【そうは問屋が許さない】と【そうは問屋が卸さない】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「そうは問屋が許さない」(読み方:そうはとんやがゆるさない)と「そうは問屋が卸さない」(読み方:そうはとんやがおろさない)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「そうは問屋が許さない」と「そうは問屋が卸さない」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。



「そうは問屋が許さない」と「そうは問屋が卸さない」の違い

「そうは問屋が許さない」は「そうは問屋が卸さない」の間違い

「そうは問屋が許さない」と「そうは問屋が卸さない」の違いを分かりやすく言うと、「そうは問屋が許さない」とは「そうは問屋が卸さない」の間違った使い方、「そうは問屋が卸さない」とは物事はそう簡単に運ばないことです。

「そうは問屋が許さない」は誤字

一般的には「そうは問屋が許さない」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「そうは問屋が卸さない」のことを間違えて「そうは問屋が許さない」を使っている人がほとんどです。

「そうは問屋が卸さない」は正しい日本語

正しい言葉である「そうは問屋が卸さない」を使った分かりやすい例としては、「優しい言葉で騙そうとしてもそうや問屋が卸さないよ」「安くて性能の良いタブレットを探しているがそうは問屋が卸さない」などがあります。

「そうは問屋が卸さない」という言葉はあっても、「そうは問屋が許さない」という言葉は存在しません。同時に「そうは問屋が卸さない」ということわざの意味について「物事はそう簡単に運ばないこと」と覚えておきましょう。

「そうは問屋が卸さない」の英語表記

「そうは問屋が卸さない」を直訳した英語はないのですが、それほど簡単には行かないことを意味する「It’s not going to be that easy」が近い表現となります。

「そうは問屋が許さない」の意味

「そうは問屋が許さない」とは

「そうは問屋が許さない」とは、「そうは問屋が卸さない」の間違った使われ方です。

「そうは問屋が許さない」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「そうは問屋が卸さない」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「そうは問屋が許さない」と間違えやすい理由

「そうは問屋が許さない」と「そうは問屋が卸さない」を間違えてしまう理由としては、「許さない」と「卸さない」の発音が似ていることが原因です。

また、「そうは問屋が卸さない」はそんな安値では問屋が卸売りしないことが語源なので、「許さない」と混同してしまうと意味が通じない言葉になるので注意が必要になります。

文化庁が発表した平成27年度に行われた国語に関する世論調査では、正しい使い方である「そうは問屋が卸さない」を使う人が70.4%、間違った使い方である「そうは問屋が許さない」を使う人が23.6%という結果が出ています。

上記の結果からも分かるように、「そうは問屋が許さない」と「そうは問屋が卸さない」は非常に間違えやすい日本語になります。正しい日本語は「そうは問屋が卸さない」と覚えておきましょう。

「そうは問屋が卸さない」の意味

「そうは問屋が卸さない」とは

「そうは問屋が卸さない」とは、物事はそう簡単に運ばないことを意味しています。

「そうは問屋が卸さない」の使い方

「そうは問屋が卸さない」を使った分かりやすい例としては、「勉強しないで満点取ろうとしてもそうは問屋が卸さない」「2点差をつけていたのに追いつかれてしまったそうは問屋が卸さないようだ」「やっと助かったと思ったがそうは問屋が卸さなかった」などがあります。

「そうは問屋が卸さない」の由来

「そうは問屋が卸さない」の由来は、江戸時代からある問屋になります。問屋とは、生産者、輸入業者、一次卸売業者などから商品を仕入れ、主として最終消費者以外に対して販売を行う流通業者のことです。

そのため、お店側としては安く仕入れるために交渉をするが、問屋は安い値段では決して卸売りしませんでした。これが転じて現代では、物事はそう簡単に運ばないことや思い通りに行かないことの意味で使われています。

「そうは問屋が卸さない」は現代も死語ではない

「そうは問屋が卸さない」は、江戸時代が由来の言葉である問屋を使っているため死語という説がありますが、現代でも使わている言葉と覚えておきましょう。

「そうは問屋が卸さない」の類語

「そうは問屋が卸さない」の類語・類義語としては、物事の軽重や本末などを取り違えることを意味する「主客転倒」、物事が道理と逆になることを意味する「石が流れて木の葉が沈む」などがあります。

「そうは問屋が許さない」の例文

1.「そうは問屋が許さない」という言葉は存在しないので、おそらく「そうは問屋が卸さない」の言い間違いだろう。
2.「そうは問屋が卸さない」という言葉は物事はそう簡単に運ばないことで、「そうは問屋が許さない」という言葉はない。
3.「そうは問屋が許さない」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.自分だけ楽しようと思ってもそうは問屋が許さないという言葉を使う人はいるが、正しくは自分だけ楽しようと思ってもそうは問屋が卸さないです。
5.一人だけ幸せになろうとしてもそうは問屋が卸さないという言葉はあるが、一人だけ幸せになろうとしてもそうは問屋が許さないという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「そうは問屋が卸さない」という言葉を間違えて「そうは問屋が許さない」と表現している時などが挙げられます。

「そうは問屋が許さない」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「そうは問屋が卸さない」を間違えて使っている可能性が高いです。

「そうは問屋が許さない」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「そうは問屋が許さない」ではなく、「そうは問屋が卸さない」と表現するのが正しい使い方です。

「そうは問屋が卸さない」の例文

1.担保もなしにお金を貸してと言われても、そうは問屋が卸さない。
2.面接の練習もせずに一流企業の内定を貰おうなんて、そうは問屋が卸さないよ。
3.1回戦の相手は無名のチームなので主力を温存しても勝てると思っていたが、そうは問屋が卸さないようだ。
4.普段は他人のことなんて気に掛けないのに、自分が困った時だけ泣きつくなんて、そうは問屋が卸さないよ。
5.他人に面倒事を押し付けて自分だけ休もうなんて、そうは問屋が卸さない。

この言葉がよく使われる場面としては、物事はそう簡単に運ばないことを表現したい時などが挙げられます。

「そうは問屋が卸さない」は物事はそう簡単に運ばないことを意味しているので、日常生活、ビジネスシーン、スポーツシーンなど様々な場面で使うことが可能です。

「そうは問屋が許さない」と「そうは問屋が卸さない」どちらを使うか迷った場合は、「そうは問屋が許さない」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「そうは問屋が卸さない」を使うようにしましょう。

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