似た意味を持つ「きっかり」と「きっちり」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。
どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。
「きっかり」と「きっちり」という言葉は、どちらも物事のズレのなさを表すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。
「きっかり」と「きっちり」の違い
「きっかり」と「きっちり」の意味の違い
「きっかり」と「きっちり」の違いを分かりやすく言うと、「きっかり」は数値や時刻が丁度であることを表す時に使う、「きっちり」は物事や行動がきちんとしている状態を表す時に使うという違いです。
「きっかり」と「きっちり」の使い方の違い
一つ目の「きっかり」を使った分かりやすい例としては、「会議は午後三時きっかりに始まりました」「電車は予定通り九時きっかりに発車しました」「支払いは一万円きっかりで請求されました」などがあります。
二つ目の「きっちり」を使った分かりやすい例としては、「彼は約束の時間をきっちり守りました」「棚の中はきっちり整理されていてとても見やすいです」「報告書はきっちり形式に沿ってまとめられていました」などがあります。
「きっかり」と「きっちり」の使い分け方
「きっかり」と「きっちり」はどちらも物事のズレのなさを表すことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。
「きっかり」は「会議は三時きっかりに始まる」のように、時間・数量・金額などが正確に一致している状態に対して使う言葉になります。
一方、「きっちり」は「書類がきっちり整理されている」のように、状態や作業が乱れなく整っている、隙間なく締まっているといった意味で使う言葉です。
つまり、数値や時刻が丁度であることを表すのが「きっかり」、物事や行動がきちんとしている状態を表すのが「きっちり」と覚えておきましょう。
「きっかり」と「きっちり」の英語表記の違い
「きっかり」を英語にすると「exactly」「precisely」「right on the dot」となり、例えば「会議は三時きっかりに始まります」を英語にすると「The meeting starts exactly at three o’clock」となります。
一方、「きっちり」を英語にすると「neatly」「properly」「tightly」「accurately」などとなり、例えば「彼は仕事をきっちりこなします」を英語にすると「He handles his work properly and accurately」となります。
「きっかり」の意味
「きっかり」とは
「きっかり」とは、数量、時間などが正確な様子のことを意味しています。
表現方法は「きっかり3時に到着する」「代金をきっかり払う」
「きっかり3時に到着する」「代金をきっかり払う」「きっかり1000円」などが、「きっかり」を使った一般的な言い回しになります。
「きっかり」の使い方
「きっかり」を使った分かりやすい例としては、「料金はきっかり500円でした」「会議は予定どおりきっかり1時間で終わりました」「彼はきっかり3日で作業を完了させました」「電車はきっかり時間どおりに到着しました」などがあります。
「きっかり」は、数量・時間・金額などがきわめて正確であることを意味する副詞です。副詞とは品詞の一つであり、他の言葉を修飾して説明を加えるという役割を担っています。
「きっかり」は「きっかり時間どおり」「きっかり必要量だけ」などのように、時間や数量を示すものによく使われます。また、「料金をきっかり払う」「締切にきっかり間に合わせる」など、きちんと正確さを伝えたいときにも使うことができます。
「きっかり」の特徴
「きっかり」はポジティブな表現の言葉であり、「誤差なくぴったりだ」「ズレがない」といった良い印象を伴うことが多いです。そのため、場面によっては丁寧さや几帳面さを強調する働きもあります。
「きっかり」の類語
「きっかり」の類語・類義語としては、数量が正確であることを意味する「正確に」、時間どおりであることを意味する「定刻に」などがあります。
「きっちり」の意味
「きっちり」とは
「きっちり」とは、きちんと合っていることを意味しています。
表現方法は「きっちり守る」「きっちり締める」
「きっちり守る」「きっちり締める」「きっちり揃える」などが、「きっちり」を使った一般的な言い回しになります。
「きっちり」の使い方
「きっちり」を使った分かりやすい例としては、「約束の時間をきっちり守る」「書類はきっちりとまとめて提出してください」「彼は数字をきっちり合わせるタイプです」「棚の位置をきっちり調整して並べました」などがあります。
「きっちり」は、物事を隙間なく正確に行うこと、または約束や基準を厳密に守ることを表す副詞です。副詞とは品詞の一つであり、他の言葉を修飾することで、動作や状態により細かなニュアンスを与える役割を担っています。
「きっちり」の特徴
「きっちり」は特に数量・時間・位置などの「ズレが許されない場面」で使われることが多く、「ぴったり」「正確に」「厳密に」といった意味合いがあります。
また、「きっちり」は行動や性格を表す文脈でも頻繁に使われ、「きっちりと計画を立てる人」「きっちりした性格」など、几帳面さ・正確さ・丁寧さといったポジティブな特徴を表現するのに用いられるのが特徴です。
特に数量に関しては「きっちり千円」「きっちり三等分する」「きっちり一時間で終える」のように、余分も不足もない正確さを強調する場面で非常によく使われる言葉です。
そのため、「適当に」「ゆるく」といったニュアンスとは相容れず、丁寧さや正確性が求められる状況に適していると覚えておくとよいでしょう。
「きっちり」の類語
「きっちり」の類語・類義語としては、ゆるみや曖昧さがない様子を表す「ぴったり」、丁寧に行うことを意味する「きちんと」などがあります。
「きっかり」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、数量、時間などが正確な様子のことを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「きっかり」は数値や時刻が丁度であることを表す時に使う言葉です。
「きっちり」の例文
この言葉がよく使われる場面としては、きちんと合っていることを表現したい時などが挙げられます。
上記の例文にあるように、「きっちり」は物事や行動がきちんとしている状態を表す時に使う言葉です。
「きっかり」と「きっちり」はどちらも物事のズレのなさを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、数値や時刻が丁度であることを表すのが「きっかり」、物事や行動がきちんとしている状態を表すのが「きっちり」と覚えておきましょう。