【第一義】と【第一】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「第一義」(読み方:だいいちぎ)と「第一」(読み方:だいいち)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「第一義」と「第一」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。



第一義と第一の違い

第一義と第一の意味の違い

第一義と第一の違いを分かりやすく言うと、第一義とは意義や価値を表し、第一とは最も重要なことを表すという違いです。

第一義と第一の使い方の違い

一つ目の第一義を使った分かりやすい例としては、「父母は子の教育の第一義的責任を負う」「リーダーとしてチームの輪を第一義に考える」「国民の生活を第一義とする国政であるべきだ」「第一義天の教えを大事にする」などがあります。

二つ目の第一を使った分かりやすい例としては、「生徒会長立候補の第一声をあげることにした」「彼はオートファジー研究の第一人者です」「失敗は成功に向かう第一歩である」「本日の第一試合は引き分けとなった」などがあります。

第一義と第一の使い分け方

第一義と第一という言葉は、道理や価値を表す「義」という漢字の有無の違いにより、意味や使い方は異なります。第一義は最も大切な根本的な意義を意味し、第一は順序の一番はじめや、最も優れていること、重要なことを意味します。

第一義と第一の英語表記の違い

第一義を英語にすると「first principle」「primary significance」「absolute truth」となり、例えば上記の「教育の第一義」を英語にすると「the primary significance of education」となります。

一方、第一を英語にすると「the first」「number one」「elementary」となり、例えば上記の「第一声」を英語にすると「the first speech」となります。

第一義の意味

第一義とは

第一義とは、最も大切な根本的な意義、または価値を意味しています。

その他にも、仏語で、最高の道理や究極の真理の意味も持っています。

表現方法は「第一義に考える」「第一義とする」「第一義的」

「第一義に考える」「第一義とする」「第一義的」などが、第一義を使った一般的な言い回しです。

第一義の使い方

「これは第一義的な問題だろう」「事業の継続を第一義に考えた決断です」「子育ての第一義的責任は家庭にあります」「平和を第一義とする憲法だ」などの文中で使われている第一義は、「最も大切な根本的な意義」の意味で使われています。

一方、「聖諦第一義とは何かの説教を聴いた」「仏教思想から第一義の言葉が生まれた」「上杉謙信の座右の銘は第一義でした」などの文中で使われている第一義は、「仏語で、究極の真理」の意味で使われています。

第一義の由来は仏教用語

第一義という言葉は、仏教用語に由来します。仏教において、この上もない深い妙義や究極的な最高の真理のことを意味し、勝義とも言います。このことから、一般的には、いちばん大切で根本的なことや、最も大切な根本的な意義や価値の意味で使われるようになりました。

「第一義的責任」の意味

第一義を用いた言葉には「第一義的責任」があり、最も重要な負わなければならない任務や義務を意味します。この言葉は、教育基本法に使われており、「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」とされています。

「聖諦第一義」の意味

上記の例文の「聖諦第一義」とは、禅宗の公案集に出てくる言葉で「根本の真理」と解釈されています。「聖諦」とは仏教の言葉で「聖なる真理」という意味であり、ここでの「第一義」は最高の道理や究極の真理の意味で使われています。

第一義の対義語

第一義の対義語・反対語としては、主眼の意義でないことや根本的な問題でないことを意味する「第二義」、ある物事から派生したものでそれほど重要でないさまを意味する「二次的」、ある事柄や状態が他のものに付随した存在であることを意味する「副次的」などがあります。

第一義の類語

第一義の類語・類義語としては、物事が成り立っている基礎になるものを意味する「根本」、物事や考え方のおおもととなるところを意味する「根底」、判断や行動などのよりどころとなる大もとを意味する「基本」、物事の最も基本となるものを意味する「大本」などがあります。

第一の意味

第一とは

第一とは、順序の一番はじめ、最初を意味しています。

その他にも、「最も優れていること」「最も重要であること」の意味で使われています。

表現方法は「第一歩」「安全第一」「健康第一」

「第一歩」「安全第一」「健康第一」などが、第一を使った一般的な言い回しです。

第一の使い方

「講演会の第一部に出演する」「国際協調への第一歩を踏み出す」「朝起きて第一に顔を洗う」「栄えある第一回ベストドレッサー賞を受賞した」などの文中で使われている第一は、「順序の一番はじめ」の意味で使われています。

一方、「彼女はタロット占いの第一人者です」「教会で第一の研究者になった」などの文中で使われている第一は「最も優れていること」の意味で、「健康第一で頑張ってね」「顧客満足を第一のモットーにしている」などの文中で使われている第一は「最も重要であること」の意味で使われています。

第一という言葉は、上記の例文のように複数の意味があり、それぞれの意味で使われいる言葉なので文脈により捉える必要があります。第一の「第」とは順序を表す語であり、第一は、順序の一番はじめという意味から、最も優れていることや重要なことの意味も持つようになりました。

「第一人者」の意味

第一を用いた日本語には「第一人者」があり、専門の技芸、学芸などの特定の道で、ぬきんでて優れた人を意味します。似た表現には、ある分野において優れたものとして信頼されていることを意味する「権威」があります。

第一の対義語

第一の対義語・反対語としては、物事の一番あとや一番おわりを意味する「最後」、物事が終わることや最後を意味する「終り」、物事が終わることや物事の終わりの部分を意味する「仕舞」などがあります。

第一の類語

第一の類語・類義語としては、一番はじめを意味する「最初」、物事の起こりや順序のいちばん先を意味する「始め」、真っ先や一番目を意味する「いの一番」、物事に初めて手をつけることや手始めを意味する「事始め」などがあります。

第一義の例文

1.父母や保護者は子の教育について第一義的責任を持つとされているが、地域や学校の支えが不可欠である。
2.今回のイベントの第一義的な目的は、地域住民の交流と支え合いの地域づくりです。
3.事故調査委員会の役割は、安全を第一義的に考えた対策を検討することだ。
4.結果を重視するのであれば、プロセスを第一義に考えなくていけないと思う。
5.上杉謙信は「第一義」を掲げた戦国時代の越後の大名である。

この言葉がよく使われる場面としては、根本の意義やいちばん大切で根本的なこと、仏教における最上真実の道理を表現したい時などが挙げられます。

例文1から例文4における第一義は、根本の意義や、いちばん大切で根本的なことの意味で使われています。例文5にある第一義は仏教用語としての言葉で、最高の道理や究極の真理を表しています。上杉謙信は「第一義」という言葉を信条にしていたと言われています。

第一の例文

1.年度初めの第一回保護者会ではPTA役員を決めるが、そもそもPTAは必要な組織なのだろうか疑問である。
2.アメリカは、EUで生産される自動車の第一の輸出先になっている。
3.彼は柔道界の第一の指導者であり、国際的なスポーツに牽引した功績者の一人である。
4.工事現場には、たいてい「安全第一」の標語が掲げられている。
5.健康第一をモットーとしている私でも、健康診断を受けるのは億劫で仕方がない。

この言葉がよく使われる場面としては、一番はじめであること、最も大切なこと、最も優れていることを表現したい時などが挙げられます。

例文1や例文2で使われている第一は、順序の一番はじめを意味します。例文3の第一は、最も優れていることの意味で使われています。

例文4や例文5で使われている第一は、最も大切なことの意味であり、「安全第一」は安全を最も大事にしていること、「健康第一」は健康を最も重要としていることです。

第一義と第一という言葉は、似ていても意味や使い方は異なります。どちらの言葉を使うか迷った場合、最も大切な根本的な意義を表現したい時は「第一義」を、物事のはじめや最も大切なこと、最も優れていることを表現したい時は「第一」を使うようにしましょう。

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