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【在籍】と【在学】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「在籍」(読み方:ざいせき)と「在学」(読み方:ざいがく)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「在籍」と「在学」という言葉は、どちらも「籍を置くこと」を意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




在籍と在学の違い

在籍と在学の意味の違い

在籍と在学の違いを分かりやすく言うと、在籍とは学校だけでなく会社などの組織に籍を置くことを表し、在学とは学校に籍を置くことのみを表すという違いです。

在籍と在学の使い方の違い

一つ目の在籍を使った分かりやすい例としては、「彼はその組織に在籍しています」「在籍型出向の契約書にサインをする」「在籍出向すると給与は変わりますか」「過去に在籍された方にDMを送っています」などがあります。

二つ目の在学を使った分かりやすい例としては、「法科大学院在学中に予備試験に合格しました」「在学証明書は何に使うものですか」「大学在学中に起業するつもりだ」「エクセルで在学期間を計算する」などがあります。

在籍と在学の使い分け方

在籍と在学という言葉は、どちらも特定の組織や団体に籍を置くことを表しますが、意味や使い方には違いがあります。

在籍とは、学校や会社などの組織や団体に籍を置くことを意味します。この言葉が使用できる組織は限られておらず、会社や学校あるいはサークルなどのメンバーとして活動していることを表します。

在学とは、学校などの教育機関に籍を置くことを意味します。小学校、中学校、高校、大学あるいは専門学校などに通っている状態を表し、この言葉が使用できる組織は限定的です。「在学期間」は実際に学校に通って学んできた期間であり、休学していた期間を含まないことが一般的です。

つまり、在籍とは学校以外の会社などに所属している場合にも使える言葉ですが、在学とは学校に所属している場合にのみ使用できる言葉です。二つの言葉を比べると、在学よりも在籍の方が、広い意味を持ち汎用性のある言葉だと言えるでしょう。

在籍と在学の英語表記の違い

在籍を英語にすると「registration」「enrollment」「being a member」となり、例えば上記の「その組織に在籍している」を英語にすると「enroll in that organization」となります。

一方、在学を英語にすると「being in school」「being in college」となり、例えば上記の「大学院在学中に」を英語にすると「while in graduate school」となります。

在籍の意味

在籍とは

在籍とは、団体や学校などに属する者として登録されていることを意味しています。

在籍の読み方

在籍の読み方は「ざいせき」です。同じ読み方をする熟語に「在席」がありますが、意味が異なるため書き間違いに注意しましょう。

在籍の使い方

在籍を使った分かりやすい例としては、「ダンスサークルに在籍しています」「私の在籍中に二度も社名変更がありました」「在籍証明書のテンプレートをエクセルで作成する」「帰国子女も多数在籍する英語教室です」などがあります。

その他にも、「会社に従業員として在籍している」「プロジェクトの在籍期間を計算する」「勤務先に電話をかけて在籍確認してください」「審査時には在籍確認が必須です」「在籍確認なしで借りられるカードローンはありますか」などがあります。

在籍の「在」は訓読みで「ある」と読み、ある場所に身を置くことを表し、「籍」は学校や団体の一員として名を連ねていることを表す漢字です。在籍とは、その成員として学校や団体などに籍があることを意味します。

「在籍証明書」の意味

在籍を用いた日本語には「在籍証明書」があります。在籍証明書とは、現在あるいは過去に、会社に在籍していることや会社に在籍していた事実を証明する書類を意味します。会社によっては「就業証明書」「就労証明書」とも呼ばれるものです。

在籍の対義語

在籍の対義語・反対語としては、学籍や戸籍などから名前を除くことを意味する「除籍」などがあります。

在籍の類語

在籍の類語・類義語としては、ある団体や組織にその一員として加わっていることを意味する「所属」、ある職務についていることを意味する「在職」、団体や組織などの仲間に加わることを意味する「加入」などがあります。

在学の意味

在学とは

在学とは、学生・生徒・児童として学校に籍を置くことを意味しています。

在学の使い方

在学を使った分かりやすい例としては、「娘は中学二年に在学しています」「在学生の方へお知らせします」「在学留学にするか休学留学にするか迷っています」「在学期間の早見表を使って確認する」「英語圏に留学するために在学証明書を英文で用意しました」などがあります。

その他にも、「在学証明書のもらい方を教えてください」「在学生ポータルサイトにログインする」「大学名の横に在学中である旨を記入する」「大学在学中の最終学歴は何を書けばよいですか」などがあります。

在学とは、学校や大学などの教育施設に学籍をおいていることを意味する言葉です。在学している者は、「在学者」と言います。在学の「在」はそこにあること、「学」は学問や学ぶところを表す漢字です。

「在学証明書」の意味

在学を用いた日本語には「在学証明書」があります。在学証明書とは、学校に在籍していることを証明するための書類であり、学校が発行する正式な証明書です。在学証明書は就職活動や通学定期券購入、奨学金申請などで必要となる場合があります。

在学の対義語

在学の対義語・反対語としては、生徒が在学中に学校をやめることや強制的にやめさせられることを意味する「退学」、学校の全課程を学び終えることを意味する「卒業」などがあります。

在学の類語

在学の類語・類義語としては、学生や生徒あるいは児童として学校に籍が置いてあることを意味する「在校」、学校に入って教育を受けることや在学していることを意味する「就学」などがあります。

在籍の例文と使い方

1.私は忙しい部署に在籍しているので、プライベートを充実させる余裕がありません。
2.いつもぼーっとしている彼が、会社の花形部署に在籍とは驚きでした。
3.過去に社員として在籍していたという方から、10年前の在職証明書を出して欲しいとの電話がありました。
4.在籍出向をしたら管理職になるのは難しいと考え、転籍出向を希望しました。
5.英語ディベート部に在籍してから、日本語ではなく英語で考える癖がつきました。

この言葉がよく使われる場面としては、籍があること、学校や団体などに所属していることを表現したい時などが挙げられます。

例文4にある「在籍出向」とは、現在勤務する会社との労働契約は維持した状態で、他社で勤務することを意味します。

在学の例文と使い方

1.私立小学校に在学している児童で市立中学校へ入学希望の場合は、教育総務課までご連絡ください
2.私が中学校に在学していた頃は、強制的に部活に入らなければいけませんでした。
3.高校在学中に大学の単位を取る方法があることを、皆さんはご存知でしょうか。
4.休学期間は在学していないのですから、在学証明書を発行することはできないだろう。
5.社会人になってから、大学在学中の時間の使い方はもったいなかったと感じるようになりました。

この言葉がよく使われる場面としては、学校に生徒や児童として籍を置いていることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、在学の慣用的な言い回しには「在学している」「在学していた」「在学中」などがあります。「在学中」とは、現時点で学校に席を置いていることを意味します。

在籍と在学という言葉は、どちらも「籍を置くこと」を表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、籍を置くこと全般を表現したい時は「在籍」を、教育機関に籍を置くことを表現したい時は「在学」を使うようにしましょう。

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