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【重要】と【重大】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「重要」(読み方:じゅうよう)と「重大」(読み方:じゅうだい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「重要」と「重大」という言葉は、どちらもを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




重要と重大の違い

重要と重大の意味の違い

重要と重大の違いを分かりやすく言うと、重要とは物事の中心に関係していることを表し、重大とは他への影響が大きいことを表すという違いです。

重要と重大の使い方の違い

一つ目の重要を使った分かりやすい例としては、「ビジネスでは合理性を重要視します」「取引先の重要人物と会う約束をする」「コミュニケーションの重要性を伝える」「タスクには重要度と緊急度があります」などがあります。

二つ目の重大を使った分かりやすい例としては、「あなたは重大災害の定義をご存知でしょうか」「火事の原因は隣家の重大な過失でした」「昭和に起きた重大事件を紹介します」「後になって事の重大さに気付いた」などがあります。

重要と重大の使い分け方

重要と重大という言葉は、どちらも大切であり重んじなければならないことを表しますが、厳密な意味や使い方には違いがあります。

重要とは、物事の根本や成否などに大きく関わることや、極めて大切であることを意味します。ビジネスにおける「重要人物」とは、組織や社会にとって大きな役割を持つ人物や、事業を進めるうえで鍵を握る人のことです。

重大とは、事柄が重くて大きいことを意味し、他に大変な結果や影響をもたらすような状態を意味します。上記の例文にある「重大災害」とは、労働災害の中でも、一度に3人以上の労働者が業務上死傷または病気にかかった災害のことです。

つまり、重要とは物事の中心に関係しているために大切であることを表し、重大とは他への影響が大きいために大切なことを意味する言葉です。また、重要はポジティブな意味でのみ用いられ、重大はポジティブな意味だけでなくネガティブな意味でも使用されることも、二つの言葉の違いになります。

重要と重大の英語表記の違い

重要を英語にすると「import」「matter」となり、例えば上記の「重要視する」を英語にすると「regard something as important」となります。

一方、重大を英語にすると「serious」「severe」「grave」となり、例えば上記の「重大災害」を英語にすると「serious disaster」となります。

重要の意味

重要とは

重要とは、物事の根本・本質・成否などに大きく関わること、極めて大切であることを意味しています。

表現方法は「重要文化財」「重要な人」「重要性」

「重要文化財」「重要な人」「重要性」などが、重要を使った一般的な言い回しです。

重要の使い方

重要を使った分かりやすい例としては、「広告に載せるイラストは重要な要素です」「緊急度と重要度のマトリクスを作成する」「英語は毎日勉強することが重要です」「ポスターには重要指名手配犯13人が掲示されていた」などがあります。

その他にも、「この重要文化財の秘密を教えます」「重要物流道路は国土交通大臣が指定します」「よく使うフォルダーに重要マークを設定する」「重要事項説明書の見るべきポイントを紹介します」などがあります。

重要の「重」は訓読みで「おもい」と読み、おもんじることや大切にすることを表し、「要」は訓読みで「かなめ」と読み、ある物事の最も大切な部分や要点を表します。重要とは、価値や必要性などがあり、重んじなければならないことを意味する言葉です。

「重要事項説明書」の意味

重要を用いた日本語には「重要事項説明書」があります。重要事項説明書とは、何らかの売買契約を結ぶにあたり、契約上の重要な事項である詳細情報や注意事項などを、売り手側が買い手側に説明するための書類です。

重要の対義語

重要の対義語・反対語としては、あまり重要ではないさまを意味する「些細」、とりあげる価値がないことを意味する「つまらない」などがあります。

重要の類語

重要の類語・類義語としては、非常に大切なことや最も必要なことを意味する「肝要」、最も重要なことを意味する「肝心」、なくてはならないことを意味する「必要」、物事の中心を意味する「本丸」などがあります。

重大の意味

重大とは

重大とは、事柄が普通でなく、大変な結果や影響をもたらすような状態であることを意味しています。

その他にも、「軽々しく扱えない、大切な事柄であること」「重く大きいさま」の意味も持っています。

表現方法は「事の重大さ」「重大な」「重大発表」

「事の重大さ」「重大な」「重大発表」などが、重大を使った一般的な言い回しです。

重大の使い方

「監督から重大発表があるらしい」「重大な過失が事故を引き起こした」「使える英語教育は重大な課題となっています」「羽田空港で起きた重大インシデントの件数を調べる」などの文中で使われている重大は、「大変な結果をもたらすような状態であること」の意味で使われています。

一方、「Googleから重大なセキュリティ通知が届いた」「重大な役割を果たす」の文中で使われている重大は「大切な事柄であること」の意味で、「重大事故として消費者庁に報告する」「重大なウイルスアラートが表示された」の文中で使われている重大は「重く大きいさま」の意味で使われています。

重大の「大」は規模が大きいことや重要であることを表す漢字です。大切にすることを意味する「重」と組み合わさり、重大とは、他への影響が非常に大きくなりそうなさま、軽々しく扱えないような事態であること、重々しくて大きいことを意味します。

「重大インシデント」の意味

重大を用いた日本語には「重大インシデント」があります。重大インシデントとは、航空や船舶などの事故が発生するおそれがあると認められる事態を意味します。具体的には、航空機のプロペラなどの損傷、発動機の破損、船舶同士の接触などを指します。

重大の対義語

重大の対義語・反対語としては、重要でない小さなことであるさまを意味する「瑣末」、損害などの程度がわずかであることを意味する「軽微」などがあります。

重大の類語

重大の類語・類義語としては、重大な事柄や容易でない事件を意味する「大事」、非常に大切なことを意味する「肝心要」、尊び重んじることや非常に大切にすることを意味する「貴重」、事態が切迫し重大なことを意味する「深刻」などがあります。

重要の例文

1.地球環境問題は、人類の生存を揺るがしかねない21世紀の最重要課題である。
2.日本経済が低迷するなか、インバウンド消費の重要性が一層高まっています。
3.物価上昇を踏まえて実質賃金を上げることが、今まで以上に重要となるでしょう。
4.交通事故の被害を少しでも軽くするためには、大切な頭部を守ることがとても重要です。
5.幼児にとって、早期の英語教育は日本語をきちんと覚えることよりも重要なのだろうか。

この言葉がよく使われる場面としては、物事の根本や中心に関係していて大事であること、大切なことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、重要の慣用的な言い回には「最重要」「重要性」「重要となる」などがあります。「重要性」とは その物が持っている非常に大切な性質やその程度を意味します。

例文4にある「重要」と「大切」の違いは、「重要」が客観的にみて必要性が高いことに対して、「大切」は主観的に必要であるという意味合いが強い点にあります。

重大の例文

1.アンケート調査によると、いじめに関する重大な事態の4割が認知すらされていなかったようです。
2.人気ユーチューバーが重大発表の生配信をすると予告し、中高生の間で話題となっています。
3.女友達と二人きりで遊ぶという事の重大さに気づかない彼氏に、心の底から呆れています。
4.時代がグローバル化しているなかで、日本人の英語下手は重大な欠陥として問題となっています。
5.このたび起きた一連の事の重大さを真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。

この言葉がよく使われる場面としては、軽々しく扱えないような事態であること、重々しくて大きいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、重大の慣用的な言い回しには「重大な事態」「重大発表」「事の重大さ」などがあります。「事の重大さ」とは、ある事柄が重々しくて大きく普通ではなことを意味します。類語には、「事の大きさ」「重大性」「重要度」などがあります。

重要と重大という言葉は、どちらも「大切であること」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、物事の中心に関係しているために大切であることを表現したい時は「重要」を、他への影響が大きいために大切なことを表現したい時は「重大」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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