【オールマイティ】と【オールラウンダー】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「オールマイティ」と「オールラウンダー」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「オールマイティ」と「オールラウンダー」という言葉は、「万能である様子」という共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




オールマイティとオールラウンダーの違い

オールマイティとオールラウンダーの意味の違い

オールマイティとオールラウンダーの違いを分かりやすく言うと、オールマイティは人以外にも用いられる表現であり、オールラウンダーは人に対して用いる表現であるという違いです。

オールマイティとオールラウンダーの使い方の違い

一つ目のオールマイティを使った分かりやすい例としては、「オールマイティな素材はどこにでも使用してしまう」「オールマイティなシステムを管理していた社員が辞めてしまった」「オールマイティな人はコミュニケーション能力も高いと思う」などがあります。

二つ目のオールラウンダーを使った分かりやすい例としては、「彼女はオールラウンダーなので何でもそつなくこなす」「オールラウンダーな彼はどのポジションでも最高のプレイをしてくれる」「オールラウンダーとして仕事ができるだろうか」などがあります。

オールマイティとオールラウンダーの使い分け方

オールマイティとオールラウンダーはどちらも、万能である様子を表しますが、使い方が若干異なります。

オールマイティは、何でも完全にできることを表します。上記例文の「オールマイティな素材」「オールマイティなシステム」などのように、人以外の物に対しても使うことができ、日常生活からビジネスシーンまで幅広く用いられています。

一方のオールラウンダーは、多くの領域で有能な人を表します。上記例文の「彼女はオールラウンダー」「オールラウンダーな彼」などのように、人に対して用いられることがほとんどで、特にスポーツ選手などに対して使われています。

つまり、オールマイティは人だけでなく、人以外にも用いられる表現であり、オールラウンダーは人に対して用いる表現であるという違いがあります。

オールマイティとオールラウンダーの英語表記の違い

オールマイティを英語にすると「versatile」「almighty」となり、例えば上記の「オールマイティな素材」を英語にすると「a versatile material」となります。

一方、オールラウンダーを英語にすると「all-rounder」「all-round」となり、例えば上記の「彼女はオールラウンダーだ」を英語にすると「she is an all-rounder」となります。

オールマイティの意味

オールマイティとは

オールマイティとは、何でも完全にできることを意味しています。

その他にも、何に対しても強いものを意味する言葉として使われています。

オールマイティの使い方

「オールマイティな人と呼ばれるように全てに注力しようとしても難しい」「オールマイティさよりも、専門性が強みになることが多い」などの文中で使われているオールマイティは、「何でも完全にできること」の意味で使われています。

一方、「トランプゲームにおいてオールマイティは最強の能力を発揮する」「この争いにオールマイティは存在しなかった」「オールマイティがあれば、打開できただろう」などの文中で使われているオールマイティは、「一番強いもの」の意味で使われています。

オールマイティは英語で「almighty」と表記され、「全能の」「全能の神」といった意味を持つ言葉です。日本語では同じように使われず、「多芸多才」「万能な人」を表すため、和製英語とされています。

表現方法は「オールマイティは最強の能力を発揮する」

また、上記例文の「オールマイティは最強の能力を発揮する」「オールマイティは存在しなかった」などのように、トランプゲームにおいて一番強い札を指すことから転じて、何に対しても強いものや、切り札を表す言葉としても使われています。

オールマイティの対義語

オールマイティの対義語・反対語としては、専門の道に通じており、実力を持つ人を意味する「オーソリティ」があります。

オールマイティの類語

オールマイティの類語・類義語としては、色々な分野の知識や能力を持っている人を意味する「ゼネラリスト」、特定のジャンルにとどまらず多方面で才能を発揮して活躍する芸能人を意味する「マルチタレント」などがあります。

オールラウンダーの意味

オールラウンダーとは

オールラウンダーとは、多くの領域で有能な人を意味しています。

オールラウンダーの使い方

オールラウンダーを使った分かりやすい例としては、「投手としても打者としても結果を出せるオールラウンダーとして有名だ」「多くの知識を吸収してオールラウンダーを目指したい」「オールラウンダーの先輩はどこの部署でも引っ張りだこだ」などがあります。

その他にも、「オールラウンダーになるためにも、目の前の仕事を一つ一つこなしていきたい」「オールラウンダーであるため、様々な種目に参加しているようだった」「オールラウンダーになるよりもスペシャリストを目指したい」などがあります。

オールラウンダーは英語で「all-round」「all-rounder」と表記され、「万能」「多芸な人」といった意味を持つ言葉です。日本語でも同じように使われており、特にスポーツ分野において、どんなポジションや役割でもこなせる選手を指すことが多い言葉です。

オールラウンダーの特徴

野球やサッカー、バスケットボールなどの球技はもちろん、スケートにおいて短距離や中長距離種目において結果を残している選手や、スキーにおいて滑降と回転で結果を残す選手を指します。スポーツだけでなく、将棋においても用いられています。

オールラウンダーの対義語

オールラウンダーの対義語・反対語としては、特定の分野を専門にする人を意味する「スペシャリスト」があります。

オールラウンダーの類語

オールラウンダーの類語・類義語としては、複数のポジションをこなす選手を意味する「ユーティリティプレイヤー」、何事も一応は上手くできるが一つのことに集中できないで終わる人を意味する「器用貧乏」などがあります。

オールマイティの例文

1.いつかはオールマイティになりたいが、器用貧乏になるのは避けたいと思っている。
2.このキャラクターはオールマイティなため、その他のキャラクターの出番がなくならないように調整されているように思う。
3.オールマイティ型の強みは人員が足りていない部分をすぐに補うことができる点だと思っている。
4.このカードはオールマイティであるため、できるだけ最後のどんでん返しまで取っておきたい。
5.オールマイティは存在しないものの、コミュニケーションを取ることで争いは徐々に収束すると信じている。

この言葉がよく使われる場面としては、何でも完全にできることを意味する時などが挙げられます。

例文4や5のように、何に対しても強いものを意味する言葉としても使われています。

オールラウンダーの例文

1.場面に応じて攻め時を見極められるだけでなく、オールラウンダーであることから彼は司令塔に向いていると感じた。
2.天才ゆえにオールラウンダーなわけではなく、たゆまぬ努力の賜物であるのは知られていいはずだ。
3.オールラウンダーも大切だが、個性があり、専門知識が豊富な人も大事な人材と言える。
4.上司がオールラウンダーを求めすぎているからか、社員として要求されるレベルが高く、辞めていく人が後を絶たない。
5.オールラウンダーになれるとは思っていないが、他の分野にもある程度知識があることでより仕事が円滑になると感じる。

この言葉がよく使われる場面としては、多くの領域で有能な人を意味する時などが挙げられます。

どの例文のオールラウンダーも、人に対して用いられる言葉であるという特徴があります。

オールマイティとオールラウンダーは、どちらも「万能である様子」を表します。どちらを使うか迷った場合は、人以外にも用いる場合は「オールマイティ」を、人に対して用いる場合は「オールラウンダー」を使うと覚えておけば間違いありません。

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