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【即興】と【アドリブ】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「即興」(読み方:そっきょう)と「アドリブ」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「即興」と「アドリブ」という言葉は、どちらもその場の感興を表現することを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「即興」と「アドリブ」の違い

「即興」と「アドリブ」の意味の違い

「即興」と「アドリブ」の違いを分かりやすく言うと、「即興」は演奏で表現すること、「アドリブ」は演奏だけではなく演技やセリフでも表現できることという違いです。

「即興」と「アドリブ」の使い方の違い

一つ目の「即興」を使った分かりやすい例としては、「即興演奏をしたら会場が盛り上がりました」「場の雰囲気を明るくするために即興でピアノを弾くことにしました」「即興で演奏するのは苦手です」「即興的に詩を作れますか」などがあります。

二つ目の「アドリブ」を使った分かりやすい例としては、「本番中にセリフを忘れてしまったのでアドリブで乗り切ることにしました」「彼はアドリブが上手いので色々な番組に引っ張りだこです」「彼はアドリブでジョークを言う」などがあります。

「即興」と「アドリブ」の使い分け方

「即興」と「アドリブ」はどちらもその場の感興を表現することを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「即興」は詩歌や音楽などの演奏で表現する場合にのみ使えるのに対して、「アドリブ」は演奏だけではなく演技やセリフに対しても使えるというのが違いになります。

「即興」と「アドリブ」の英語表記の違い

「即興」を英語にすると「improvised」「impromptu」「extempore」となり、例えば上記の「即興的に詩を作れますか」を英語にすると「Can you compose poetry impromptu」となります。

一方、「アドリブ」を英語にすると「ad lib」となり、例えば上記の「彼はアドリブでジョークを言う」を英語にすると「He ad-lib some jokes」となります。

「即興」の意味

「即興」とは

「即興」とは、その場の感興を即座に詩歌や音楽などを作ることを意味しています。

表現方法は「即興で作る」「即興ダンス」

「即興で作る」「即興ダンス」などが、「即興」を使った一般的な言い回しになります。

「即興」の使い方

「即興」を使った分かりやすい例としては、「彼は即興の曲を弾いてくれました」「下準備なしで即興で行なわれた演奏に感動しました」「夫は酒に酔うと即興の歌をよく歌います」「即興演奏を無事やり切ることができました」などがあります。

「即興」はその場の感興を即座に詩歌や音楽などを作ることを意味する名詞です。名詞とは自立語で活用がなく、文の主語となることができるものことを意味しています。

「即興」の特徴

「即興」は主に詩歌や音楽などの演奏で表現する場合に使うのが特徴です。そのため、「即興演奏」「即興曲」などの複合語がよく使われていると覚えておきましょう。

では「即興」はどのような感じかというと、その場で思い浮かんだ詩歌をそのまま読んだり、事前に決めごとを作らずにその場で自由演奏する場合になどが挙げられます。

「即興」の類語

「即興」の類語・類義語としては、即興演奏や即興演劇のことを意味する「インプロビゼーション」、下調べや準備や事前の相談なしに物事を行なうことを意味する「ぶっつけ」、その場ですぐにすることを意味する「即席」などがあります。

「アドリブ」の意味

「アドリブ」とは

「アドリブ」とは、台本や楽譜などにない即興のセリフや演奏をすることを意味しています。

表現方法は「アドリブで話す」「アドリブ演技」

「アドリブで話す」「アドリブ演技」などが、「アドリブ」を使った一般的な言い回しになります。

「アドリブ」の使い方

「アドリブ」を使った分かりやすい例としては、「優れたドラマにはアドリブがあると思っています」「主役を決めるオーディションでアドリブを求められました」「アドリブで演奏したギターが絶讃されました」などがあります。

「アドリブ」は台本や楽譜などにない即興のセリフや演奏をすることを意味する言葉です。

「アドリブ」は詩歌や音楽などの演奏だけではなく、「アドリブでセリフを言う」「お笑い芸人にはアドリブが求められている」などのように、演技やセリフに対しても使えるというのが特徴です。

また、音楽の際にはジャズのジャンルにおいてよく使われていると覚えておきましょう。

「アドリブ」の語源

「アドリブ」は元々「アドリビトゥム」というラテン語で自由にという意味を持っています。ラテン語とはインド‐ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語で、古代ローマ人の用いた言葉になります。

現在、ラテン語を公用語として採用している国はバチカン市国のみです。

この「アドリビトゥム」がアメリカに伝わり省略されたのが「アドリブ」で、台本や楽譜などにない即興のセリフや演奏をすることの意味で使われるようになりました。そして、これらが日本にも伝われり、使われるようになったと言われています。

「アドリブ」の類語

「アドリブ」の類語・類義語としては、すぐその場のことを意味する「即座に」、素早くその場面に適応して機転をきかすことを意味する「当意即妙」などがあります。

「即興」の例文

1.即興で作った歌を披露したら、お客さんが大絶賛してくれました。
2.会場のお客さんを笑顔にしたかったので、即興演奏することにしました。
3.私は突然歌うことを求められて、即興でやるしかありませんでした。
4.彼女は観客の求めに応じて、素晴らしい即興演奏を披露しました。
5.即興演奏するのは中々難しいので、お願いされてもすぐできる物ではありません。

この言葉がよく使われる場面としては、その場の感興を即座に詩歌や音楽などを作ることを表現したい時などが挙げられます。

上記の礼文にあるように、「即興」は芸術シーンで使われることが多い言葉です。

「アドリブ」の例文

1.二人はアドリブで演技をしているのに息がぴったりなので、大物俳優の凄さを肌で感じました。
2.お笑い芸人はアドリブを求められることが多いので、とても大変です。
3.予想外のアクシデントが起こったので、アドリブで対応することにしました。
4.とある発言でスタジオがとても悪い雰囲気になったが、MCのアドリブによって救われました。
5.あまりに面白いことを連発するので台本かと思ったら、彼のアドリブだったらしくとても驚きました。

この言葉がよく使われる場面としては、台本や楽譜などにない即興のセリフや演奏をすること表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「アドリブ」は芸術シーンで使われることが多い言葉です。

「即興」と「アドリブ」はどちらもその場の感興を表現することを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、演奏で表現すること場合は「即興」を、演奏だけではなく演技やセリフでも表現できることの場合は「アドリブ」を使うと覚えておきましょう。

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