【最新の注意】と【細心の注意】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「さいしんのちゅうい」という読み方の「最新の注意」と「細心の注意」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「最新の注意」と「細心の注意」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「最新の注意」と「細心の注意」の違い

「最新の注意」は「細心の注意」の間違い

「最新の注意」と「細心の注意」の違いを分かりやすく言うと、「最新の注意」とは「細心の注意」の間違った使い方、「細心の注意」とは細かいところまで気を配ることです。

「最新の注意」は誤字

一般的には「最新の注意」という言葉は存在しません。読み方が同じなことから、「細心の注意」のことを間違えて「最新の注意」を使っている人がほとんどです。

「細心の注意」は正しい日本語

正しい言葉である「細心の注意」を使った分かりやすい例としては、「今後は細心の注意を払います」「危険物の処理に際して細心の注意を払う」「相手が激昂しているので交渉は細心の注意を払う」「慎重に観測するかまたは細心の注意を払う」などがあります。

「細心の注意」という言葉はあっても、「最新の注意」という言葉は存在しません。同時に「細心の注意」という単語の意味について「細かいところまで気を配ること」と覚えておきましょう。

「細心の注意」の英語表記

「細心の注意」を英語にすると「meticulous preparation」「close attention」となり、例えば上記の「慎重に観測するかまたは細心の注意を払う」を英語にすると「Observe with care or pay close attention to」となります。

「最新の注意」の意味

「最新の注意」とは

「最新の注意」とは、「細心の注意」の間違った使われ方です。

「最新の注意」が間違っている理由

「最新の注意」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が同じなため、「細心の注意」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「最新の注意」と「細心の注意」を間違ってしまう理由としては、「最新」と「細心」の読み方が同じなので、間違って覚えてしまっているのが原因です。

また、「最新」と「細心」では「最新」の方が広く一般的に使われているため、パソコンや携帯で変換すると「最新」の方が上位変換として出てくるので、勘違いして覚えてしまっている人もいるのでしょう。

ではなぜ「最新の注意」が間違った言葉かというと、「最新」は一番新しいことを意味しているので、一番新しいことに注意するという少し意味の分からない言葉になってしまうからです。

したがって、正しい日本語は細かいところまで心を配ることを意味する「細心」を使った、「細心の注意」と覚えておきましょう。

間違った日本語である「最新の注意」の「最新」を使った分かりやすい例としては、「有名作家の最新作は驚くように売れました」「彼女は最新のファッションを身に付けている」「最新の家電を購入することにしました」などがあります。

「細心の注意」の意味

「細心の注意」とは

「細心の注意」とは、細かいところまで気を配ることを意味しています。

表現方法は「細心の注意を払う」「細心の注意を払って

「細心の注意を払う」「細心の注意を払って」などが、「細心の注意」を使った一般的な言い回しになります。

「細心の注意」の使い方

「細心の注意」を使った分かりやすい例としては、「放射性物質を扱うには細心の注意が必要です」「今やっている仕事は細心の注意を要する」「体系を維持するために食生活には細心の注意を払う」「熱中症の予防に細心の注意を払う」などがあります。

「細心の注意」は細かいところまで心配ることを意味する「細心」に、気を配ることを意味する「注意」が合わさり、細かいところまで気を配ることの意味で使われている言葉です。

「細心の注意」はビジネスシーンで使われている

「細心の注意」はビジネスシーンにおいてよく使われている言葉で、「細心の注意を払って下さい」のようにミスが許されない場面だと相手に促す場合や、「細心の注意で臨みます」のように決意表明として使われています。

「細心の注意」の類語

「細心の注意」の類語・類義語としては、注意深くて軽々しく行動しないことを意味する「慎重になる」、危険に備えてあらかじめ注意し用心することを意味する「警戒する」、様々に注意を払うことを意味する「気を遣う」などがあります。

「最新の注意」の例文

1.「最新の注意」という言葉は存在しないので、おそらく「細心の注意」の言い間違いだろう。
2.「細心の注意」という言葉は細かいところまで気を配ることで、「最新の注意」という言葉はない。
3.「最新の注意」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.最新の注意を払って作業をするという言葉を使う人はいるが、正しくは細心の注意を払って作業をするです。
5.爆弾の処理には細心の注意が必要ですという言葉はあるが、爆弾の処理には最新の注意が必要ですという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「細心の注意」という言葉を間違えて「最新の注意」と表現している時などが挙げられます。

「最新の注意」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「細心の注意」を間違えて使っている可能性が高いです。

「最新の注意」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「最新の注意」ではなく、「細心の注意」と表現するのが正しい使い方になります。

「細心の注意」の例文

1.一度決定を押したら変更できませんので、細心の注意を払って入力してください。
2.お客様のプライバシーを預かっているため、情報の取り扱いには細心の注意を払う。
3.送付されたメールにはウイルスが仕込まれている可能性があるため、開封には細心の注意が必要です。
4.午後はさらに暑くなる見込みなので、細心の注意を払って外出するようにしましょう。
5.以前大きなトラブルがあったので、担当者の交代の際は細心の注意を払う。

この言葉がよく使われる場面としては、細かいところまで気を配ることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「細心の注意」はビジネスシーンにおいても使うことができる言葉です。

「最新の注意」と「細心の注意」どちらを使うか迷った場合は、「最新の注意」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「細心の注意」を使うようにしましょう

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