フリマアプリ「メルカリ」で、購入者さん側が購入した商品をキャンセルしたい場合、または出品者さん側がなんらかの理由で取り引きをキャンセルしたい場合に使えるメッセージのテンプレート例文です。
メルカリでは、一度購入した商品のキャンセルは、基本的には出来ません。取り引きが成立してしまった商品についてのキャンセルは、無用なトラブルの原因になることもありますし、場合によってはメルカリ事務局からなんらかのペナルティーを受けることもあります。
しかし、やむを得ない事情により、どうしても購入した商品をキャンセルしたい場合や、売ってしまった商品の取り引きをキャンセルしたい場合もあります。
取り引きのキャンセルをしたい場合は、すぐに相手側へメッセージを送り、キャンセルをしたいことを連絡しましょう。その際、丁寧な謝罪と明確な理由を相手に伝えることが大切です。
取り引きをしている相手にキャンセル希望を伝える際に使えるメッセージのテンプレート例文を「購入者さん側」と「出品者さん側」に分けて紹介します。
どのような内容を書けば良いのか分からない方や他の方の内容が気になる方はこのページの情報を参考にしてみてください。
購入者さん側から送るキャンセル依頼例文
購入者さん側から送るキャンセル依頼例文は以下の3つです。
支払いが出来なくなった場合
家族の病気や怪我、仕事の付き合いなどにより、予定以上の出費が重なることもあります。そのせいで、購入した商品に対しての支払いが難しくなってしまった場合、こちらの例文を参考にしてください。
出品者さん側から考えても、支払いがされない商品の取り引きをいつまでも続けていくより、双方合意の上でキャンセルをして商品を再出品する方が得策です。
購入者さんは、支払いが出来ないとわかった時点で、早めに出品者さんに連絡をするようにしましょう。
購入者さん側からキャンセルの手続きをする場合、取り引き画面の一番下に表示される「この取り引きをキャンセルする」というボタンから申請をすることが可能です。
購入者さん側のキャンセル申請の画面は、出品者さん側が設定している「発送までの日数」を過ぎても商品が発送されない場合に表示されるようになっています。キャンセル申請の画面が表示されるまで待ってから手続きをするようにしましょう。
また、キャンセル申請の画面が表示されていない状態でも、双方の合意があれば、メルカリの事務局に連絡をすることで取り引きのキャンセルをしてもらうことが可能です。
キャンセルの際には、詳しいキャンセル理由を記入することが必要です。記入した理由は、出品者さん側にも伝わります。商品代金の支払いが難しくなったこと、出品者さん側からもキャンセルの合意を得ていることを記載すると、メルカリ事務局側からの対応もスムーズに進みます。
商品の発送がされない場合
購入商品によっては、その商品を使いたい日が決まっている場合もあります。会社で行う忘年会の景品であったり、子供の学校行事で使うものであったり、理由は様々です。
もちろん購入者さん側は、商品ページに記載されている「発送までの日数」を確認した上で購入を決めていることがほとんどです。
しかし、出品者さん側になんらかの事情があり、「発送までの日数」を過ぎても商品の発送がされないこともあります。
そういった場合は、購入者さん側から出品者さん側へ「発送予定日」を過ぎてしまっていることや「○日に使いたかったけれど、もう間に合わないので」などの理由をはっきりと説明して、キャンセル希望の連絡をしましょう。
出品者さん側からの同意を得られたら、取り引き画面の一番下に表示される「この取り引きをキャンセルする」というボタンからキャンセルをします。
または、出品者さん側と購入者さん側の合意があれば、メルカリの事務局に連絡をすることで取り引きのキャンセルをしてもらうことも可能です。
キャンセルの際には、詳しいキャンセル理由を記入することが必要です。記入した理由は、出品者さん側にも伝わります。出品者さん側の商品発送が予定よりも遅れたこと、出品者さん側からもキャンセルの合意を得ていることを記載すると、メルカリ事務局側からの対応もスムーズに進みます。
間違って購入してしまった場合
購入者さん側が間違って商品を購入してしまった場合のキャンセルは、基本的には出来ません。購入者都合のキャンセルは、トラブルの原因にもなりますし、場合によっては出品者さん側から悪い評価がついたり、メルカリ事務局からペナルティーを受けたりする可能性もあります。
しかし、出品者さん側とこまめに連絡を取っている場合や、親しくお取り引きをしている間柄であった場合、出品者さん側が購入キャンセルに同意してくれることもあります。
キャンセルをしたい場合は、キャンセル理由を明らかにして、丁寧な謝罪と共に、出品者さん側に早めの連絡をするようにしましょう。
また、購入者さん側の都合によるキャンセルの場合、出品者さん側がすでに商品を発送してしまっている場合もあります。その場合は、出品者さん側へ商品の返品が完了してから、キャンセルの手続きを進めるようにしましょう。
出品者さん側のキャンセルへの同意と商品の返品が済んだら、メルカリの事務局に連絡をして取り引きのキャンセルをしてもらいます。
もちろん、出品者さん側がキャンセルに同意しない場合もあります。その際は、そのまま商品を購入するか、メルカリの事務局まで問い合わせをして相談をするようにしましょう。
あまりに強引な購入キャンセルは、メルカリの事務局側から注意や連絡制限などのペナルティーを受ける場合もあるので注意しましょう。
出品者さん側から送るキャンセル依頼例文
出品者さん側から送るキャンセル依頼例文は以下の3つです。
商品に不備が見つかった場合
商品の取り引きが完了し、あとは発送するだけという状態になった時、出品者さんが商品の不具合などに気が付く場合もあります。または、なんらかの理由で発送前に商品が壊れてしまったり、使えなくなってしまったりすることもあります。
そういった場合は、気付いた段階で購入者さんにメッセージから連絡をするようにしましょう。丁寧な謝罪と共に、商品の現在の状態を詳しく説明することが大切です。
商品の現状を説明した上で、それでも購入をするか、キャンセルをするか、購入者さん側に尋ねてみるのもひとつの手段です。
出品者さん側と購入者さん側の双方でキャンセルについて合意がされている場合、出品者さん側は、常時、取り引き画面の一番下に「キャンセル申請」の画面が表示されているので、いつでも対応が出来ます。
キャンセルの際には、詳しい理由を記入することが必要です。出品者さん側の都合であること、商品がお取り引きできる状態ではなくなってしまったことなどを明確に記入してキャンセルの申請をしましょう。
キャンセル理由は、購入者さん側にも伝わります。購入者さん側が見ても不快に思わないような説明をするように心掛けましょう。
支払いがされない場合
商品の取り引きが完了した後、なかなか購入者さん側が代金を支払ってくれない場合もあります。支払い予定日を過ぎても連絡がない時は、取り引きのキャンセルをするのもひとつの手段です。
その際、上記のようなメッセージを送って、購入者さん側にキャンセルをしたいことを伝えるようにしましょう。無言でのキャンセルは、不必要なトラブルの原因になる可能性もあります。
出品者さん側は、常時、取り引き画面の一番下に「キャンセル申請」の画面が表示されているので、いつでも対応が出来ます。いつまでたっても、代金の支払いがされない場合は、キャンセルの手続きを進めましょう。
キャンセルの際には、詳しい理由を記入することが必要です。購入者さん側からの支払いがされないことを説明して、キャンセルの申請をします。
キャンセル理由は、購入者さん側にも伝わりますので、それを踏まえた上で理由の記載をするようにします。
商品の在庫がない場合
メルカリでは、商品の二重出品は禁止されています。しかし、長い間売れなかった商品を、うっかりもう一度出品してしまったり、商品ページを非公開にするのを忘れて、同じ商品の販売ページを作ってしまったりすることもないとは言い切れません。
そうした手違いにより、手元に発送できる商品がない場合は、そのことを購入者さん側にきちんと説明して謝罪することが大切です。購入者さんに謝罪をした上でキャンセルの同意をもらい、速やかにキャンセル手続きを進めるようにしましょう。
出品者さん側は、常時、取り引き画面の一番下に「キャンセル申請」の画面が表示されているので、いつでも対応が出来ます。
キャンセルの際には、詳しい理由を記入することが必要です。出品者側に手違いがあったこと、商品が手元にないことなどをしっかりと説明して、キャンセルの申請をしましょう。
キャンセル理由は、購入者さん側にも伝わりますので、それを踏まえた上で記載するようにします。