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【察する】と【推測する】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「察する」(読み方:さっする)と「推測する」(読み方:すいそくする)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「察する」と「推測する」という言葉は、どちらも推し量って想像することを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「察する」と「推測する」の違い

「察する」と「推測する」の意味の違い

「察する」と「推測する」の違いを分かりやすく言うと、「察する」とは直感的に何を感じ取ること、「推測する」とはすでに持っている知識から予想することという違いです。

「察する」と「推測する」の使い方の違い

一つ目の「察する」を使った分かりやすい例としては、「他人の気持ちを察することは苦手です」「口ぶりから察すると彼は貴族出身らしいです」「彼女からただならぬ気配を察する」「彼の苦衷は察するに余りある」などがあります。

二つ目の「推測する」を使った分かりやすい例としては、「彼女の服装から20代前半だと推測する」「統計から推測するとこの町の人口はさらに減るだろう」「私は彼の訛りからイタリア人だと推測する」などがあります。

「察する」と「推測する」の使い分け方

「察する」と「推測する」はどちらも推し量って想像することを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「察する」は直感的に何を感じ取るというニュアンスで使うのに対して、「推測する」はすでに持っている知識から予想するというニュアンスで使うというのが違いなります。

分かりやすく説明すると、「危険を察する」とした場合、土壇場で危険を感じ取るというニュアンスで使います。一方、「危険を推測する」とした場合、事前に危険を予測しておくというニュアンスになると覚えておきましょう。

また、「察する」は他人の気持ちを推し量って同情するという意味を持っているのも違いの一つです。

「察する」と「推測する」の英語表記の違い

「察する」を英語にすると「guess」「gather」「presume」「sense」「sympathize with」「imagine」となり、例えば上記の「彼の苦衷は察するに余りある」を英語にすると「I can just imagine how deeply hurt he must be」となります。

一方、「推測する」を英語にすると「suppose」「guess」「infer」「surmise」「conjecture」となり、例えば上記の「私は彼の訛りからイタリア人だと推測する」を英語にすると「I guessed from his accent that he was Italian」となります。

「察する」の意味

「察する」とは

「察する」とは、物事の事情などを推し測ってそれと知ることを意味しています。その他にも、他人の気持ちを推し量って同情することの意味も持っています。

「察する」の読み方

「察する」の読み方は「さっする」です。誤って「さつする」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「察する力」「察することができない」「察するに余りある」

「察する力」「察することができない」「察するに余りある」などが、「察する」を使った一般的な言い回しになります。

「察する」の使い方

「察するところ何かを隠しているに違いない」「背後に誰かの気配を察する」などの文中で使われている「察する」は、「物事の事情などを推し量ってそれと知ること」の意味で使われています。

一方、「彼女の悲しみは察するに余りある」「彼の苦衷を察する」などの文中で使われている「察する」は、「他人の気持ちを推し量って同情すること」の意味で使われています。

「察する」は物事の事情などを推し測ってそれと知ることや、他人の気持ちを推し量って同情することを意味する動詞です。また、目に見える何かが明確にあるのではなく、その場の空気や表情から推し量る場合に使います。

「察する」は直感的に何を感じ取るというニュアンスで使うというのが特徴です。例えば、「彼女の悲しみを察する」のように、目の前に見る彼女が悲しんでいる様子を、直感的に感じ取った場合に使います。

「察する」の類語

「察する」の類語・類義語としては、今後を見通すことを意味する「見越す」、類似の事実を当てはめてみて見当をつけることを意味する「推し量る」、そこからある感じを受け取ることを意味する「感じ取る」などがあります。

「推測する」の意味

「推測する」とは

「推測する」とは、ある事柄をもとにして推量することを意味しています。

表現方法は「推測するに」「原因を推測する」「動機を推測する」

「推測するに」「原因を推測する」「動機を推測する」などが、「推測する」を使った一般的な言い回しになります。

「推測する」の使い方

「推測する」を使った分かりやすい例としては、「彼女の言動を悪い方に推測する」「患者は感染症にかかったと推測する」「十年後の物価を推測する」「事故の原因を推測する」「残された資料から何が起こったか推測する」などがあります。

「推測する」はある事柄をもとにして推量することを意味する動詞です。ある事柄や情報についていろいろと推し量ることで、その事柄や情報のままでは知り得ない一面などを導き出すことができます。

「推測する」はすでに持っている知識から予想するというニュアンスで使うというのが特徴です。

例えば、「犯行の動機は怨恨だと推測する」という一文があった場合、犯行現場の状況を見て、自分の持っている知識から想像力を思いめぐらせて犯行の動機を予想するという意味になります。

したがって、「推測する」は直感的ではなく、事前にある知識を元にして予想するという場合に使うと覚えておきましょう。

「推測する」の類語

「推測する」の類語・類義語としては、他人の事情や心中を思いやることを意味する「推察する」、物事の状態や程度や他人の心中などを推し量ることを意味する「推量する」、ある事実を手がかりにして推し量って決めることを意味する「推定する」などがあります。

「察する」の例文

1.察するところ、あの会社は何か良からぬことを考えているのではないだろうか。
2.道端を歩いていたらただなぬ気配を察したので、一目散に走り出しました。
3.試験結果を聞こうと思ったが、彼の顔色から察すると駄目だったらしい。
4.彼女胸中を察すると、このままじっとしているわけにはいきません。
5.飼い猫が行方不明になり、彼が心底悲しんでいることを察する。

この言葉がよく使われる場面としては、物事の事情などを推し測ってそれと知ることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、他人の気持ちを推し量って同情することを表現したい時にも使います。

例文1と例文2の「察する」は物事の事情などを推し測ってそれと知ること、例文3から例文5の「察する」は他人の気持ちを推し量って同情することの意味で使っています。

「推測する」の例文

1.これらの世論調査から、彼が次期都知事になることは容易に推測することができました。
2.犯行の動機を推測することで、ある程度の犯人像が見えてきます。
3.世界の情勢を鑑みると、物価がまた上がるかもしれないと推測する。
4.社内でいざこざが起こっていたので、今回のプロジェクトが頓挫するのを推測することは容易でした。
5.私が推測するに、彼の犯行の動機はギャンブルで作った借金だろう。

この言葉がよく使われる場面としては、ある事柄をもとにして推量することを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「推測する」は悪いことを言い当てる場合にも使うことができます。

「察する」と「推測する」はどちらも推し量って想像することを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、直感的に何を感じ取る場合に使うのが「察する」、すでに持っている知識から予想する場合に使うのが「推測する」と覚えておきましょう。

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