【まことしとやか】と【まことしやか】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た日本語の「まことしとやか」と「まことしやか」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「まことしとやか」と「まことしやか」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。




「まことしとやか」と「まことしやか」の違い

「まことしとやか」は「まことしやか」の間違い

「まことしとやか」と「まことしやか」の違いを分かりやすく言うと、「まことしとやか」とは「まことしやか」の間違った使い方、「まことしやか」とはいかにも本当らしく見せることです。

「まことしとやか」は誤字

一般的には「まことしとやか」という言葉は存在しません。読み方が似ていることから、「まことしやか」のことを間違えて「まことしとやか」を使っている人がほとんどです。

「まことしやか」は正しい日本語

正しい言葉である「まことしやか」を使った分かりやすい例としては、「彼女はまことしやかに作り話をする」「彼が言うことはだいたいまことしやかだ」「彼女はまことしやかな嘘をつく」などがあります。

「まことしやか」という言葉はあっても、「まことしとやか」という言葉は存在しません。同時に「まことしやか」という単語の意味について「いかにも本当らしく見せること」と覚えておきましょう。

「まことしやか」の英語表記

「まことしやか」を英語にすると「plausible」となり、例えば上記の「彼女はまことしやかな嘘をつく」を英語にすると「She tell a plausible lie」となります。

「まことしとやか」の意味

「まことしとやか」とは

「まことしとやか」とは、「まことしやか」の間違った使われ方です。

「まことしとやか」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「まことしやか」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「まことしとやか」と間違えやすい理由

「まことしとやか」と「まことしやか」を間違ってしまう理由としては、発音が似ているだけではなく、「まこと」と「しとやか」が合わさった言葉と勘違いしているからです。また、「まことしとやか」という言葉は辞書には載っていないので、誤用しないように注意しましょう。

「まこと」は本当のことのことを意味しており、「しとやか」は性質や動作がもの静かで上品であることを意味しています。そのため、「まことしとやか」としてしまうと、本当に上品であることとなり、正しい日本語である「まことしやか」とは全く違った意味の言葉になってしまいます。

間違った言葉である「まことしとやか」の「しとやか」を使った分かりやすい例としては、「彼女はしとやかに振る舞う」「彼女は物言いがとてもしとやかです」「私の周りにはしとやかな女性が多いです」などがあります。

「まことしやか」の意味

「まことしやか」とは

「まことしやか」とは、いかにも本当らしく見せることを意味しています。

「まことしやか」の漢字表記

「まことしやか」を漢字にすると、「真しやか」「誠しやか」「実しやか」と表記することができます。

表現方法は「まことしやかな噂」「まことしやかに囁かれる」「まことしやかな嘘」

「まことしやかな噂」「まことしやかに囁かれる」「まことしやかな嘘」などが、「まことしやか」を使った一般的な言い回しになります。

「まことしやか」の使い方

「まことしやか」を使った分かりやすい例としては、「彼のまことしやかな言葉を信じてはいけません」「もう少しでまことしやかな説明に騙されるところでした」「彼はまことしやかな陳述をしました」「監督解任の噂がまことしやかに囁かれている」などがあります。

「まことしやか」はいかにも本当らしく見せることを意味しており、簡単に言うならば、真実ではないことを真実らしく言うこととなります。

例えば「まことしやかな噂」とすると、真実ではない可能性が高い噂となります。したがって、真実味がある噂という意味で使うのは誤用なので、間違えないように注意しましょう。

また、本当のことであったり、真実である場合は「まことしやか」を使うことはできません。あくまでも、本当であると見せかける場合に使うと覚えておきましょう。

「まことしやか」は、真実に見えることを意味する「まことし」に、名詞や形容詞の語幹、擬声語や擬態語などの状態を表す語について、いかにもそのような様子であることを意味する「やか」が合わさったのが語源です。

「まことしやか」の類語

「まことしやか」の類語・類義語としては、実際にそうであるらしいことを意味する「本当らしい」、どことなく怪しいことを意味する「胡散臭い」、全面的には信用できないことを意味する「怪しい」などがあります。

「まことしとやか」の例文

1.「まことしとやか」という言葉は存在しないので、おそらく「まことしやか」の言い間違いだろう。
2.「まことしやか」という言葉はいかにも本当らしく見せることで、「まことしとやか」という言葉はない。
3.「まことしとやか」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.彼女はまことしとやかなことばかり言う人だという言葉を使う人はいるが、正しくは彼女はまことしやかなことばかり言う人だです。
5.彼はまことしやかな嘘をついているという言葉はあるが、彼はまことしとやかな嘘をついているという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「まことしやか」という言葉を間違えて「まことしとやか」と表現している時などが挙げられます。

「まことしとやか」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「まことしやか」を間違えて使っている可能性が高いです。

「まことしとやか」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「まことしとやか」ではなく、「まことしやか」と表現するのが正しい使い方になります。

「まことしやか」の例文

1.いつの時代でも、芸能人のスキャンダルはまことしやかに噂されるものだろう。
2.彼の言ってることはまことしやかに聞こえるが、どうも信用することができません。
3.次期社長は外部の人間になるという噂が、まことしやかに流れています。
4.インターネットでは様々な情報がまことしやかに流れているので、嘘を嘘と見抜けない人に扱うのは難しいです。
5.監督が重い病気であることがまことしやかに噂されているが、本当かどうかは分かりません。

この言葉がよく使われる場面としては、いかにも本当らしく見せることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「まことしやか」は真実であるものには使わないと覚えておきましょう。

「まことしとやか」と「まことしやか」どちらを使うか迷った場合は、「まことしとやか」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「まことしやか」を使うようにしましょう。

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