【先着順】と【早い者勝ち】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「先着順」(読み方:せんちゃくじゅん)と「早い者勝ち」(読み方:はやいものがち)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「先着順」と「早い者勝ち」という言葉は、どちらも先に到着したものから順に対象として取り扱うことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「先着順」と「早い者勝ち」の違い

「先着順」と「早い者勝ち」の意味の違い

「先着順」と「早い者勝ち」の違いを分かりやすく言うと、「先着順」は平和的なイメージ、「早い者勝ち」は争奪戦のイメージという違いです。

「先着順」と「早い者勝ち」の使い方の違い

一つ目の「先着順」を使った分かりやすい例としては、「人気ゲーム機は先着順で売ることにしました」「入場チケットは抽選ではなく先着順になります」「限定版については先着順となっております」「先着順でお客様の対応をしております」などがあります。

二つ目の「早い者勝ち」を使った分かりやすい例としては、「福袋は基本早い者勝ちなので争奪戦になることが多い」「花火が良く見える場所は基本早い者勝ちです」「こちらの商品は早い者勝ちとなっております」などがあります。

「先着順」と「早い者勝ち」の使い分け方

「先着順」と「早い者勝ち」はどちらも先に到着したものから順に対象として取り扱うことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「先着順」は平和的なイメージなのに対して、「早い者勝ち」は争奪戦のイメージで使うというのが違いです。

「先着順」と「早い者勝ち」は根本的な意味は同じですが、イメージが微妙に異なっていると覚えておきましょう。

「先着順」と「早い者勝ち」の英語表記の違い

「先着順」も「早い者勝ち」も英語にすると「first come」「first served」となり、例えば上記の「先着順でお客様の対応をしております」を英語にすると「We serve our customers on a first-come」となります。

「先着順」の意味

「先着順」とは

「先着順」とは、先に到着したものから順に対象として取り扱うことを意味しています。

表現方法は「先着順となりますのでお早めに」「先着順定員になり次第終了」

「先着順となりますのでお早めに」「先着順定員になり次第終了」などが、「先着順」を使った一般的な言い回しになります。

「先着順」の使い方

「先着順」を使った分かりやすい例としては、「当店の予約に関しては先着順となっております」「こちらのキャンペーンですが先着順で終了となります」「こちらの限定メニューは10名までの先着順となっております」「本イベントの参加は先着順です」などがあります。

「先着順」は先に到着したものから順に対象として取り扱うことを意味する言葉です。

「先着順」は基本的に先に来た人や先に応募したが何かしらの権利を得る場合に使います。そのため、商品の購入やイベントのチケットに対してなどの使うのが一般的です。

「先着順」の特徴

「先着順」は列を形成したりなど、きちんと統制されている場面で行なうのが一般的なので、平和的なイメージを伴っていると覚えておきましょう。

「先着順」の対義語

「先着順」の対義語・反対語としては、くじを引くことを意味する「抽選」があります。

「先着順」の類語

「先着順」の類語・類義語としては、到着した順から対象として取り扱うことを意味する「到着順」、受付した順から対象として取り扱うことを意味する「受付順」などがあります。

「早い者勝ち」の意味

「早い者勝ち」とは

「早い者勝ち」とは、人より先にした者が利益を得ることを意味しています。

「早い者勝ち」の使い方

「早い者勝ち」を使った分かりやすい例としては、「ドメイン名の取得は基本早い者勝ちとなっている」「空き室は1室のみとなっておりますので早い者勝ちですよ」「早い者勝ちの商品だったのですぐに売り切れてしまいました」などがあります。

「早い者勝ち」は人より先にした者が利益を得ることを意味することわざです。ことわざとは、古くから言い伝えられてきた教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉のことを意味しています。

「早い者勝ち」の特徴

「早い者勝ち」は類語である「先着順」と同じ意味を持つ言葉ですが、こちらは争奪戦のイメージが強いです。

例えば、花見の席取りや花火大会の席取りなどの整備されていない場面において早く来た人からその場所を権利を得たり、正月の福袋でお店のワゴンから先に取った人が購入権を得るなどの無法地帯の場合によく使います。

もちろん、「こちらは10食限定の早い者勝ちになっております」のように、「先着順」のような使い方をしても問題ありません。

「早い者勝ち」の対義語

「早い者勝ち」の対義語・反対語としては、くじで物事を決めることを意味する「くじ引き」などがあります。

「早い者勝ち」の類語

「早い者勝ち」の類語・類義語としては、在庫が完売となり次第販売が終了することを意味する「在庫限り」があります。

「先着順」の例文

1.こちらのイベントは先着順となっておりますので、お早めにお申し込みください。
2.当日は先着順ではなく抽選となっておりますので、徹夜で並ばないようお願いいたします。
3.先着順で整理券をお配りしますので、こちらへお並びください。
4.こちらの商品は先着順となり、なくなり次第終了とさせていただきます。
5.ご予約は先着順となっておりますので、お早めにご応募ください。

この言葉がよく使われる場面としては、先に到着したものから順に対象として取り扱うことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「先着順」は平和的なイメージで使う言葉です。

「早い者勝ち」の例文

1.給食のおかわりは早い者勝ちだったので、いつも急いで食べていました。
2.駐車場は早い者勝ちだったので、深夜に出発することにしました。
3.人気デザートは1日10食限定なので、基本早い者勝ちです。
4.こちらの物件は人気エリアですので、早い者勝ちとなっております。
5.花見の場所取りは早い者勝ちなので、始発で向かうことにしました。

この言葉がよく使われる場面としては、人より先にした者が利益を得ることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「早い者勝ち」は争奪戦のイメージで使う言葉です。

「先着順」と「早い者勝ち」はどちらも先に到着したものから順に対象として取り扱うことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、平和的なイメージで使うのが「先着順」、争奪戦のイメージで使うのが「早い者勝ち」と覚えておきましょう

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