【手が負えない】と【手に負えない】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「手が負えない」(読み方:てがおえない)と「手に負えない」(読み方:てにおえない)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「手が負えない」と「手に負えない」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。



「手が負えない」と「手に負えない」の違い

「手が負えない」は「手に負えない」の間違い

「手が負えない」と「手に負えない」の違いを分かりやすく言うと、「手が負えない」とは「手に負えない」の間違った使い方、「手に負えない」とは自分の力では扱いきれないことです。

「手が負えない」は誤字

一般的には「手が負えない」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「手に負えない」のことを間違えて「手が負えない」を使っている人がほとんどです。

「手に負えない」は正しい日本語

正しい言葉である「手に負えない」を使った分かりやすい例としては、「彼女は手に負えない女性です」「原子力は人類の手に負えない代物だ」「彼は手に負えない人物として有名です」「彼女は両親の手に負えない」などがあります。

「手に負えない」という言葉はあっても、「手が負えない」という言葉は存在しません。同時に「手に負えない」という慣用句の意味について「自分の力では扱いきれないこと」と覚えておきましょう。

「手に負えない」の英語表記

「手に負えない」を英語にすると「beyond control」「get out of hand」となり、例えば上記の「彼女は両親の手に負えない」を英語にすると「That child is beyond her parents’ control」となります。

「手が負えない」の意味

「手が負えない」とは

「手が負えない」とは、「手に負えない」の間違った使われ方です。

「手が負えない」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「手に負えない」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「手が負えない」と間違えやすい理由

「手が負えない」と「手に負えない」を間違ってしまう理由としては、「手が付けられない」「手が要る」「手が掛かる」などのように、「手」を使った慣用句は「手が」と表現することが多いため、勘違いしてしまったことが原因です。

「手が負えない」の「手」を使った慣用句としては、関係がなくなることを意味する「手が切れる」、注意が行き届くことを意味する「手が回る」、他人の手助けが必要で手数がかかることを意味する「手が焼ける」などがあります。

その他にも、見たり聞いたりしながら興奮したり緊張したりすることを意味する「手に汗を握る」、処置のしようがないことを意味する「手の施しようがない」、施す手段が全くないことを意味する「手も足も出ない」などがあります。

「手に負えない」の意味

「手に負えない」とは

「手に負えない」とは、自分の力では扱いきれないことを意味しています。

「手に負えない」の使い方

「手に負えない」を使った分かりやすい例としては、「手に負えない人と接するのは難しい」「彼は手に負えない男性だったので別れることにした」「その役目は私の手に負えない」「彼女は自分勝手なので手に負えない」「息子達が元気すぎて手に負えない」などがあります。

その他にも、「その問題は私の手に負えない」「彼のサボり癖はもう手に負えない」「手に負えない面倒事に巻き込まれてしまった」「私にこのいたずらっ子は手に負えない」「赤ん坊は手に負えないことがあるがとても可愛いです」などがあります。

「手に負えない」は「手」を使った慣用句で、自分の力では扱いきれなかったり、手に余る場合に使う言葉です。

「手に負えない」は自分の力では扱いきれないことに対して使うので、人に対しても物事に対しても使うことができます。例えば上記の「彼は手に負えない男性だったので別れることにした」は人に対して使っていますし、「その問題は私の手に負えない」は物事に対して使っています。

表現方法は「手に負えない人」「手に負えない子」「手に負えない男」

「手に負えない人」「手に負えない子」「手に負えない男」「手に負えない女」「私には手に負えない」などが、「手に負えない」を使った一般的な言い回しになります。

「手に負えない」の類語

「手に負えない」の類語・類義語としては、物事が自分の能力以上でその処置ができないことを意味する「手に余る」、扱いに手数がかかり煩わしいことを意味する「厄介」、普通のやり方ではいかないことを意味する「一筋縄ではいかない」などがあります。

「手が負えない」の例文

1.「手が負えない」という言葉は存在しないので、おそらく「手に負えない」の言い間違いだろう。
2.「手に負えない」という言葉は自分の力では扱いきれないことで、「手が負えない」という言葉はない。
3.「手が負えない」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.彼の行動は手が負えないという言葉を使う人はいるが、正しくは彼の行動は手に負えないです。
5.手に負えない子供だという言葉はあるが、手が負えない子供だという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「手に負えない」という言葉を間違えて「手が負えない」と表現している時などが挙げられます。

「手が負えない」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「手に負えない」を間違えて使っている可能性が高いです。

「手が負えない」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「手が負えない」ではなく、「手に負えない」と表現するのが正しい使い方です。

「手に負えない」の例文

1.彼は私の手には負えないので離婚することにしました。
2.ここまで病状が進行していると私の手には負えないので、大学病院を紹介することにしました。
3.彼の子供の頃は誰の手に負えないいたずらっ子だったが、今では立派な政治家になっています。
4.今の私達では手に負えない障害が発生していて、どうしたらいいか分からない。
5.私は還暦を超えているので、パソコンやスマートフォンは手に負えない代物です。

この言葉がよく使われる場面としては、自分の力では扱いきれないことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように人だけではなく、物事に対しても使うことができる言葉です。

「手が負えない」と「手に負えない」どちらを使うか迷った場合は、「手が負えない」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「手に負えない」を使うようにしましょう。

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