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【傾ける】と【傾げる】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「傾ける」(読み方:かたむける)と「傾げる」(読み方:かしげる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「傾ける」と「傾げる」という言葉は、どちらも立っているものを斜めになるようにすることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「傾ける」と「傾げる」の違い

「傾ける」と「傾げる」の意味の違い

「傾ける」と「傾げる」の違いを分かりやすく言うと、「傾ける」とは斜めにする以外の意味でも使える、「傾げる」とは斜めにする意味でしか使えないという違いです。

「傾ける」と「傾げる」の使い方の違い

一つ目の「傾ける」を使った分かりやすい例としては、「前方に椅子を傾ける」「彼らの失政が国運を傾けることとなりました」「彼の言ってることに耳を傾ける」「私は仕事に全力を傾ける」「彼女は体を前に40度傾ける」などがあります。

二つ目の「傾げる」を使った分かりやすい例としては、「彼は不思議に思って首を傾げる」「彼女はことりと首を傾げる」「彼の決断に首を傾げる人も多かったです」「女友達をデートに誘ったら首を傾げて返事を渋られた」などがあります。

「傾ける」と「傾げる」の使い分け方

「傾ける」と「傾げる」はどちらも立っているものを斜めになるようにすることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「傾ける」は斜めにすること以外に、酒を飲むこと、存在を危うくさせること、力や注意など一途にその方向に向けることの意味も持っており、様々な場面で使うことができます。

一方、「傾げる」は斜めにすることの意味しか持っておらず、この意味でしか使えないというのが違いです。

そのため、「首を傾ける」は「首を傾げる」に置き換えることは可能ですが、「彼の言葉に耳を傾ける」を「彼の言葉に耳を傾げる」とすることはできません。

「傾ける」と「傾げる」の英語表記の違い

「傾ける」も「傾げる」も英語にすると「tilt」「lean」「ruin」となり、例えば上記の「彼女は体を前に40度傾ける」を英語にすると「She lean forward 40 degrees」となります。

「傾ける」の意味

「傾ける」とは

「傾ける」とは、物を斜めにすることを意味しています。その他にも、酒を飲むこと、存在を危うくさせること、力や注意など一途にその方向に向けることの意味も持っています。

「傾ける」の読み方

「傾ける」の読み方は「かたむける」です。誤って「けいける」などと読まないようにしましょう

表現方法は「耳を傾ける」「心を傾ける」「蘊蓄を傾ける」

「耳を傾ける」「心を傾ける」「蘊蓄を傾ける」などが、「傾ける」を使った一般的な言い回しになります。

「傾ける」の使い方

「彼女は45度まで首を傾ける」「彼は大ジョッキを傾ける」などの文中で使われている「傾ける」は、「物を斜めにすることや酒を飲むこと」の意味で使われています。

一方、「私は道楽から身代を傾ける」「彼女に言葉に耳を傾ける」などの文中で使われている「傾ける」は、「存在を危うくさせることや力や注意など一途にその方向に向けること」の意味で使われています。

「傾ける」は複数の意味を持つ動詞です。そのため、様々な場面で使うことができると覚えておきましょう。

物を斜めにすること意味の場合は、物理的に「傾ける」場合に使いますが、酒を飲むこと、存在を危うくさせること、力や注意など一途にその方向に向けることの意味の場合は抽象的に何かを「傾ける」場合に使うのが一般的です。

「傾ける」の類語

「傾ける」の類語・類義語としては、滅亡させることを意味する「滅ぼす」、斜めになることを意味する「傾ぐ」などがあります。

「傾げる」の意味

「傾げる」とは

「傾げる」とは、斜めにすることを意味しています。

「傾げる」の読み方

「傾げる」の読み方は「かしげる」です。誤って「けいげる」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「首を傾げる」「頭を傾げる」

「首を傾げる」「頭を傾げる」などが、「傾げる」を使った一般的な言い回しになります。

「傾げる」の使い方

「傾げる」を使った分かりやすい例としては、「彼女は不思議そうに首を横に傾げる」「彼にお願いをしたら小首を傾げる仕草を見せられました」「説明されたことが分からず思わず小首を傾げる」「テストの点数が納得できないものだったので首を傾げる」などがあります。

「傾げる」は斜めにすることを意味する動詞です。主に物理的な何か斜めにする場合に使うと覚えておきましょう。

「傾げる」の特徴

「傾げる」は不思議に思ってちょっと考えるときの動作である「首を傾げる」の言い回しを使うことが非常に多いです。

「傾げる」の類語

「傾げる」の類語・類義語としては、傾いて斜めになることを意味する「傾斜」があります。

「傾ける」の例文

1.上体を傾けるストレッチをすると調子が良いので、仕事がある日は日課にしています。
2.せっかくご一緒したので、一献傾けながらお話お聞かせください。
3.親族経営している会社は、二代目が経営を傾けるというのはよく聞く話です。
4.新規プロジェクトに失敗してしまい、身代を傾けることとなりました。
5.彼は私の忠告に耳を傾けることをしなかったので、破滅への道に進んでいきました。

この言葉がよく使われる場面としては、物を斜めにすることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、その他にも、酒を飲むこと、存在を危うくさせること、力や注意など一途にその方向に向けることを表現したい時にも使います。

例文1は物を斜めにすること、例文2は酒を飲むこと、例文3と例文4は存在を危うくさせること、例文5は力や注意など一途にその方向に向けることの意味で使っています。

「傾げる」の例文

1.私が勢いよく旅行に誘ったら、彼は小首を傾げて返事を渋ってしまいました。
2.彼の説明が私には全く理解できなかったので、思わず首を傾げる。
3.彼女は期末試験の結果を見て、納得できないという表情で首を傾げる。
4.なぜ失敗したのか尋ねたら、首を傾げたくなるような答えしか帰ってきませんでした。
5.彼女の奇妙な言い分を何とか理解しようとして、彼は首を傾げる。

この言葉がよく使われる場面としては、斜めにすることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「傾げる」は「首を傾げる」の形でよく使われている言葉です。

「傾ける」と「傾げる」はどちらも立っているものを斜めになるようにすることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、斜めにする以外の意味でも使えるのが「傾ける」、斜めにする意味でしか使えないのが「傾げる」と覚えておきましょう。

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