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【不文律】と【暗黙の了解】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「不文律」(読み方:ふぶんりつ)と「暗黙の了解」(読み方:あんもくのりょうかい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「不文律」と「暗黙の了解」という言葉は、どちらもどちらも明言されていないルールのことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「不文律」と「暗黙の了解」の違い

「不文律」と「暗黙の了解」の意味の違い

「不文律」と「暗黙の了解」の違いを分かりやすく言うと、「不文律」の方が「暗黙の了解」よりも規則や掟というニュアンスが強いという違いです。

「不文律」と「暗黙の了解」の使い方の違い

一つ目の「不文律」を使った分かりやすい例としては、「不文律を壊すなんて私にはできない」「夫婦の不文律を守っている喧嘩が少ないです」「スポーツには多くの不文律がある」「上司よりも早く出社しなければいけないという不文律がある」などがあります。

二つ目の「暗黙の了解」を使った分かりやすい例としては、「社会人は5分前行動が暗黙の了解です」「芸能人の追っかけの間では暗黙の了解があるのでめんどくさい」「公共の乗り物で騒いではいけないというのは暗黙の了解です」などがあります。

「不文律」と「暗黙の了解」の使い分け方

「不文律」と「暗黙の了解」はどちらも明言されていないルールのことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「不文律」は文章で表現されていない法や規則のことを意味しているのに対して、「暗黙の了解」は口に出して明言しないものの当事者間の理解や納得が得られていることを意味しています。つまり、「不文律」の方が規則や掟というニュアンスが強いのが違いです。

例えば、「上司よりも早く出社しなければいけないという不文律がある」は就業規則には記載されていないものの、会社の慣習となっており規則に近いものなので「不文律」を使っています。

一方、「公共の乗り物で騒いではいけないというのは暗黙の了解です」はルールにはなっていものの、世間のマナーとしてお互いに気をつけるような軽いものなので、「暗黙の了解」を使います。

また、「不文律」よりも「暗黙の了解」の方がよく使われているというのも違いの一つです。

「不文律」と「暗黙の了解」の英語表記の違い

「不文律」を英語にすると「an unwritten law」「unspoken rule」となり、一方、暗黙の了解を英語にすると「unspoken agreement」「silent understanding」となります。

「不文律」の意味

「不文律」とは

「不文律」とは、文章で表現されていない法や規則のことを意味しています。

「不文律」の読み方

「不文律」の読み方は「ふぶんりつ」が正解で、「ふもんりつ」と読むのは誤りとなりますので注意が必要です。対義語の「成文律」も「せいぶんりつ」と読むのが正しい読み方となっています。

表現方法は「不文律くだらない」「不文律がある」「最低限の不文律」

「不文律くだらない」「不文律がある」「最低限の不文律」などが、「不文律」を使った一般的な言い回しになります。

「不文律」の使い方

「不文律」を使った分かりやすい例としては、「飲み会に参加しなければならないという不文律に従う人は減ってきました」「無駄な不文律は壊すべきです」「我が家は日曜日の夜はみんなで夕食を食べるという不文律がある」などがあります。

「不文律」は文章で表現されていない法や規則のこと、つまり文字にはなってはいないものの、皆が守らなければならいな規則やルールのことを指しています。

「不文律」は企業、家庭、スポーツ界など様々な場面で使われています。

「不文律」の会社での使われ方

例を挙げると、「飲み会で上司は部下に奢る」や「上司より先に出社しなければなない」などの不文律があります。ただし、全ての企業に当てはまるわけではないと覚えておきましょう。

「不文律」のスポーツ界での使われ方

また、スポーツ界においては、「始球式ではバッターが空振りをする」や「相撲の試合で張り手をしない」などがあります。

「不文律」の対義語

「不文律」の対義語・反対語としては、一定の手続きに従って制定され文章で表現されている法のことを意味する「成文律」があります。

「不文律」の類語

「不文律」の類語・類義語としては、物事の秩序のことを意味する「規則」、一定の目的のために定められた一連の条項のことを意味する「規定」、人の行為の基準として定められたもののことを意味する「規律」などがあります。

「暗黙の了解」の意味

「暗黙の了解」とは

「暗黙の了解」とは、口に出して明言しないものの当事者間の理解や納得が得られていることを意味しています。

表現方法は「暗黙の了解がある」「暗黙の了解がわからない」「暗黙の了解はいらない」

「暗黙の了解がある」「暗黙の了解はいらない」「暗黙の了解がわからない」などが、「暗黙の了解」を使った一般的な言い回しになります。

「暗黙の了解」の使い方

「暗黙の了解」を使った分かりやすい例としては、「喫煙は他人の迷惑にならない場所でするのが暗黙の了解です」「混雑している電車ではお年寄りに席を譲るのが暗黙の了解です」「弊社には社内恋愛禁止という暗黙の了解がある」などがあります。

「暗黙の了解」は口に出して明言しないものの当事者間の理解や納得が得られていることを意味する言葉で、日常生活、ビジネスシーン、スポーツ界など様々な場面で使われている言葉です。

「暗黙の了解」は一般常識やマナーを指すことも多い

また、「暗黙の了解」は一般常識やマナーを指していることも多いです。例えば「混雑している電車ではお年寄りに席を譲る」というのはマナーですが、「暗黙の了解」とも言えます。

「暗黙の了解」は職場の独自ルールを指すことも多い

その他にも、「上司より先に帰ってはいけない」や「電話対応は新人がする」などのビジネスマナーも暗黙の了解と言えるでしょう。

「暗黙の了解」の類語

「暗黙の了解」の類語・類義語としては、一般に使ってはならないとされる手段や方法のことを意味する「禁じ手」、二人以上で一緒に物事を行うときの互いの微妙な気持ちのことを意味する「阿吽の呼吸」などがあります。

「不文律」の例文

1.私の学校ではサッカー部は坊主にしなければならないという不文律があるため、部員が少ないです。
2.上に逆らったら出世できないという不文律を恐れて、上司の不正を見逃すのが日常になっている。
3.飲み会で上司にお酒つがなければいけないという不文律があるので、あまり会社の飲み会には参加したくありません。
4.私はこの会社の悪しき不文律を壊すために、上を目指すことにしました。
5.野球の始球式ではバッターが空振りするのが、不文律になっています。
6.例えば女性のように感情をあらわにすることを好まないなど、男社会には男も気づいていないような不文律があると思うのだ。
7.昨今、会社の飲み会に参加しなければならないという不文律が消えつつあるところに、さらにコロナ禍によって追い打ちをかけている。
8.彼は上司より先に帰ってはいけないという不文律を破って帰ってしまったものだから、その上司から目をつけられてしまった。
9.仕事も無いのに残業をしなければならない不文律を馬鹿馬鹿しいと思ったので、わたしたちは率先して17時ぴったりに退勤していたのだ。
10.ニュースではその大企業では女性社員の採用をできる限り抑えるという不文律があったのではないかと批判的に報じられていた。

この言葉がよく使われる場面としては、文章で表現されていない法や規則のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「不文律」はスポーツ界や企業で使われていることが多いです。

「暗黙の了解」の例文

1.混雑している電車やバスなどでは、妊婦に席を譲るのが暗黙の了解です。
2.弊社は繁忙期に育児休暇や有給消化をしてはいけないという暗黙の了解がある。
3.我が家では出された食事は残してはいけないという暗黙の了解があります。
4.メンバー同士の間では恋愛をしないという暗黙の了解を破ってしまったため、グループを脱退することにしました。
5.弊社には上司からの飲み会の誘いは断ってはいけないという暗黙の了解があります。
6.エスカレーターでは、歩いて進む人のために片側を空けるのが暗黙の了解になっているが、必ずしもそれが安全な乗り方ではないらしい。
7.一部の人々の中では、握手をするときには手袋を外すのがマナーであるという暗黙の了解があるようだが、すべての国や地域でそれが通用するとは限らない。
8.女性には年齢や体重を聞いてはいけないという暗黙の了解があるのに、あいつはそれをずかずかと聞いてくるのだから怖いもの知らずだよね。
9.外国の友人は一度も約束の時間に合わられたこともないのだから、5分前行動という暗黙の了解はここでは通用しないのだ。
10.昨今、お年寄りには席を譲るという暗黙の了解が機能していないからこそ、優先席をわざわざ設けなければならないのだ。

この言葉がよく使われる場面としては、口に出して明言しないものの当事者間の理解や納得が得られていることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「暗黙の了解」は様々な場面で使われています。

「不文律」と「暗黙の了解」はどちらも明言されていないルールのことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「不文律」の方が「暗黙の了解」よりも規則や掟というニュアンスが強い時に使うと覚えておきましょう。

また、「不文律」は現代ではあまり使われない言葉なので、「暗黙の了解」の方を使うことをお勧めします。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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