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【以後気をつけます】と【今後は十分に留意して参ります】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「以後気をつけます」(読み方:いごきをつけます)と「今後は十分に留意して参ります」(読み方:こんごはじゅうぶんにりゅういしてまいります)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」という言葉は、どちらも気をつけることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」の違い

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」の意味の違い

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」の違いを分かりやすく言うと、「以後気をつけます」の方が「今後は十分に留意して参ります」よりも警戒するというニュアンスが強いという違いです。

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」の使い方の違い

一つ目の「以後気をつけます」を使った分かりやすい例としては、「同じミスを繰り返さないよう以後気をつけます」「二度としないよう以後気をつけます」「ご指摘いただきありがとうございました。以後気をつけます」などがあります。

二つ目の「今後は十分に留意して参ります」を使った分かりやすい例としては、「このようなことがないよう今後は十分に留意して参ります」「同じ過ちを繰り返さないよう今後は十分に留意して参ります」などがあります。

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」の使い分け方

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」は、どちらも気をつけることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「以後気をつけます」の「気をつけます」は危ないことに対して注意を払うという意味に対して、「留意」はある物事に心を留めて気をつけることを意味なので、「以後気をつけます」の方が「今後は十分に留意して参ります」よりも警戒するというニュアンスが強いというのが違いになります。

したがって、より注意しなければいけない場面では「以後気をつけます」の方を使うと覚えておきましょう。

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」の英語表記の違い

「以後気をつけます」も「今後は十分に留意して参ります」も英語にすると「I will be careful in future」「I will be careful from now on」などとなります。

「以後気をつけます」の意味

「以後気をつけます」とは

「以後気をつけます」とは、今後は注意することを意味しています。

「以後気をつけます」の漢字表記

「以後気をつけます」を漢字にすると、「以後気を付けます」と表記することができます。

「以後気をつけます」の使い方

「以後気をつけます」を使った分かりやすい例としては、「このようなことを繰り返さないよう以後気をつけます」「私どもの確認不足で申し訳ございません、以後気をつけます」「同じ過ちをしないよう以後気をつけます」などがあります。

「以後気をつけます」は、これから先のことを意味する「以後」に、注意を払うことを意味する「気をつける」と、丁寧語の「ます」が合わさり、今後は注意することの意味で使われている言葉です。

「以後気をつけます」は目上の人に使える

「以後気をつけます」は主に謝罪するシーンで使われており、お詫びや自戒のニュアンスを伴っています。また、丁寧な表現でもあるので、ビジネスシーンにおいて目上の人に対して使うことも可能です。

ただし、「以後気をつけます」はややフォーマルな表現でもあるため、重大なミスをした場合や社外の人に対して使うのはあまり適していません。軽いミスや直属の上司に対して使う言葉と覚えておきましょう。

「以後気をつけます」の類語

「以後気をつけます」の類語・類義語としては、注意することの謙った表現を意味する「注意いたします」、心に強くきざみつけて忘れないことを意味する「肝に銘じております」、厳しく反省することを意味する「猛省しております」などがあります。

「今後は十分に留意して参ります」の意味

「今後は十分に留意して参ります」とは

「今後は十分に留意して参ります」とは、今後は十分に気をつけることを意味しています。

「今後は十分に留意して参ります」のひらがな表記

「今後は十分に留意して参ります」をひらがなにして、「今後は十分に留意してまいります」と表記することも可能です。

「今後は十分に留意して参ります」の使い方

「今後は十分に留意して参ります」を使った分かりやすい例としては、「同じミスを繰り返さないよう今後は十分に留意して参ります」「私の不注意で申し訳ございません、今後は十分に留意して参ります」「このような事態を引き起こさないよう十分に留意して参ります」などがあります。

「今後は十分に留意して参ります」は、ある物事に心を留めて気をつけることを意味する「留意」に、今から後のことを意味する「今後」、思うままのことを意味する「十分」、これからも継続して行うことを意味する「して参ります」が合わさった言葉です。

「今後は十分に留意して参ります」は目上の人に使える

「今後は十分に留意して参ります」は丁寧な表現なのでビジネスシーンにおいて目上の人に対して使うことができる言葉ですが、やや軽い表現であるため、重大なミスをしてしまった場合には使うことはできません。

したがって、「今後は十分に留意して参ります」は軽いミスなどの反省度合いが少ないものに対して使う言葉と覚えておきましょう。

「今後は十分に留意して参ります」の類語

「今後は十分に留意して参ります」の類語・類義語としては、これから十分に気をつけることを意味する「今後は十分に注意して参ります」があります。

「以後気をつけます」の例文

1.この度は初歩的なミスをしてしまい申し訳ございません。以後気をつけます。
2.ご指摘いただき感謝いたします。同じ失敗を繰り返さないよう以後気をつけます。
3.誤字脱字については私の確認不足によることです。同じミスをしないよう以後気をつけます。
4.先日は大変申し訳ございませんでした。二度とこのようなミスがないよう以後気をつけます。
5.このようなことを二度と起こさないよう、以後気をつけます。
6.先日の会議での不手際により、参加者の皆様にご迷惑をおかけしました。このようなことがないよう、以後気をつけます。
7.今回のミスについては、彼自身も反省しております。以後気をつけますので、どうか大目に見てやってください。
8.お客様の要望に対応する際に、手順の一部を省略してしまいました。お客様にはご不便をおかけし、大変申し訳ございません。このようなミスがないよう以後気をつけます。
9.昨日のライブでも沢山の方にご迷惑ご心配お掛けしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。以後気をつけます。
10.今回の事務手続きのミスはすべて私の確認不足によるもので、深く反省しております。以後気をつけます。

この言葉がよく使われる場面としては、今後は注意することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「以後気をつけます」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「今後は十分に留意して参ります」の例文

1.今後は十分に留意して参りますので、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
2.二度とこのような事態を引き起こすことがないよう、今後は十分に留意して参ります。
3.私の確認不足でした申し訳ございません。今後は十分に留意して参ります。
4.二度とご迷惑をおかけしないためにも、今後は十分に留意して参ります。
5.私どもの不注意であったと反省しております。同じことを繰り返さないよう今後は十分に留意して参ります。
6.このたびは違う商品をお送りしてしまいまして大変申し訳ございませんでした。今後は十分に留意して参ります。
7.お客様からのフィードバックを真摯に受け止め、今後は十分に留意して参ります。お客様の声を大切にしていきます。
8.弊社のミスによりご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今後は十分に留意して参りますので、信頼を回復できるよう努めます。
9.社内のコミュニケーション不足による問題を改善するため、今後は十分に留意して参ります。円滑な情報共有を心掛けます。
10.社内のルール違反によりトラブルが発生しましたことをお詫び申し上げます。今後は十分に留意して参りますので、再発防止に全力を尽くします。

この言葉がよく使われる場面としては、今後は十分に気をつけることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「今後は十分に留意して参ります」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「以後気をつけます」と「今後は十分に留意して参ります」はどちらも気をつけることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、「以後気をつけます」の方が「今後は十分に留意して参ります」よりも警戒するというニュアンスが強いと覚えておきましょう。

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