【要望】と【希望】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た意味を持つ「要望」(読み方:ようぼう)と「希望」(読み方:きぼう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「要望」と「希望」という言葉は、どちらも物事の実現を望むことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。



要望と希望の違い

要望と希望の意味の違い

要望と希望の違いを分かりやすく言うと、要望は実現を強く求めることを意味し、希望とは実現を願うことを意味するという違いです。

要望と希望の使い方の違い

一つ目の要望を使った分かりやすい例としては、「自治体への要望書を書く」「顧客の要望を聞くようにしている」「ご要望にお応えできるよう検討します」「ご意見ご要望はこちらへご連絡ください」「なんとか要望を聞き入れてもらった」などがあります。

二つ目の希望を使った分かりやすい例としては、「大学生のうちに海外留学を希望する」「希望に満ちた少年がこの地域は多い」「就職に失敗して人生の希望を失う」「ご希望に沿えるよう精進します」「希望を聞き入れるようにします」「参加を希望するメールを出し忘れた」などがあります。

要望と希望の使い分け方

要望は自分が望んだことを他者に対して求めることを意味しており、希望は自分が望むこと自体を意味しています。例えば上記の「海外留学を希望する」は自分が海外留学を望んでいることを表し、「海外留学を要望する」となると海外留学を望み他者に働きかけることを表します。

要望と希望の英語表記の違い

要望を英語にすると「request」となり、例えば上記の「顧客の要望」を英語にすると「customer requirements」となります。一方、希望を英語にすると「hope」となり、例えば上記の「希望を失う」を英語にすると「lose hope」となります。

要望の意味

要望とは

要望とは、物事の実現を強く求めることを意味しています。

表現方法は「要望を受ける」「要望を出す」「要望がある」

「要望を受ける」「要望を出す」「要望がある」などが、要望を使った一般的な表現方法です。

要望の使い方

要望を使った分かりやすい例としては、「ご要望を承りました」「市長に要望書を提出する」「要望を聞き入れてもらえない」「顧客の要望に応えなさい」「県民の要望に応える」「要望の声が高いとそれだけ効果がある」「福祉施設の建設を強く要望する」などがあります。

その他にも、「相手に要望を伝える」「要望に対する回答を作成する」「福利厚生の拡充を要望する」「要望に沿う設計になっている」「相手の要望を断る」「あれこれ要望の多い人は面倒だ」「顧客の無茶な要望に応じる」「部下から改善を強く要望されて困る」などがあります。

要望という言葉は、日常生活やビジネスシーンなど幅広い場面で使われており、とても馴染みのある言葉なはずです。「物事の実現を強く求めること」の意味を持っているため、特にビジネスシーンや行政に対して使われることが多くあります。

「要望書」の意味

要望書とは団体や個人に宛てて、何かを要望する場合に出す文書のことです。例えば、会社の労働組合が就労条件の改善を求めて要望書を提示したり、市民が福祉事業の拡充を求めて要望書を提出するなどがあります。

要望の類語

要望の類語・類義語としては、強く欲しがって求めることを意味する「欲求」、常に心にかけて強く望むことを意味する「念願」、必要または当然なこととして相手に強く求めることを意味する「要求」、ある行為をするように相手方に求めることを意味する「申し入れ」などがあります。

要望の字を使った別の言葉としては、必要なこととして相手に強く求めること意味する「要求」、物事の中心となるところを意味する「要点」、非常に大切なことを意味する「肝要」、いろいろある中で特に大切なことを意味する「主要」などがあります。

希望の意味

希望とは

希望とは、物事の実現を望み願うことを意味しています。

他にも、将来に対する期待や明るい見通しの意味も持っています。

表現方法は「希望する」「希望します」「希望させていただく」

「希望する」「希望します」「希望させていただく」などが、希望を使った一般的な言い回しです。

希望の使い方

「お金がないので奨学金を希望する」「柔道部への入部を希望する」「嬉しいことに全ての希望が通った」「希望しない部署に配属されてしまった」「希望小売価格が上がってきている」「ダイレクトメールを希望しない」などの文中で使われている希望は「物事の実現を望み願うこと」の意味で使われています。

一方、「希望的観測にすぎない」「未来への希望を持ちたい」「甲子園への希望が持てる高校」「次失敗したら全ての希望が消える」「夢も希望もない世の中」「どう考えても今後の希望が持てない」などの文中で使われている希望は「将来に対する期待や明るい見通し」の意味で使われています。

希望という言葉は物事の実現を望み願うことや将来に対する期待を意味しており、プラスのイメージがある言葉です。

「希望的観測」の意味

上記の「希望的観測」とは事の成り行きを都合の良いように推測することです。証拠に基づかず、「そうだったらいいな」という願望に沿って推測することを表します。

希望の類語

希望の類語・類義語としては、願い望むことを意味する「願望」、自分はこうなりたいと望むことを意味する「志望」、不足を感じてこれを満たそうと強く望むことを意味する「欲望」、熱心に望むことを意味する「熱望」などがあります。

希の字を使った別の言葉としては、強く願い求めることを意味する「希求」、少なくて珍しいことを意味する「希少」、めったにないことを意味する「希有」、70歳のお祝いを意味する「古希」などがあります。

要望の例文

1.スマホ決済で支払いたいとの要望の声が高いので、店舗への導入を考えている。
2.社内で検討しましたが、ご要望にお応えできず大変申し訳ございません。
3.彼女は、職場への要望をいつも上手に伝えるので角が立たない。
4.大学の利用時間の延長を求めて要望書を作成し、学生からの多数の署名を添えて要望書を提出した。
5.夫婦円満の秘訣は、お互いの主張や要望をきちんと伝えてから折り合いをつけることだと思う。

この言葉がよく使われる場面としては、物事の実現を強く求めることを表現したい時などが挙げられます。

例文1で使われている「要望の声が高い」とは意見が多いことを表現しています。また、例文2のように要望を受け入れられないことを「要望に応えられない」または「要望に沿えることができない」などと表現します。

希望の例文

1.息子は第一希望の学校に進学できなかったが、充実した学校生活を送っているので良い結果だったと思う。
2.近年は、身内だけでゆっくりとお別れがしたいという家族の希望から盛大な葬儀より家族葬を選ばれる方が多くなっている。
3.大企業の面接では「希望しない部署に配属されたらどうしますか?」という質問がよくあるそうだ。
4.日本において、将来に明るい希望を持っている若者の割合は12.2%と低いそうだ。
5.恋愛は正常な判断をするのが難しいので、つい希望的観測をしがちなものだ。

この言葉がよく使われる場面としては、物事の実現を望み願うことや将来に対する期待を表現したい時などが挙げられます。

例文1から3で使われる希望は、物事の実現を望み願うことの意味で使わています。また、例文4や5で使われている希望は、将来に対する期待や明るい見通しの意味で使わています。

要望や要求という言葉はどちらも人生の中ので数えきれないほど、使ったり聞いたりする言葉なはずです。どちらも望むことを意味しますが、要求は望んだことを他者に求めることを表し、希望は自分が望むこと自体を表すことに注意しましょう。

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