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【いってらっしゃい】と【いってらっしゃいませ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」という言葉は、どちらも外出する人を送り出す挨拶のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」の違い

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」の意味の違い

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」の違いを分かりやすく言うと、「いってらっしゃい」とは外出する人を送り出す挨拶のこと、「いってらっしゃいませ」とは「いってらっしゃい」を丁寧にした言葉という違いです。

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」の使い方の違い

一つ目の「いってらっしゃい」を使った分かりやすい例としては、「気をつけていってらっしゃい」「いってらっしゃいと言って夫を見送る」「いってらっしゃいという言葉が好きです」などがあります。

二つ目の「いってらっしゃいませ」を使った分かりやすい例としては、「いってらっしゃいませと上司を見送る」「いってらっしゃいませお帰りをお待ちしております」「お気をつけていってらっしゃいませお客様」などがあります。

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」の使い分け方

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」はどちらも外出する人を送り出す挨拶のことを意味する敬語で、あえて違いを挙げるならば、「いってらっしゃい」よりも「いってらっしゃいませ」の方が丁寧な表現ということです。

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」はどちらも敬語なので上司や取引先などの目上の人に対して使っても問題ありません。ただし、「いってらっしゃい」だと人によっては不快になる可能性もあるので、目上の人に対して使う場合は「いってらっしゃいませ」を使うのが無難でしょう。

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」の英語表記の違い

「いってらっしゃい」も「いってらっしゃいませ」も直訳した英語表現はないのですが、近い表現として、「See you later」「I’ll see you around」「Good luck」「Take it easy」「Have fun」などがあります。

「いってらっしゃい」の意味

「いってらっしゃい」とは

「いってらっしゃい」とは、外出する人を送り出す挨拶のことを意味しています。

「いってらっしゃい」の使い方

「いってらっしゃい」を使った分かりやすい例としては、「いってらしゃいと言って息子を見送る」「いってらっしゃいと言って笑顔を見せる」「兄さんいってらっしゃいと声をかける」「体に気をつけていってらっしゃい」などがあります。

「いってらしゃい」は外出する人を送り出す挨拶のことを意味する感嘆詞です。感嘆詞とは自立語で活用がなく、主語にも修飾語にもならず、他の文節とは比較的独立してるもののことを指します。

他の感嘆詞としては、「ただいま」「おかえりなさい」「さようなら」「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「すみません」などがあります。

「いってらっしゃい」は家族などの親しい間柄で使う言葉なので、フランクなイメージがありますが実は敬語です。そのため、上司や取引先などの目上の人に対して使っても問題ありません。

しかし、「いってらっしゃい」だと快く思ってなかったり、言うことに抵抗がある人が多数存在するため、目上の人に対して使うのはあまり一般的ではないです。目上の人に対して使う場合は「いってらっしゃいませ」が無難でしょう。

「いってらっしゃい」の漢字表記

「いってらっしゃい」を漢字にすると、「行ってらっしゃい」と表記することができます。

「いってらっしゃい」の類語

「いってらっしゃい」の類語・類義語としては、出かける相手を送り出す際などにかける挨拶のことを意味する「お気をつけて」があります。

「いってらっしゃいませ」の意味

「いってらっしゃいませ」とは

「いってらっしゃいませ」とは、外出する人を送り出す挨拶のことを意味しています。

表現方法は「お気をつけていってらっしゃいませ」「楽しんでいってらっしゃいませ」

「お気をつけていってらっしゃいませ」「楽しんでいってらっしゃいませ」などが、「いってらっしゃいませ」を使った一般的な言い回しになります。

「いってらっしゃいませ」の使い方

「いってらっしゃいませ」を使った分かりやすい例としては、「社長お気をつけていってらっしゃいませ」「皆さん楽しんでいってらっしゃいませ」「本日もお気をつけていってらっしゃいませ」などがあります。

「いってらしゃいませ」は外出する人を送り出す挨拶のことを意味する感嘆詞の「いってらっしゃい」をさらに丁寧にした言葉です。感嘆詞とは自立語で活用がなく、主語にも修飾語にもならず、他の文節とは比較的独立してるもののことを指します。

「いってらっしゃいませ」は敬語なので、上司や取引先などの目上の人に対して使える言葉になります。また、「いってらっしゃい」よりも丁寧な言い回しなので、目上の人に対して使う場合は「いってらっしゃいませ」の方が一般的です。

「いってらっしゃいませ」の漢字表記

「いってらっしゃいませ」を漢字にすると、「行ってらっしゃいませ」と表記することができます。

「いってらっしゃい」の例文

1.いってらっしゃい早く帰ってきてねと娘に言われたので、今日も一日頑張れそうだ。
2.いってらっしゃいと妻に見送られたあと、車に乗って職場へ向かう。
3.いってらっしゃいと夫を見送ってからが、主婦の一日の始まりです。
4.いってらっしゃいと言われると心が温まるので、出掛ける人には必ず言うようにしています。
5.小学校へ登校する息子達に、いってらっしゃいと一声かける。

この言葉がよく使われる場面としては、外出する人を送り出す挨拶のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「いってらっしゃい」はよく使われている挨拶の一つです。

「いってらっしゃいませ」の例文

1.分かりました、お気をつけていってらっしゃいませと言い、上司を見送りました。
2.旦那様お気をつけていってらっしゃいませと見送ったあとに、屋敷の掃除に取り掛かるのが日常です。
3.出張で県外に行く上司に対して、お気をつけていってらっしゃいませと声を掛ける。
4.お気をつけていってらっしゃいませというメールを送りました。
5.弊社ではいってらっしゃいませという言葉を使うのが一般的になっています。

この言葉がよく使われる場面としては、外出する人を送り出す挨拶のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「いってらっしゃいませ」はビジネスシーンにおいてよく使われています。

「いってらっしゃい」と「いってらっしゃいませ」はどちらも外出する人を送り出す挨拶のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「いってらっしゃい」をより丁寧に表現したい時に「いってらっしゃいませ」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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