹の「悪鬼」は祟りをする恐ろしい妖怪、「羅刹」はインド神話の悪魔のことで、夜ごとに墓場で供え物を乱したり人肉をくらうと言われています。悪鬼羅刹とは、あらゆる恐ろしい魔物や、人に害を与える恐ろしい化け物を意味する四字熟語です。

表現方法は「悪鬼羅刹のように」「悪鬼羅刹の如く」

悪鬼羅刹という言葉は、怖いものや恐ろしいものの比喩表現として使われることが多い言葉です。「悪鬼羅刹のように」「悪鬼羅刹の如く」などの言い回しで用いられています。

悪鬼羅刹の対義語

悪鬼羅刹の対義語・反対語としては、極めてありふれた平凡な人間を意味する「張三李四」、何の特徴も変わった点もないさまを意味する「平々凡々」などがあります。

悪鬼羅刹の対類語

悪鬼羅刹の類語・類義語としては、人に害を与える化け物の総称を意味する「魑魅魍魎」(読み方:ちみもうりょう)、悪人たちがはびこり勝手気ままに悪事をはたらくことを意味する「百鬼夜行」、人知を超えた不思議な現象を引き起こす化け物を意味する「妖怪変化」などがあります。

怪力乱神の例文

1.科学者である父は怪力乱神を語らずで、根拠のない話はしようとしなかった。
2.誰が言ったが知らないが、怪力乱神を語らずとは全くその通りだと思います。
3.なぜ彼は怪力乱神を語らずのスタンスでいるのか、理由を知っていますか。
4.儒教は怪力乱神を語らずと超自然を用いた話を抑制しましたが、英語圏にはそのような宗教がありません。
5.神仏や魑魅魍魎など怪力乱神の類の話は大好きなのですが、なかなか聞く機会がありません。

この言葉がよく使われる場面としては、理性では説明がつかないような不思議な存在や現象を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文4にあるように、怪力乱神という言葉は「怪力乱神を語らず」の言い回しで使用されることが多い言葉です。

悪鬼羅刹の例文

1.悪鬼羅刹や魑魅魍魎が跋扈する世の中では、うまく立ち回って生きていくしかないだろう。
2.通り魔事件を起こした悪鬼羅刹のような犯人は、極刑に処されるべきです。
3.ギャンブルで負け続きの友人は、悪鬼羅刹の如き眼差しでパチンコ台に向かいました。
4.森の奥にそびえ立つ古城には、悪鬼羅刹の指輪があると伝えられています。
5.ヤンキーだった兄は、悪鬼羅刹と書かれた特攻隊の服を自慢げに着ていました。

この言葉がよく使われる場面としては、あらゆる恐ろしい魔物を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文3の悪鬼羅刹は、比喩表現として用いられ、言動や様子が人に害を及ばす恐ろしい化け物のようであることを表しています。

怪力乱神と悪鬼羅刹という言葉は、どちらも「人知の及ばない現象や存在」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、怪奇現象や不思議な出来事を表現したい時は「怪力乱神」を、恐ろしい化け物を表現したい時は「悪鬼羅刹」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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