【瞬く間】と【あっという間】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「瞬く間」(読み方:またたくま)と「あっという間」(読み方:あっというま)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「瞬く間」と「あっという間」という言葉は、どちらも時間の短さを表すことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「瞬く間」と「あっという間」の違い

「瞬く間」と「あっという間」の違いを分かりやすく言うと、「瞬く間」は客観的・描写的に短い時間を表すこと、「あっという間」主観的・感覚的に時間の速さを表すことという違いです。

一つ目の「瞬く間」を使った分かりやすい例としては、「夕陽が沈むのはまさに瞬く間だった」「彼の成長は瞬く間に目に見えるほどだった」「一瞬の油断で試合は瞬く間に決まった」などがあります。

二つ目の「あっという間」を使った分かりやすい例としては、「楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう」「子どもが大きくなるのはあっという間だと感じる」「旅行の三日間はあっという間に終わってしまった」などがあります。

「瞬く間」と「あっという間」はどちらも時間の短さを表すことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「瞬く間」は「夕陽が沈むのは瞬く間だった」のように、非常に短く、一瞬で過ぎ去る時間を文学的・描写的に表現する際に使う言葉です。

一方、「あっという間」は「楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう」のように、感覚的に時間が短く感じられることを表す日常的な表現です。

つまり、客観的・描写的に短い時間を表すのが「瞬く間」、主観的・感覚的に時間の速さを表すのが「あっという間」と覚えておきましょう。

「瞬く間」を英語にすると「in the twinkling of an eye」「in a flash」「in an instant」となり、例えば「一瞬の油断で試合は瞬く間に決まった」を英語にすると「The game was decided in the twinkling of an eye due to a momentary lapse」となります。

一方、「あっという間」を英語にすると「in no time」「before you know it」「in a blink of an eye」となり、例えば「旅行の三日間はあっという間に終わってしまった」を英語にすると「The three-day trip ended before we knew it」となります。

「瞬く間」の意味

「瞬く間」とは、まばたくほどのごく短い間のことを意味しています。

「瞬く間」を使った分かりやすい例としては、「夕陽が沈むのは瞬く間だった」「彼の成長は瞬く間に目に見えるほどだった」「一瞬の油断で試合は瞬く間に決まった」「子猫は瞬く間にベッドの下に隠れた」などがあります。

「瞬く間」は、ごく短い時間のうちに物事が起こること、一瞬で過ぎ去る出来事を表す言葉です。瞬時に変化する様子や、あっという間に終わってしまうことを強調したいときに使います。

また、「瞬く間」自体は敬語表現ではありませんが、文章全体を丁寧に整えれば、ビジネス文書やフォーマルな文章でも使うことができます。

「瞬く間」が具体的にどれくらいの時間を指すかは明確な定義はありません。数秒や数分のごく短い時間を表す場合もあれば、比喩的に「ほんの一瞬で物事が終わる」といった意味で使われることもあります。

そのため、一般的には「非常に短い時間のうちに物事が起こる」というニュアンスで理解しておくとよいでしょう。

「瞬く間」は、現在や未来の出来事の短さを表現する際に特に使われます。過去の出来事に使うこともできますが、あくまで「一瞬で変化した」「すぐに終わった」という短時間の強調を意図するときに適しています。

「瞬く間」の類語・類義語としては、ごく短い時間を強調することを意味する「一瞬」があります。

「あっという間」の意味

「あっという間」とは、ほんのわずかな時間のことを意味しています。

「あっという間」を使った分かりやすい例としては、「楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった」「子どもが大きくなるのはあっという間だと感じる」「旅行の三日間はあっという間に終わってしまった」などがあります。

「あっという間」は、時間が非常に速く過ぎ去ったと感じることを表す言葉です。主観的な感覚で時間の短さを強調するときに使われます。

また、「あっという間」自体は敬語表現ではありませんが、文章全体を丁寧に整えることで、ビジネス文書やフォーマルな文章でも使用可能です。

「あっという間」は、具体的にどれくらいの時間を指すという明確な定義はありません。数分や数時間、場合によっては数日程度の時間を指すこともありますが、いずれも「自分の感覚として非常に短く感じた時間」というニュアンスで使います。

そのため、日常生活や会話でよく用いられる表現です。

「あっという間」は、現在・過去・未来の出来事すべてに使えますが、特に「時間が経つのが速く感じられる」場合に適しています。

「あっという間」の類語・類義語としては、比較的短時間で何かが起こることを表すことを意味する「すぐに」があります。

「瞬く間」の例文

1.夕焼けが沈むのは瞬く間で、気づいたら夜の街が広がっていました。
2.会議中の説明は瞬く間に終わり、次の議題に移らざるを得ませんでした。
3.彼の成長は瞬く間で、半年も経たないうちにリーダーとして活躍しました。
4.雨雲が広がるのは瞬く間で、気づくと道路が濡れて滑りやすくなっていました。
5.新しい企画が承認されるのは瞬く間で、準備の時間もほとんど残されませんでした。

この言葉がよく使われる場面としては、まばたくほどのごく短い間のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「瞬く間」は客観的・描写的に短い時間を表すときに使う言葉です。

「あっという間」の例文

1.楽しい休日はあっという間に過ぎてしまい、翌日の仕事を考えると少し残念でした。
2.子どもが成長するのはあっという間で、昨日できなかったことも今日は簡単にできていました。
3.旅行の三日間はあっという間に終わってしまい、写真を整理する時間もほとんどありませんでした。
4.読書会の時間はあっという間に過ぎて、気がつけば夜になっていました。
5.新しい職場での一週間はあっという間で、慣れる前に週末が訪れてしまいました。

この言葉がよく使われる場面としては、ほんのわずかな時間のことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「あっという間」は主観的・感覚的に時間の速さを表すときに使う言葉です。

「瞬く間」と「あっという間」はどちらも時間の短さのことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、客観的・描写的に短い時間を表すのが「瞬く間」、主観的・感覚的に時間の速さを表すのが「あっという間」と覚えておきましょう。

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