【タフ】と【タフネス】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「タフ」と「タフネス」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「タフ」と「タフネス」という言葉は、「へこたれないこと」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




タフとタフネスの違い

タフとタフネスの意味の違い

タフとタフネスの違いを分かりやすく言うと、タフは形容詞表現をする時に使い、タフネスは名詞表現をする時に使うという違いです。

タフとタフネスの使い方の違い

一つ目のタフを使った分かりやすい例としては、「タフで強い主人公は危険な場所にも足を進めることを決めていた」「タフな紙袋でなければ破れていたに違いない」「なかなかタフな相手だったため長期戦を強いられた」などがあります。

二つ目のタフネスを使った分かりやすい例としては、「パワーとタフネスには自信があると彼は言っていた」「タフネスのある折りたたみ傘がほしい」「タフネスのある人は営業職などビジネスマンにおいて評価されやすい」などがあります。

タフとタフネスの使い分け方

タフとタフネスはどちらも、へこたれないことを表し、意味は全く同じです。ただし、使い方が若干異なります。

タフは、「タフな主人公」「タフな女性」「タフな紙袋」などのように対象となる語を伴って使われる言葉で、人にも物にも使われています。また、「タフな相手」などのように厄介である様子や困難な出来事を表す場合にも使われています。

一方のタフネスは、「タフネスがある」「タフネスのある」「メンタルタフネス」などのように性質や能力を表す言葉として使われ、「タフネススマホ」などのように物に対して使われることもあります。

つまり、タフは形容詞として使い、タフネスは名詞として使うという明確な違いがあります。そのため、「タフな人」を「タフネスな人」と置き換えたり、「タフネスのある人」を「タフのある人」と置き換えて使うことはできません。

タフとタフネスの英語表記の違い

タフを英語にすると「tough」となり、例えば上記の「タフで強い」を英語にすると「tough and strong」となります。一方、タフネスを英語にすると「toughness」となり、例えば上記の「パワーとタフネス」を英語にすると「power and toughness」となります。

タフの意味

タフとは

タフとは、体力や精神力がありへこたれない様子を意味しています。

その他にも、その物事や相手が手ごわく困難である様子を意味します。

タフの使い方

「タフな女性とサバサバした女性は必ずしも同じではないだろう」「母親のタフさを見習って生きていきたい」「タフである必要はないがある程度見切りをつける癖はつけたい」などの文中で使われているタフは、「へこたれない様子」の意味で使われています。

一方、「タフネゴシエーターが企業に一人はいなければ売り上げに繋がらないだろう」「こんなにもタフな企画になるとは思わなかった」「タフな試合ほど超えてやるという気になる」などの文中で使われているタフは、「困難である様子」の意味で使われています。

タフは英語で「tough」と表記され、「かたい」「頑丈な」「頑固な」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、人だけでなく物や物事に対しても使われています。

「タフネゴシエーター」の意味

上記例文の「タフネゴシエーター」とは、手ごわい交渉相手を意味する言葉です。外交を担う政治家らのニックネームなどとして使われることが多くありますが、値切り値切られを行うビジネスシーンにおいても使われています。

タフの対義語

タフの対義語・反対語としては、繊細な様子を意味する「デリケート」、純粋で傷付きやすい様子「ナイーブ」、容易い様子を意味する「イージー」があります。

タフの類語

タフの類語・類義語としては、厳しいことを意味する「ハード」、過酷な様子を意味する「シビア」、体が丈夫で元気なことを意味する「強壮」、何事にも屈しないという信念を持つことを意味する「不退転」などがあります。

タフネスの意味

タフネスとは

タフネスとは、頑丈で疲れを知らないことを意味しています。

その他にも、粘り強いことを意味します。

タフネスの使い方

「タフネスタブレットはアウトドアに持ってこいだ」「操作中に落とすことが多いためタフネススマホを検討している」「タフネスボディは一朝一夕で手に入るものではない」などの文中で使われているタフネスは、「頑丈であること」の意味で使われています。

一方、「メンタルタフネスはストレスを受けることで強くなるのだろうか」「タフネスはビジネスマンにとって重要なスキルとも言える」などの文中で使われているタフネスは、「精神力が高く粘り強いこと」の意味で使われています。

タフネスは英語で「toughness」と表記され、「かたいこと」「丈夫なこと」「強靭性」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、人だけでなく物に対しても使われています。

「メンタルタフネス」の意味

上記例文の「メンタルタフネス」とは、ストレスに対する耐性を意味する言葉で、困難を乗り越えるための行動を起こせるような心の強さを指します。企業に義務付けられているストレスチェックにおいてその度合いを知ることができます。

タフネスの対義語

タフネスの対義語・反対語としては、弱点を意味する「ウィーク」、やることが長続きしない様子を意味する「飽きっぽい」があります。

タフネスの類語

タフネスの類語・類義語としては、しなやかで強いことを意味する「強靭」、度量が大きく大胆な様子を意味する「豪放」、強くてしっかりしていることを意味する「強堅」、力強い様子を意味する「パワフル」どがあります。

タフの例文

1.友人にタフで羨ましいと言われたが、難しいことは考えすぎず、他人の意見はしっかり聞くようにしているだけだ。
2.息子のタフさは旦那譲りなのだろうと思っていたが、遠くを見ることが増えた時期には頑張りすぎないよう伝えた。
3.タフな人間になろうと思ってもすぐになれるわけではなく、ストレスがかかり過ぎるのもかえって傷になる気がする。
4.今回の相手がタフなあまりに長い時間集中力を途切れさせないよう大変だったが良い経験だった。
5.タフな試合は観客として見る分には見応えがあり、得点に至るまでの場面を何度も見返してしまう。
6.今度の上司は小柄で可憐な見かけに反し、頭は切れしいつ寝ているんだというくらいタフで怒涛のミッションにお手上げ気味だ。
7.田中さんは持ち前のタフな行動力とサバイバルスキルがあったからこそ、奇跡の生還を可能にしたのでしょう。
8.中卒の資格しかなかった彼は受験勉強を乗り越え、見事早稲田大学に合格しました。そのタフな努力と不屈の精神は、多くの人々に感動を与えました。
9.彼は業界でタフネゴシエーターと言われて、手強い相手であることは知っていましたが、あれほどまでとは思いもよりませんでした。
10.彼女はタフなビジネスウーマンとして、男性中心の業界で地位を確立し、女性の地位向上に尽力しています。

この言葉がよく使われる場面としては、体力や精神力がありへこたれない様子を意味する時などが挙げられます。

例文4や例文5のように、物事や相手が手ごわく困難である様子を表す場合にも使われています。

タフネスの例文

1.次購入するならタフネススマホと考えていたが、スマホケースである程度の衝撃を抑えることができるのではと思った。
2.タフネスとファッションの両立は難しいことではないようで、今ではスタイリッシュなデザインの時計も販売されている。
3.ビジネスマンにはタフネスが売りのパソコンやタブレットが人気なのだろうか。
4.タフネスのある人材がいないと言われているが、転職希望者が多いのは自分に合わない職場だと判断したからだろう。
5.課内のタフネス社員は周りからの期待も大きいだろうと思っていたが、本人にはストレス発散を上手くしているだけと言われた。
6.最近体の衰えを感じるので鍛えてタフネスボディを手に入れたいと言ったら、君はまずはダイエットだろと旦那にばかにされた。
7.スポーツ選手は身体的なタフネスだけでなく、メンタルタフネスも必要ですから、大変だと思います。
8.彼女が仕事を乗り切ったのはタフネスというより、なんだかやけくそでどうにでもなれという感じさえする。
9.エリート社員たちのタフネスさはどうやったら身につくものなのだろう。やはり天性のものなのか。
10.父親はスマホの操作中に落として傷つけてしまうことが多いため、私はタフネススマホを勧めている。

この言葉がよく使われる場面としては、頑丈で粘り強いことを意味する時などが挙げられます。

例文1から例文3では頑丈であることを表し、例文4と例文5では粘り強いことや精神力があることを表す言葉として使われています。

タフとタフネスは、どちらも「へこたれないこと」を表します。どちらを使うか迷った場合は、形容詞表現をする場合は「タフ」を、名詞表現をする場合は「タフネス」を使うと覚えておけば間違いありません。

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