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【悪名】と【汚名】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「悪名」(読み方:あくめい)と「汚名」(読み方:おめい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「悪名」と「汚名」という言葉は、どちらも「悪い評判」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




悪名と汚名の違い

悪名と汚名の意味の違い

悪名と汚名の違いを分かりやすく言うと、悪名とは人だけでなく場所や物の悪い評判も表し、汚名とは人の悪い評判のみを表すという違いです。

悪名と汚名の使い方の違い

一つ目の悪名を使った分かりやすい例としては、「悪名を着せられ婚約破棄されてしまった」「学校一の問題児として悪名を馳せる」「ここは悪名高い罪人の流刑地でした」「歌舞伎町は悪名高い繁華街です」などがあります。

二つ目の汚名を使った分かりやすい例としては、「ライバルに汚名を着せる」「自分のいわれなき汚名をすすぐ」「父の汚名を晴らすために奮闘する」「決勝点となる勝ち越しシュートで汚名返上した」などがあります。

悪名と汚名の使い分け方

悪名と汚名という言葉は、どちらも人の人格や言動などに対する否定的な評判を表すマイナスイメージの言葉ですが、意味や使い方には違いがあります。

悪名とは、悪い評判を意味します。「問題児として悪名を馳せる」のように、人に対して使用されることがありますが、「悪名高い繁華街」のように場所や物に対して用いられることもある言葉です。

汚名とは、不名誉な評判を意味し、周囲の人に良くない評判を持たれてしまうことを表します。「ライバルに汚名を着せる」「父の汚名」のように、もっぱら人に関して使用する言葉であり、場所や物に用いられることはありません。

つまり、悪名と汚名の違いは使用する対象にあります。悪名は人だけでなく場所や物に対しても使用できますが、汚名は人に対してのみ用いられています。二つの言葉はほぼ同じ意味を持ちますが、使い方には注意してください。

悪名と汚名の英語表記の違い

悪名を英語にすると「notoriety」「bad reputation」「bad name」となり、例えば上記の「悪名を着せられる」を英語にすると「be given a bad name」となります。

一方、汚名を英語にすると「dishonor」「disgrace」「stigma」となり、例えば上記の「汚名を着せる」を英語にすると「fasten a stigma upon one」となります。

悪名の意味

悪名とは

悪名とは、悪い評判、よからぬ噂を意味しています。

悪名の読み方

悪名の読み方には二通りあり、「あくめい」の他に「あくみょう」とも読みます。悪名と読む場合には、「悪い評判」だけでなく「悪事を働いた者」の意味も持ちます。

悪名の使い方

悪名を使った分かりやすい例としては、「シリアルキラーとして悪名を馳せる」「悪名高い受験英語が意外と役に立っています」「悪名高い領主に嫁ぐことになりました」「悪名は無名に勝るという考えもあります」などがあります。

その他にも、「アムステルダムの悪名高い歓楽街に足を踏み入れる」「近所に悪名高いペットショップがあります」「凶悪なギャングとなり悪名を轟かせる」「悪名を残すために犯行に及ぶ」「悪名を馳せることで影響力を得ようとしている」などがあります。

悪名とは、悪い評判や良からぬ噂を意味します。悪いことをして人から良くない評価を受けたり、人が流した噂などが広まって周囲の人から悪いイメージを持たれてしまうことです。悪名の「名」は、世に知られた名前や評判を表す漢字です。

ことわざ「悪名は無名に勝る」の意味

悪名を用いたことわざには「悪名は無名に勝る」があります。「悪名は無名に勝る」とは、世に知られるきっかけが悪評であったとしても、世間に全く知られていない状態よりは有利であることを意味します。世に知られることの重要さを示唆することわざです。

悪名の対義語

悪名の対義語・反対語としては、名誉ある評判を意味する「名声」などがあります。

悪名の類語

悪名の類語・類義語としては、悪い評判や悪口を意味する「悪声」、悪い評判が定着していることを意味する「札付き」、その人の名誉や人格を傷つけるようなよくない噂を意味する「醜聞」などがあります。

汚名の意味

汚名とは

汚名とは、悪い評判、不名誉な評判を意味しています。

汚名の使い方

汚名を使った分かりやすい例としては、「謂われなき汚名をそそぐ」「歴史上の人物の汚名をすすぐ」「今日の勝負で汚名返上してやる」「汚名を晴らす絶好の機会だ」「思わぬ汚名を着せられることになった」などがあります。

その他にも、「汚名を晴らすべく法廷に立つ」「汚名返上の投球で勝利した」「作り話で汚名を着せるなんて卑怯だ」「今回も汚名をすすぐことができなかった」「漢字のテストで満点をとって汚名をそそぐつもりだ」などがあります。

汚名の「汚」は訓読みで「けがす」「よごす」と読み、清らかさが損なわれて汚れた状態になること、名誉や誇りに傷がつくことを表します。評判や名声を表す「名」と結びつき、汚名とは、悪い評判や不名誉なことを意味します。

「汚名返上」の意味

汚名を用いた四字熟語には「汚名返上」があります。汚名返上とは、新たな成果を挙げて悪い評判を退けることを意味します。似た意味で使われる言葉に「汚名挽回」があります。汚名挽回はもともと汚名挽回の誤用でしたが、現在では「汚名を着せられる以前に戻すこと」の意味で使用されています。

汚名の対義語

汚名の対義語・反対語としては、よい評判や名声を意味する「美名」などがあります。

汚名の類語

汚名の類語・類義語としては、名誉が傷つくことや面目を失うことを意味する「不面目」、その人の属する社会や仲間の名誉を傷つけることを意味する「面汚し」、名誉をきずつけられることを意味する「名折れ」などがあります。

悪名の例文

1.世を騒がせるハッカーたちを駆り立てるのは、悪名を馳せることへの渇望だろう。
2.歴史に悪名を残す裁判が映画化されることになり、巷で話題になっています。
3.この動画編集ソフトについて悪名もあったが、手頃な値段だったので試してみることにした。
4.悪名は無名に勝るとはいうけれど、私は悪事を働いてまで有名になりたいとは思いません。
5.大学を卒業した甥っ子が悪名高いブラック企業に就職したので心配しています。

この言葉がよく使われる場面としては、悪い噂や評判、悪評を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、悪名の慣用的な言い回しには「悪名を馳せる」「悪名を残す」「悪名高い」などがあります。「悪名を馳せる」とは、悪い評判が世間に知れ渡っている状態を意味します。「悪名高い」とは、世間一般に悪い評判があることを意味します。

汚名の例文

1.昨年はスランプでいまいちの成績でしたが、今年は汚名返上の年にしたいです。
2.亡き父の汚名をそそぐため、冤罪を晴らし無実を証明するつもりです。
3.残念なことに、日本はいまだ英語が通じない国という汚名を晴らせないままでいます。
4.懲戒解雇を受けると、社会的汚名を背負うことになり転職しづらくなります。
5.パワハラ上司という汚名を着せられないように、部下とは信頼関係を築くようにしています。

この言葉がよく使われる場面としては、不名誉、悪い評判を表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、汚名の慣用的な言い回しには「汚名をそそぐ」「汚名を晴らす」「汚名を着せる」などがあります。「汚名をそそぐ」とは、漢字で「汚名を雪ぐ」と書き、不名誉な評判や悪評を振り払うことを意味します。「汚名をすすぐ」「汚名を晴らす」と言い換えることができます。

悪名と汚名という言葉は、どちらも「悪い評判」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、人や場所あるいは物に対する悪い評判を表現したい時は「悪名」を、人に対する悪い評判を表現したい時は「汚名」を使うようにしましょう。

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