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【アラサー】と【アラフォー】と【アラフィフ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「アラサー」と「アラフォー」と「アラフィフ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しい言葉となるのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「アラサー」と「アラフォー」と「アラフィフ」という言葉は、特定の年齢の幅という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




アラサーとアラフォーとアラフィフの違い

アラサーとアラフォーとアラフィフの意味の違い

アラサーとアラフォーとアラフィフの違いを分かりやすく言うと、アラサーは30歳前後の人を表現する時に使い、アラフォーは40歳前後の人を表現する時に使い、アラフィフは50歳前後の人を表現する時に使うという違いです。

アラサーは28歳以上から32歳以下

アラサーという言葉は、「アラサー直前にプロポーズを受けた」「今のアラサー世代は色々なことを経験した」などの使い方で、28歳以上から32歳以下、30歳前後の人を意味します。

アラフォーは38歳以上から42歳以下

アラフォーという言葉は、「アラフォーともなると顔にシワなどが現れてくる」「アラフォー女子という売り文句に書かれているサービスに手を伸ばしにくい」などの使い方で、38歳以上から42歳以下、40歳前後の人を意味します。

アラフィフは48歳以上から52歳以下

アラフィフという言葉は、「アラフィフを目前にして入院をしなくてはならなくなった」「父はアラフィフとなった今でも毎年山登りをしている」などの使い方で、48歳以上から52歳以下、50歳前後の人を意味します。

アラサーとアラフォーとアラフィフの使い分け方

どの言葉も、周囲を表す「around」という英単語が使われたものを省略したもので、その年齢の前後2歳を意味します。

場合によっては、四捨五入してその年齢になる範囲が該当していると考えられることもあり、アラサーは25歳から34歳まで、アラフォーは35歳から44歳まで、アラフィフは45歳から54歳までを指すこともあります。

これが、アラサー、アラフォー、アラフィフの明確な違いです。

アラサーの意味

アラサーとは何歳を指すのか

アラサーとは、30歳前後の人を意味しています。

アラサーは「アラウンドサーティー」の省略語

「around thirty」を発音した際の「アラウンドサーティー」を略した言い方ですが、本来英語で30歳前後の人を表す場合は、「around the age of 30」となります。

アラサーは、2006年前後に使われ始めた和製英語で、2005年に創刊された女性雑誌にて女性の年齢を具体的に出さないで伝えるために使われ始めたと言われています。

アラサーは女性だけでなく男性にも使える

もとは女性に対してのみ使われていましたが、後々男性にも使われるようになり、定義も30歳前後とあいまいなものではなく、30歳の前後2歳までを指したり、四捨五入をして30歳になる年齢を指したりと様々です。

表現方法は「アラサー男」「アラサー独身女性」「アラサーに見えない」

「アラサー男」「アラサー独身女性」「アラサーに見えない」などが、アラサーを使った一般的な言い回しです。

アラサーとミドサーの違い

アラサーから転じた言葉として、「ミドサー」があります。アラフォーとアラフィフもアラサーの派生ではありますが、中間を意味する「middle」と、30歳を意味する「thirty」が組み合わさり、省略された言い方が「ミドサー」となります。

35歳前後の人たちをミドサーと呼ぶようで、2008年ごろから使われている言葉ではありますが、「アラサー」や「アラフォー」ほど浸透はしていません。

アラサーの類語

アラサーの類語・類義語としては、30歳を意味する「三十路」(読み方:みそじ)があります。

アラフォーの意味

アラフォーとは何歳を指すのか

アラフォーとは、40歳前後の人を意味しています。

アラフォーは「アラウンドフォーティー」の省略語

「around forty」を発音した際の「アラウンドフォーティー」を略した言い方ですが、英語で40歳前後の人を表す場合は、「around the age of 40」となります。

2008年に放送されたドラマ「Around40~注文の多いオンナたち~」のタイトルを省略した「アラフォー」という言い方が話題になり、同年の流行語大賞を獲得しています。

表現方法は「アラフォー世代」「アラフォーファッション」「アラフォー女性」

アラフォーを使った表現として、「アラフォー世代」「アラフォーファッション」「アラフォー女性」「アラフォー男」などがあります。他の言葉と併用して使われることが多い言葉です。

一般企業などのビジネスシーンで使われることはほとんどなく、雑誌などのメディア関連であったり、日常会話においては使われることもある言葉ですが、基本的に年齢に関する話しを好まない人もいるため、多用されることはありません。

アラフォーの類語

アラフォーの類語・類義語としては、40歳を意味する「四十路」(読み方:よそじ)があります。

アラフィフの意味

アラフィフとは何歳を指すのか

アラフィフとは、50歳前後の人を意味しています。

アラフィフは「アラウンドフィフティ」の省略語

「around fifty」を発音した際の「アラウンドフィフティ」を略した言い方ですが、英語で50歳前後の人を表す場合は、「around the age of 50」となります。

アラフィフには、アラサーやアラフォーのように使われるようになったきっかけの出来事はありませんが、テレビや雑誌などでもアラフィフが使われるようになりました。

アラフィフの次はアラカン

アラフィフは、48歳以上から52歳以下や、45歳以上から54歳以下を指しますが、それ以上の60歳前後、還暦前後の年齢は「アラカン」を、100歳前後や百寿前後の年齢は「アラハン」「アラ百」を使って表すようになりました。

アラフィフの類語

アラフィフの類語・類義語としては、50歳を意味する「五十路」(読み方:いそじ)があります。

アラサーの例文

1.アラサー女子と呼ばれる年齢になったがまるで実感がわかないものの、徹夜は確かに辛くなってきた。
2.友人がアラサーになってからの転職を考えているが不安で仕方がないと言っていた。
3.付き合っている人とアラサーを目前にして別れてしまった後、結婚はおろか、新しい恋人ができる気さえしない。
4.もうすぐアラサーと言われる年齢になるにも関わらず、自分が子どものころに想像していた将来の自分像とはかけ離れていて、無性に悲しくなってしまった。
5.アラサーになると周りが結婚したしないの話が多くなってくるので、自分も結婚できるのだろうかと悩んでしまうことがよくあるのだ。
6.可愛い孫娘といってももうアラサーになったのだから、時のたつのは早いと思いつつ、まだまだ若々しくありたいと思ったのだ。
7.今まではのほほんと生きてきたが、アラサーに差し掛かると今のままでもいいのだろうかと転職を試みたりする人も多い。
8.女子社員のお礼にプレゼントを買おうとしているのだが、オタクじゃないアラサー女子のプレゼントは何がいいのかさっぱりわからなくて困っている。

この言葉がよく使われる場面としては、30歳前後の人を意味する時などが挙げられます。

意味する年齢が変わってしまうため、どの例文の「アラサー」も、「アラフォー」や「アラフィフ」に置き換えて使うことはできません。

アラフォーの例文

1.上司にもうアラフォーだと言われたが、あまりにも若々しいため目の前で非常に驚いてしまった。
2.自分が着たい好きな服と、ネットで掲載されているアラフォーファッションが合わなくなってきた。
3.アラフォーは何故か人生の岐路に立たせられ、多くの選択を迫られることが多いように感じる。
4.新入社員に言われて気づいたのだが「むかしはこうだった」という言葉が口ぐせになってきてしまっているらしく、アラフォーに足を踏み入れている自分の年齢を実感した。
5.最近はZ世代という言葉を情報番組や報道番組でよく耳にするのだが、私たちアラフォー世代のことはどうやらY世代やミレニアル世代というらしい。
6.彼はカリスマ性があって有能だったためどんどん出世して専務取締役にまでなったので、同僚からはアラフォーの星と言われている。
7.雑誌でアラフォー世代の婚活事情が特集されていたが、マッチングアプリを使った婚活も増えている現状を浮き彫りにした。
8.わたしのようなアラフォー女子の婚活はなかなか厳しいらしく、今までの条件を下げて妥協すべきだと突き付けられてしまった。

この言葉がよく使われる場面としては、40歳前後の人を意味する時などが挙げられます。

どの例文の「アラフォー」も、「アラサー」や「アラフィフ」に置き換えて使うことはできません。

アラフィフの例文

1.アラフィフ女性の方が俗に言う若者よりも充実した毎日を送っているのではないかと思う時がある。
2.長いこと生きてきたからかアラフィフの男性は女性の心を掴みやすいと言われている。
3.母はアラフィフであるにも関わらず、毎日精力的に働いており、どこからそんな元気が沸いてくるのだろうと不思議に感じる。
4.アラフィフになってから疲れが抜けにくくなったり、なんだかイライラするようなことが増えた気がするが、どうやらこれが更年期と言われるものらしい。
5.ついにわたしもアラフィフなり、気が付くといつも健康診断の結果やサプリメントの話ばかりしているので、好奇心を持ちたいと思っている。
6.もうアラフィフとはいってもまだまだ若い世代には負けらえないと第一線で活躍している人たちはたくさんいるのだからわたしも頑張らねば。
7.同僚はアラフィフになってからリタイア生活を送ると言って会社を辞めて田舎に移住してしまったがその行動力は見習いたいと思っている。
8.母親はアラフィフで最近は美魔女にあこがれていていろいろアンチエイジングをやっているのだが、これほど時間の無駄だと思うことはない。

この言葉がよく使われる場面としては、50歳前後の人を意味する時などが挙げられます。

指し示す年齢が変わってしまうため、「アラフィフ」を「アラサー」や「アラフォー」という言葉に置き換えて使うことはできません。

アラサーとアラフォーとアラフィフどれを使うか迷った場合は、30歳前後の人を表す場合は「アラサー」を、40歳前後の人を表す場合は「アラフォー」を、50歳前後の人を表す場合は「アラフィフ」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
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