【すんなり】と【あっさり】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「すんなり」と「あっさり」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「すんなり」と「あっさり」という言葉は、どちらも物事が円滑に進む様子のことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「すんなり」と「あっさり」の違い

「すんなり」と「あっさり」の意味の違い

「すんなり」と「あっさり」の違いを分かりやすく言うと、「すんなり」は過程が滞りなく進む様子に対して使う、「あっさり」は結果や態度が軽く淡白である様子に対して使うという違いです。

「すんなり」と「あっさり」の使い方の違い

一つ目の「すんなり」を使った分かりやすい例としては、「交渉は予想以上にすんなり進んだ」「説明を聞いて内容をすんなり理解できました」「手続きが思ったよりもすんなり終わりました」などがあります。

二つ目の「あっさり」を使った分かりやすい例としては、「長く悩んでいた問題をあっさり手放した」「期待していた勝負があっさり決着した」「彼は別れ話をあっさり受け入れました」などがあります。

「すんなり」と「あっさり」の使い分け方

「すんなり」と「あっさり」はどちらも物事が円滑に進む様子のことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「すんなり」は「話がすんなり通る」「問題がすんなり解決する」のように、途中で引っかかりや抵抗がなく、過程が滑らかに進行していく場面に対して使う言葉になります。

一方、「あっさり」は「決断をあっさり下す」「勝負があっさり終わる」のように、結果や態度が淡泊で、執着や重みを感じさせない状態に対して使う言葉です。

つまり、過程が滞りなく進む様子に対して使うのが「すんなり」、結果や態度が軽く淡白である様子に対して使うのが「あっさり」と覚えておきましょう。

「すんなり」と「あっさり」の英語表記の違い

「すんなり」を英語にすると「smoothly」 「easily」 「without difficulty」となり、例えば「話がすんなり進んだ」を英語にすると「The discussion proceeded smoothly」となります。

一方、「あっさり」を英語にすると「lightly」 「easily」 「without much attachment」となり、例えば「彼は別れをあっさり受け入れた」を英語にすると「He accepted the breakup without much attachment」となります。

「すんなり」の意味

「すんなり」とは

「すんなり」とは、物事が滞ることなくなめらかに進むことを意味しています。

表現方法は「すんなり進む」「すんなり理解する」

「すんなり進む」「すんなり理解する」「すんなり受け入れる」などが、「すんなり」を使った一般的な言い回しになります。

「すんなり」の使い方

「すんなり」を使った分かりやすい例としては、「説明を聞いてすんなり内容を理解しました」「交渉は予想以上にすんなりまとまりました」「道に迷うこともなくすんなり目的地に着きました」「手続きが簡単で、すんなり申請が完了しました」などがあります。

「すんなり」は、物事が障害や抵抗なく、滑らかに進行する様子を意味する副詞です。副詞とは品詞の一つであり、動作や状態の進み方、程度を補足的に説明する役割を担っています。

「すんなり」は「すんなり決まる」「すんなり納得する」「すんなり解決する」などのように、問題や迷い、引っかかりがほとんどなく、自然に物事が運ぶ場面に用いられます。

また、「予想していたよりもすんなり話が進んだ」「覚悟していたほど苦労せず、すんなり終わった」といったように、事前の懸念や心配と対比して使われることも多い表現です。

「すんなり」の特徴

「すんなり」は、円滑さや滑らかさを客観的に伝える表現であり、前向きで落ち着いた印象を与えるのが特徴です。そのため、日常会話だけでなく、ビジネスシーンなどでも使える言葉と覚えておきましょう。

「すんなり」の類語

「すんなり」の類語・類義語としては、物事が問題なく進むことを表す「円滑に」、抵抗なく進むことを示す「順調に」などがあります。

「あっさり」の意味

「あっさり」とは

「あっさり」とは、時間や手間をかけずに物事が行われることを意味しています。

表現方法は「あっさり終わる」「あっさり認める」

「あっさり終わる」「あっさり認める」「あっさり引き下がる」などが、「あっさり」を使った一般的な言い回しになります。

「あっさり」の使い方

「あっさり」を使った分かりやすい例としては、「長引くと思っていた話し合いは意外にもあっさり終わりました」「反対されると思っていたが彼はあっさり了承しました」「苦労するかと思った試験にあっさり合格できました」「こだわると思われた点を彼はあっさり手放しました」などがあります。

「あっさり」は、物事が拍子抜けするほど簡単に済んだり、執着や重みを感じさせずに処理されたりする様子を意味する副詞です。

「あっさり」は「あっさり決まる」「あっさり諦める」「あっさり勝つ」などのように、予想していた困難さや感情的な重さがなく、軽やかに物事が終結する場面に用いられます。

また、「あれほど悩んでいたのに、実際にやってみるとあっさり解決した」「粘るかと思ったが、意外にもあっさり身を引いた」といったように、期待や予測との落差を強調する表現として使われることも多い言葉です。

「あっさり」の特徴

「あっさり」は、簡潔さや淡泊さを含んだ表現であり、軽快で時に意外性を感じさせる印象を与えるのが特徴です。そのため、日常会話では感想や評価としてよく使われる一方、文脈によっては「物足りない」「冷たい」といったニュアンスを帯びることもあります。

「あっさり」の類語

「あっさり」の類語・類義語としては、簡単に済むことを表す「簡単に」、執着のなさを示す「淡々と」などがあります。

「すんなり」の例文

1.事前に資料を共有していたため、会議は特に混乱もなくすんなり進行しました。
2.初めての作業でしたが、丁寧な説明のおかげですんなり理解することができました。
3.心配していた申請手続きも、担当者の対応が良くすんなり完了しました。
4.何度も練習していたので、本番でも緊張せずすんなり発表を終えられました。
5.新しい上司とも価値観が近く、思った以上にすんなり打ち解けられました。

この言葉がよく使われる場面としては、物事が滞ることなくなめらかに進むことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「すんなり」は過程が滞りなく進む様子に対して使う言葉です。

「あっさり」の例文

1.長時間悩んでいたにもかかわらず、彼は最後はあっさり結論を出しました。
2.大きなトラブルになるかと思いましたが、先方は意外にもあっさり了承しました。
3.勝負に執着していた割には、結果が出ると本人はあっさり受け止めていました。
4.思い入れのあった企画でしたが、状況を考えてあっさり方向転換しました。
5.徹夜で準備したプレゼン資料が、上司に一瞬であっさり既読スルーされました。

この言葉がよく使われる場面としては、時間や手間をかけずに物事が行われることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「あっさり」は結果や態度が軽く淡白である様子に対して使う言葉です。

「すんなり」と「あっさり」はどちらも物事が円滑に進む様子のことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、過程が滞りなく進む様子に対して使うのが「すんなり」、結果や態度が軽く淡白である様子に対して使うのが「あっさり」と覚えておきましょう。

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