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【以上をもちまして】と【これをもちまして】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「以上をもちまして」(読み方:いじょうをもちまして)と「これをもちまして」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「以上をもちまして」と「これをもちまして」という言葉は、どちらも終わりの時期を示すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「以上をもちまして」と「これをもちまして」の違い

「以上をもちまして」と「これをもちまして」の意味の違い

「以上をもちまして」と「これをもちまして」の違いを分かりやすく言うと、「以上をもちまして」よりも「これをもちまして」の方がやや一般的に使われているという違いです。

「以上をもちまして」と「これをもちまして」の使い方の違い

一つ目の「以上をもちまして」を使った分かりやすい例としては、「以上をもちまして定例会は終了とさせていただきます」「以上をもちしまして本日の会議を終了いたします」「以上をもちまして午前の部を終了といたします」などがあります。

二つ目の「これをもちまして」を使った分かりやすい例としては、「これをもちまして本日の会議を終了といたします」「これをもちまして閉会といたします」「これをもちまして終わりの挨拶といたします」などがあります。

「以上をもちまして」と「これをもちまして」の使い分け方

「以上をもちまして」と「これをもちまして」はどちらも終わりの時期を示すことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「以上をもちまして」よりも「これをもちまして」の方がやや一般的に使われているという点です。

ただし、どちらも使われている日本語なので、基本的に好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

「以上をもちまして」と「これをもちまして」の英語表記の違い

「以上をもちまして」も「これをもちまして」も英語にすると「with this」となります。

「以上をもちまして」の意味

「以上をもちまして」とは

「以上をもちまして」とは、終わりの時期を示すことを意味しています。

「以上を持ちまして」は誤用

「以上をもちまして」を漢字にして、「以上を持ちまして」とするのは誤用です。基本的にはひらがなで記載するようにしましょう。

「以上をもちまして」の使い方

「以上をもちまして」を使った分かりやすい例としては、「以上をもちまして質疑応答を終了とさせていただきます」「以上をもちまして本日のイベントは終了とさせていただきます」「以上をもちまして第一部を終了といたします」などがあります。

「以上をもちまして」は、それより前に述べたことを意味する「以上」に、区切りや限界を示すことを意味する「もって」を丁寧にした「もちまして」が合わさり、終わりの時期を示すことの意味で使われている言葉です。

「以上をもちまして」は会議やイベントなどが終わる際に、終了の合図として使うのが一般的になります。そのため、「以上をもちまして終了といたします」「以上をもちまして閉会といたします」などの言い回しで使われていることが多いです。

「以上をもちまして」は誤用だが一般的に使われている

「以上をもちまして」は厳密に言えば誤用です。なぜなら、「以上」は「これをもって」と同義語なので、「乗馬に乗る」「頭痛が痛い」などと同じような表現になっています。したがって、正しい日本語にするのであれば「以上で会議を終了いたします」などになります。

ただし、「以上をもちまして」は広く一般的に使われている言い回しなので、使用しても問題ない許容されている日本語と覚えておきましょう。

「以上をもちまして」の類語

「以上をもちまして」の類語・類義語としては、これで終わることを意味する「終了いたします」があります。

「これをもちまして」の意味

「これをもちまして」とは

「これをもちまして」とは、終わりの時期を示すことを意味しています。

「これを持ちまして」は誤用

「これをもちまして」を漢字にして、「これを持ちまして」とするのは誤用です。基本的にはひらがなで記載するようにしましょう。

「これをもちまして」の使い方

「これをもちまして」を使った分かりやすい例としては、「これをもちまして閉式といたします」「これをもちまして午後の部を終了といたします」「これをもちまして研修会を終了とさせていただきます」などがあります。

「これをもちまして」は、話し手がいま話題にしたばかりのことを意味する「これを」に、区切りや限界を示すことを意味する「もって」を丁寧にした「もちまして」が合わさり、終わりの時期を示すことの意味で使われている言葉です。

「これをもちまして」は終了の合図として使うのが一般的

「これをもちまして」は会議やイベントなどが終わる際に、終了の合図として使うのが一般的になります。そのため、「これをもちまして終了といたします」「これをもちまして閉会といたします」などの言い回しで使われていることが多いです。

また、「これをもちまして」は丁寧な表現でもあるので、ビジネスシーンなどのかしこまった場面でも使うことができると覚えておきましょう。

「これをもちまして」の類語

「これをもちまして」の類語・類義語としては、終わることを意味する「これで終わります」があります。

「以上をもちまして」の例文

1.以上をもちまして第二部を終了いたします。第3部は16時頃のスタートを予定しておりますので、それまでにご着席ください。
2.以上をもちまして講習会を終了とさせていただきます。皆様最後までご参加いただきありがとうございました。
3.以上をもちましてラストオーダーとさせていただきます。
4.以上をもちまして新入生歓迎会をお開きとさせていただきます。
5.以上をもちまして午後の部を終了といたします。本日はご参加いただきありがとうございました。

この言葉がよく使われる場面としては、終わりの時期を示すことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「以上をもちまして」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「これをもちまして」の例文

1.これをもちまして閉会の辞といたします。ご参加ありがとうございました。
2.これをもちまして年内の営業は終了となります。本年も当店をご愛顧いただきありがとうございました。
3.これをもちしまして本大会を終了とさせていただきます。
4.これをもちまして本日の二次会はお開きとさせていただきます。
5.これをもちまいて本日のセミナーを終了といたします。ご参加いただきありがとうございました。

この言葉がよく使われる場面としては、終わりの時期を示すことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「これをもちまして」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「以上をもちまして」と「これをもちまして」はどちらも終わりの時期を示すことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、基本的に好きな方を使って問題ないと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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