【バレーボール】と【ビーチバレー】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「バレーボール」と「ビーチバレー」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「バレーボール」と「ビーチバレー」という言葉は、「ネット越しにボールを打ち合うスポーツ」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




バレーボールとビーチバレーの違い

バレーボールとビーチバレーの違いを分かりやすく言うと、バレーボールは屋内で行われる競技を表現する時に使い、ビーチバレーは砂浜で行われる競技を表現する時に使うという違いです。

一つ目のバレーボールを使った分かりやすい例としては、「将来はバレーボール選手になりたいと思っていた」「学生時代はバレーボールの授業が一番好きだった」「一度男女混合でバレーボールを行ったことがある」などがあります。

二つ目のビーチバレーを使った分かりやすい例としては、「サークルで海に行く時、ビーチバレー大会を催すことになった」「ビーチバレーは足が砂に取られるため体幹が必要なのではないだろうか」「ビーチバレーの方が体力を使いそうだ」などがあります。

バレーボールとビーチバレーはどちらも、ボールを地面に落とさないように、ネット越しにボールを打ち合うスポーツですが、行われる場所やルールが異なります。

バレーボールは、チームの人数は6人が主流であり、25ポイント先取の5セットマッチ、先に3セット獲得したチームが勝利というルールの競技です。ビーチバレーに対して「インドアバレー」と呼ばれますが、屋内だけでなく屋外で行われていたこともあります。

一方のビーチバレーは、砂浜に設置されたコートで、二人一組となって対戦するバレーボールを指し、バレーボールから派生した競技です。チームの人数は2人、21ポイント先取の3セットマッチ、先に2セット獲得したチームが勝利というルールの競技です。

つまり、バレーボールは屋内で行われる競技を指し、ビーチバレーは砂浜で行われる競技を指すという違いがあり、その他にもルール面に違いがあります。

バレーボールを英語にすると「volleyball」となり、例えば上記の「バレーボール選手」を英語にすると「a volleyball player」となります。

一方、ビーチバレーを英語にすると「beach volleyball」となり、例えば上記の「ビーチバレー大会」を英語にすると「a beach volleyball tournament」となります。

バレーボールの意味

バレーボールとは、コートの中央のネットを挟んで二つのチームが相対し、ボールを地に落とさないよう得点を競う競技を意味しています。

バレーボールを使った分かりやすい例としては、「バレーボールの試合結果をウェブニュースで知ったが是非リアルタイムで視聴したかった」「男子バレーボールも女子バレーボールも非常に見ごたえがあると思っている」などがあります。

その他にも、「高校時代は男女混合でバレーボールを行っていたが、レシーブをした時腕が痛かった記憶がある」「自分のバレーボールを買ってもらい自宅前の公園でトス上げの練習をする」などがあります。

バレーボールは英語で「volleyball」と表記され、1895年にアメリカで考案されたスポーツです。日本には1913年にもたらされたとされており、漢字では「排球」と表記され、「バレー」と略して呼ばれることが多い競技です。

チームの人数は6人が主流であり、9人制がとられることもあります。25ポイント先取することで1セット獲得することができ、5セットマッチの場合は先に3セット獲得したチームが勝利するというルールです。

床にボールを落としてはいけないというルールの他、ボールを保持することや、同じプレイヤーが連続してボールに触れてはいけない、ネットに触れてはいけないなどの禁止事項もあります。

バレーボールの類語・類義語としては、羽のついた特殊なボールを手で打ち合うスポーツを指す「インディアカ」などがあります。

ビーチバレーの意味

ビーチバレーとは、砂浜に設置されたコートで、二人一組となって対戦するバレーボールを意味しています。

ビーチバレーを使った分かりやすい例としては、「関東のビーチバレー会場を調べて行ってみたいと思っている」「高校にもビーチバレー部があるらしく、大会も行われているそうだ」「女子ビーチバレー選手が美人でスタイルがいいとSNSで見た」などがあります。

その他にも、「ビーチバレーは従来のバレーボールとはルールが異なり、反則技とされるものもある」「砂浜の上で行われるビーチバレーは日にも照らされるため体力を大きく削がれそうだ」などがあります。

ビーチバレーは英語で「beach volleyball」と表記され、1920年代アメリカが発祥とされていますが、1915年ハワイで誕生したという説もあります。日本では1987年に大会が行われたのをきっかけに、広く知られるようになりました。

チームの人数は2人が主流であり、4人制がとられることもあります。、21ポイント先取することで1セット獲得できる3セットマッチであり、先に2セット獲得したチームが勝利するというルールです。

砂浜で行われる競技ということもあり、指定されていない場合は、水着やショートパンツを着用し、裸足で挑みという特徴があります。また、眼鏡以外のケガの恐れがあるものは身に着けてはならないという禁止事項があります。

ビーチバレーの類語・類義語としては、子どもから高齢者まで楽しめるよう簡略化されたバレーボール競技を指す「ミニバレーボール」などがあります。

バレーボールの例文

1.参加しているママさんバレーボールは、25歳以上のママたちが集まって行われ、9人制がとられている。
2.バレーボールでは、前衛と後衛に大きく分かれており、さらにレフト、センター、ライトと分けられている。
3.見ていたバレーボールの試合では、セッターとウィングスパイカーのコンビネーションが非常に魅力的だった。
4.バレーボールにおけるリベロは縁の下の力持ちのような存在だと思っている。
5.審判のハンドサインをバレーボール部の友人から教わったことがある。

この言葉がよく使われる場面としては、コートの中央のネットを挟んで二つのチームが相対し、ボールを地に落とさないよう得点を競う競技を意味する時などが挙げられます。

例文1の「ママさんバレーボール」とは、主に子どもを持つ女性が趣味で行うバレーボール活動を指す言葉で、「ママさんバレー」と略されることも多くあります。

ビーチバレーの例文

1.ビーチバレーはボールに触れていいのはチーム全体で三回であり、その間でボールを相手にコートに返す必要がある。
2.ビーチバレー選手2人がサインを送り送られることで意思の疎通を図ることを初めて知った。
3.バレーボールで使われるボールよりも、ビーチバレーのボールの方が鮮やかな配色であり、柔らかいそうだ。
4.ビーチバレーでは、ユニフォームが指定されることがあり、女子はビキニを着用することもあるそうだ。
5.男子ビーチバレー選手がイケメンであるという記事が投稿されていた。

この言葉がよく使われる場面としては、砂浜に設置されたコートで、二人一組となって対戦するバレーボールを意味する時などが挙げられます。

ビーチバレーは、バレーボールから派生した競技ですが、ルールや行われる場所が大きく異なります。

バレーボールとビーチバレーは、どちらも「ネット越しにボールを打ち合うスポーツ」を表します。どちらを使うか迷った場合は、屋内で行われる場合は「バレーボール」を、砂浜で行われる場合は「ビーチバレー」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター