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【紳士協定】と【暗黙のルール】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「紳士協定」(読み方:しんしきょうてい)と「暗黙のルール」(読み方:あんもくのるーる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「紳士協定」と「暗黙のルール」という言葉は、どちらも当事者間での約束事を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「紳士協定」と「暗黙のルール」の違い

「紳士協定」と「暗黙のルール」の意味の違い

「紳士協定」と「暗黙のルール」の違いを分かりやすく言うと、「紳士協定」の方が「暗黙のルール」よりも規模が大きい場面で使うという違いです。

「紳士協定」と「暗黙のルール」の使い方の違い

一つ目の「紳士協定」を使った分かりやすい例としては、「紳士協定が破られたとして有名なのはF1の世界選手権だろう」「紳士協定を破ると相手の信頼を一気に失うだろう」「国家間で紳士協定を結ぶことにしました」などがあります。

二つ目の「暗黙のルール」を使った分かりやすい例としては、「社会人としての暗黙のルールは5分前行動だろう」「電車やバスなどの公共の場で化粧を控えるのは暗黙のルールです」「この会社には12時間以内にクライアントに返事をしなければならない暗黙のルールがあります」などがあります。

「紳士協定」と「暗黙のルール」の使い分け方

「紳士協定」と「暗黙のルール」はどちらも当事者間での約束事を意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「紳士協定」の方が「暗黙のルール」よりも規模が大きい場面で使うという点です。

例えば、「紳士協定」は友人などの個人間で使うこともできますが、どちらかという国家や大きな団体などの規模が大きいものに対して使うのが一般的になっています。

一方、「暗黙のルール」は大きな団体などの規模が大きいものに対しても使うことができますが、どちらかというと家族や友人などの規模が小さい、一般的な状況で使う言葉と覚えておきましょう。

「紳士協定」と「暗黙のルール」の英語表記の違い

「紳士協定」を英語にすると「gentlemen’s agreement」となります。

一方、「暗黙のルール」を英語にすると「unspoken rules」「unwritten Rules」となります。

例えば上記の「この会社には12時間以内にクライアントに返事をしなければならない暗黙のルールがあります」を英語にすると「In this company, there is an unspoken rule that we need to get back to clients within 12 hours」となります。

「紳士協定」の意味

「紳士協定」とは

「紳士協定」とは、国家または団体の間で互いに相手を信頼して公式手続きを踏まずに取り決めた約束のことを意味しています。

表現方法は「紳士協定を結ぶ」「紳士協定を破る」

「紳士協定を結ぶ」「紳士協定を破る」などが、「紳士協定」を使った一般的な言い回しになります。

「紳士協定」の使い方

「紳士協定」を使った分かりやすい例としては、「妻との間にお互いの悪口を言わないという紳士協定を結びました」「紳士協定を破棄したチームへ対策を講じることにしました」「卒業までは彼女に告白しないという紳士協定を結びました」などがあります。

「紳士協定」とは国家または団体の間で互いに相手を信頼して公式手続きを踏まずに取り決めた約束のこと、つまり、簡単に言うならばお互いの信頼をベースに結ばれた口約束です。

「紳士協定」は公式な手続きを踏まずに決めた約束なので、基本的に法的効力は伴いません。国家間、団体、個人問わず全てにおいて非公式協定なので、破られたとしても相手を罰することはできないと覚えておきましょう。

したがって、「紳士協定」は利害関係が伴うビジネスシーンなどではあまりオススメされていません。あくまでも信頼できる間柄で使うのがいいでしょう。

「紳士協定」の類語

「紳士協定」の類語・類義語としては、証文などによらない言葉のうえでの約束のことを意味する「口約束」、書によらず口頭で約束することを意味する「口約」、文章で表現されていない法のことを意味する「不文法」などがあります。

「暗黙のルール」の意味

「暗黙のルール」とは

「暗黙のルール」とは、皆が暗黙のうちに従っているルールのことを意味しています。

「暗黙のルール」は「暗黙の了解」「暗黙の掟」と言い換え可能

「暗黙のルール」は「暗黙の了解」「暗黙の掟」などに言い換えることも可能です。意味は同じなので好きな言葉を使って問題ないと覚えておきましょう。

「暗黙のルール」の読み方

「暗黙のルール」の読み方は「あんもくのるーる」です。誤って「くれもくのるーる」などと読まないようにしましょう。

「暗黙のルール」の使い方

「暗黙のルール」を使った分かりやすい例としては、「電車やバスなどでお年寄りに席を譲るのは暗黙のルールとなっている」「電話を取るのは新入社員という暗黙のルールがあります」「エレベーターで降りる人が優先なのは暗黙のルールだろう」などがあります。

「暗黙のルール」は皆が暗黙のうちに従っているルールのことや明言あるいは明文化がされていない規則のことを意味する言葉です。簡単に言うならば、その場の全員が共有する一般常識やマナーのことを指しています。

また、「暗黙のルール」は日常生活とビジネスシーンどちらでも使うことが可能です。

「暗黙のルール」はあくまでも非公式な決まり事なため、破ったとしても罰せられることはありません。ただし、信頼や信用を失う可能性が高いと覚えておきましょう。

「暗黙のルール」の類語

「暗黙のルール」の類語・類義語としては、互いに心の中で了解し合っている決まりのことを意味する「不文律」、明文化されていない規則のことを意味する「暗黙の了解」などがあります。

「紳士協定」の例文

1.紳士協定を破ったからといって罰則はないが、今後のイメージは確実に悪くなるだろう。
2.日米間の紳士協定を破った彼は、日本で一度もプレーをすることなくプロ野球人生を終えました。
3.同じ街をホームにしているライバルクラブ同士で、お互いの選手を引き抜かないという紳士協定が結ばれています。
4.国家間の紳士協定を破ったのであれば、もう関係を修復するのは不可能だろう。
5.練習試合であったとしても、お互い本気のメンバーを選出するという紳士協定が結ばれました。
6.経済が衰退する一方の我が国が、国際社会でいつまでも紳士協定が通じる訳がない。
7.我々はライバルチームのサポーターとの間に、お互いの悪口を言わないという紳士協定を結びました。
8.スポーツ協会の幹部たちは会合を開き、紳士協定を破棄したチームへ対策を講じることにしました。
9.あの国は輸出量を制限するという紳士協定を守らずに、一方的に生産量を増やして価格を下落させているのだ。
10.このガイドラインは、法的拘束力のない紳士協定であるが、国際社会でこれまで一定の役割を果たしてきた。

この言葉がよく使われる場面としては、国家または団体の間で互いに相手を信頼して公式手続きを踏まずに取り決めた約束のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「紳士協定」は国家間や大きな団体などの口約束を表現する場合に使う言葉です。

「暗黙のルール」の例文

1.大阪の串カツ屋さんには、ソース二度付け厳禁の暗黙のルールがあるらしい。
2.エスカレーターにおいて片側を空けるのは、日本の暗黙のルールと言えるだろう。
3.親友と同じ男性を好きになってしまったので、お互いに手を出さないという暗黙のルールができた。
4.この会社は上司よりも先に帰宅してはいけないという暗黙のルールがあるらしいが、今の時代には合っていないと思います。
5.人気アイドルのコンサートでは、ライブ中に持つうちわは高く挙げず、胸の高さまでにするというのが暗黙のルールとなっている。
6.我が社は制服はないが女性社員はブラウスにスカート、色や柄は派手過ぎないというスタイルが暗黙のルールになっている。
7.職場でも家庭でも、決まり事は暗黙のルールにせず明文化したほうが無用な気遣いやイライラが減る。
8.今まで社会人として5分前行動は暗黙のルールだろうと思っていたので、外国人社員の時間感覚には驚きました。
9.私が内情を暴露したことで、一部の者が暗黙のルールを破ったと騒ぎ立てているようだが、そもそもそんなルールは存在しない。
10.上司は社内にあった残業や飲み会強制参加の暗黙のルールを改善してくれたりして、働きやすい環境を作ってくれました。

この言葉がよく使われる場面としては、皆が暗黙のうちに従っているルールのことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「暗黙のルール」は家族や友人、とある界隈や会社などの独自のルールを表現する場合に使う言葉です。

「紳士協定」と「暗黙のルール」はどちらも当事者間での約束事を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「紳士協定」の方が「暗黙のルール」よりも規模が大きい場面で使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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