【ご記入してください】と【ご記入ください】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「ご記入してください」(読み方:ごきにゅうしてください)と「ご記入ください」(読み方:ごきにゅうください)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ご記入してください」と「ご記入ください」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「ご記入してください」と「ご記入ください」の違い

「ご記入してください」は「ご記入ください」の間違い

「ご記入してください」と「ご記入ください」の違いを分かりやすく言うと、「ご記入してください」とは「ご記入ください」の間違った使い方、「ご記入ください」とは所定の用紙などに書き入れてほしいとお願いすることです。

「ご記入してください」は誤字

一般的には「ご記入してください」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「ご記入ください」のことを間違えて「ご記入してください」を使っている人がほとんどです。

「ご記入ください」は正しい日本語

正しい言葉である「ご記入ください」を使った分かりやすい例としては、「お問合せの際は下記のフォームにご記入ください」「こちらにお名前とお電話番号をご記入ください」「こちらのページにご記入くださいますと幸いです」「こちらにご記入ください」などがあります。

「ご記入ください」という言葉はあっても、「ご記入してください」という言葉は存在しません。同時に「ご記入ください」という単語の意味について「所定の用紙などに書き入れてほしいとお願いすること」と覚えておきましょう。

「ご記入ください」の英語表記

「ご記入ください」を英語にすると「fill out」となり、例えば上記の「こちらにご記入ください」を英語にすると「Fill this out please」となります。

「ご記入してください」の意味

「ご記入してください」とは

「ご記入してください」とは、「ご記入ください」の間違った使われ方です。

「ご記入してください」が間違っている理由

「ご記入してください」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「ご記入ください」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「ご記入してください」と「ご記入ください」を間違ってしまう理由としては、より丁寧に表現しようとして、誤った敬語表現を使ってしまっているのが原因です。

ではなぜ「ご記入してください」が間違った言葉かというと、「ご〇〇する」という言い回しが謙譲語であるのに、「してください」を使用して相手の行為対して使ってしまっているというのが理由になります。

謙譲語は自分の行動を相手よりも下の立場として表現することにより相手への敬意を示すことを意味しているので、自分の行為を謙った場合に使う言葉なのです。そのため、相手の行為対して使いたいのであれば尊敬語が適切になります。

したがって、より丁寧に表現したいのであれば、「ご記入くださいませ」「ご記入いただけますか」「ご記入お願い申し上げます」などを使うようにしましょう。

「ご記入ください」の意味

「ご記入ください」とは

「ご記入ください」とは、所定の用紙などに書き入れてほしいとお願いすることを意味しています。

「ご記入ください」の読み方

「ご記入くださいますようお願いいたします」「ご記入くださいませ」などが、「ご記入ください」を使った一般的な言い回しになります。

「ご記入ください」の使い方

「ご記入ください」を使った分かりやすい例としては、「必要事項をご記入くださいますようお願い申し上げます」「受付でお名前をご記入ください」「必ずボールペンなどの消えないものでご記入ください」「アンケート用紙を添付しましたのでご記入ください」などがあります。

「ご記入ください」は所定の用紙などに書き入れるっことを意味する「記入」に、接頭語の「ご」と、くれの尊敬語の「ください」が合わさり、所定の用紙などに書き入れてほしいとお願いすることの意味で使われている言葉です。

「ご記入ください」は丁寧な表現なので、ビジネスシーンにおいて目上の人に対して使うことができますが、「ください」という命令形を使用しているのでやや敬意に欠けている部分もあります。

そのため、社外の人やより位の高い上司などのよりかしまった場面では、「ご記入くださいますようお願いいたします」「ご記入くださいませ」などのように、さらに丁寧な表現を使うようにしましょう。

「ご記入ください」の特徴

「ご記入ください」は口語と文語どちらでも使うことができるというのが特徴です。

例えば、受付で名前を書いてもらいたい場合は直接口頭で「こちらにご記入ください」のように使います。また、ウェブお問い合せフォームにおいて記入してほしい場合は、ウェブサイト上に「下記のフォームにご記入ください」のように使います。

「お手数ですがご記入くださいますようお願い申し上げます」「大変恐縮ですがご記入くださいますようお願いいたします」などのように、クッション言葉とセットで使うことで相手により良い印象を与えることも可能です。

クッション言葉とは、伝えたい本題に入る前に一言添えて気遣いを示す言葉のことを意味しています。

「ご記入ください」の類語

「ご記入ください」の類語・類義語としては、記入してもらえるようにお願いすることを意味する「ご記入いただけますか」、書いてほしいとお願いすることを意味する「お書きください」などがあります。

「ご記入してください」の例文

1.「ご記入してください」という言葉は存在しないので、おそらく「ご記入ください」の言い間違いだろう。
2.「ご記入ください」という言葉は所定の用紙などに書き入れてほしいとお願いすることで、「ご記入してください」という言葉はない。
3.「ご記入してください」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.下記をご参考にご記入してくださいという言葉を使う人はいるが、正しくは下記をご参考にご記入くださいです。
5.こちらに生年月日をご記入くださいという言葉はあるが、こちらに生年月日をご記入してくださいという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「ご記入ください」という言葉を間違えて「ご記入してください」と表現している時などが挙げられます。

「ご記入してください」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「ご記入ください」を間違えて使っている可能性が高いです。

「ご記入してください」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「ご記入してください」ではなく、「ご記入ください」と表現するのが正しい使い方になります。

「ご記入ください」の例文

1.お忙しいところ大変恐縮ですが、アンケートページを作成しましたので、ご記入ください。
2.下記の申込書に必要事項をご記入ください。また、お手数ですが今月末までに総務課窓口へご提出ください。
3.本番組についてご意見、ご感想などがございましたら、ご自由にご記入ください。
4.お手数ですが、こちらにお名前、生年月日、ご住所、電話番号をご記入ください。
5.何かご意見やご要望がございましたら、以下の欄にご記入ください。

この言葉がよく使われる場面としては、所定の用紙などに書き入れてほしいとお願いすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ご記入ください」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「ご記入してください」と「ご記入ください」どちらを使うか迷った場合は、「ご記入してください」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「ご記入ください」を使うようにしましょう。

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