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【好事魔多し】と【好事門を出でず】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「好事魔多し」(読み方:こうじまおおし)と「好事門を出でず」(読み方:こうじもんをいでず)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「好事魔多し」と「好事門を出でず」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。




「好事魔多し」と「好事門を出でず」の違い

「好事魔多し」と「好事門を出でず」の意味の違い

「好事魔多し」と「好事門を出でず」の違いを分かりやすく言うと、「好事魔多し」とは良いことには邪魔が入りやすいこと、「好事門を出でず」とは良い行いは中々世間には伝わりにくいことという違いです。

「好事魔多し」と「好事門を出でず」の使い方の違い

一つ目の「好事魔多し」を使った分かりやすい例としては、「好事魔多しという言葉があるので気を引き締めて頑張ろうと思います」「好事魔多しなので、仕事が上手くいっていると不安になります」などがあります。

二つ目の「好事門を出でず」を使った分かりやすい例としては、「好事門を出でずと言うように良いニュースは中々広まりません」「好事門を出でずなので、他人を助けたことは全然広まらなかったです」などがあります。

「好事魔多し」と「好事門を出でず」の使い分け方

「好事魔多し」と「好事門を出でず」はどちらも「好事」を使った言葉ですが、意味は異なっているので間違えないように注意しましょう。「好事」とは喜ばしいことを意味しています。

「好事魔多し」とは良いことには邪魔が入りやすいことを意味しているのに対して、「好事門を出でず」は良い行いは中々世間には伝わりにくいことを意味しているというのが違いです。

「好事魔多し」も「好事門を出でず」も日本のことわざなので、直訳した英語表現はありません。

「好事魔多し」の意味

「好事魔多し」とは

「好事魔多し」とは、良いことには邪魔が入りやすいことを意味しています。

「好事魔多し」の読み方

「好事魔多し」の読み方は「こうじまおおし」です。誤って「すくごとまおおし」などと読まないようにしましょう。

「好事魔多し」の使い方

「好事魔多し」を使った分かりやすい例としては、「好事魔多しという言葉があるので油断は禁物です」「彼は仕事は順調だが恋愛はボロボロなので好事魔多しだろう」「好事魔多しと言うので、順調な時ほど気を付けよう」などがあります。

「好事魔多し」とは良いことには邪魔が入りやすいことを意味することわざです。良い時ほどアクシデントが起こりやすいので、気を引き締めて行こうという戒めの言葉として使われています。

また、「好事魔多し」はビジネスシーンなどで目上の人に対しても使うことができますが、「好事魔多し」自体は敬語表現ではないので、前後の文章を敬語表現にするようにしましょう。

「好事魔多し」の語源

「好事魔多し」の語源は『琵琶記』(読み方:びわき)です。『琵琶記』とは、中国の高明という劇作家が書いた戯曲で、妻がはるか遠くにいる夫を訪ねる苦労を描いた物語になります。

この中に「好事多磨」という言葉があり、これが変化して良いことには邪魔が入りやすいことを「好事魔多し」というようになりました。

「好事魔多し」の類語

「好事魔多し」の類語・類義語としては、物事はそう簡単に運ばないことを意味する「そうは問屋が卸さない」、世の中の好事には差し障りが多いことを意味する「月に叢雲花に風」(読み方:つきにむらくもはなにかぜ)などがあります。

「好事門を出でず」の意味

「好事門を出でず」とは

「好事門を出でず」とは、良い行いは中々世間には伝わりにくいことを意味しています。

「好事門を出でず」の読み方

「好事門を出でず」の読み方は「こうじもんをいです」です。誤って「こうじもんをででず」などと読まないようにしましょう。

「好事門を出でず」の使い方

「好事門を出でず」を使った分かりやすい例としては、「好事門を出でずというように彼女の善行はあまり知られていません」「好事門を出でずなので、良い噂はあまり広まらない」などがあります。

「好事門を出でず」の語源

「好事門を出でず」の語源は宋の孫光憲の『北夢瑣言』(読み方:ほくむさげん)です。

『北夢瑣言』の中に、「好事門を出でず、悪事千里を行く」という一文があり、良いことは中々世間に知られず、悪いことの評判はすぐに遠方まで広がってしまうということを意味している言葉になります。

これの「好事門を出でず」を切り取ったのが、良い行いは中々世間には伝わりにくいことの意味で使われている「好事門を出でず」です。

「好事門を出でず悪事千里を行く」としても使われる

また、「好事門を出でず」は単体でも使うことができますが、「好事門を出でず悪事千里を行く」ということわざとしてもよく使われています。

「好事門を出でず」の類語

「好事門を出でず」の類語・類義語としては、悪い行いはすぐに世間に知れ渡ることを意味する「悪事千里を走る」があります。

「好事魔多し」の例文

1.好事魔多しと言うので、仕事が上手く行ってる時ほど健康には気を付けよう。
2.彼は社長に就任したが、過去の不正が明るみになって対応に追われています。まさに好事魔多しだ。
3.好事魔多しと言う通り、プライベートが上手く行ってる時は、仕事で良くないことが起きるだろう。
4.仕事が上手くいくと、夫婦関係が上手くいかないことが多い、好事魔多しということを身をもって体験しました。
5.結婚生活はとても順調だが、好事魔多しというので油断は禁物だろう。

この言葉がよく使われる場面としては、良いことには邪魔が入りやすいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「好事魔多し」は注意喚起として使うことも可能です。

「好事門を出でず」の例文

1.好事門を出でずという言葉があるように、良い行いは中々評価されにくいです。
2.好事門を出でずなので、彼がボランティアに参加していることをみんなは知りません。
3.好事門を出でずなので、困っているお年寄りを助けたことは誰も知りません。
4.好事門を出でずという言葉があるように、良いニュースは中々広まりません。
5.好事門を出でず悪事千里を行くという言葉があるように、悪い噂はすぐ広まってしまいます。

この言葉がよく使われる場面としては、良い行いは中々世間には伝わりにくいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にある「好事門を出でず悪事千里を行く」は「好事門を出でず」を使たことわざで、良いことは世間に伝わりにくいが悪い噂はすぐ広まることを意味しています。

「好事魔多し」と「好事門を出でず」はどちらも「好事」を使った言葉ですが、意味は少し異なっているので間違えないように注意が必要です。

どちらの言葉を使うか迷った場合、「好事魔多し」は良いことには邪魔が入りやすいこと、「好事門を出でず」は良い行いは中々世間には伝わりにくいことと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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