【顰蹙を買われる】と【顰蹙を買う】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「顰蹙を買われる」(読み方:ひんしゅくをかわれる)と「顰蹙を買う」(読み方:ひんしゅくをかう)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「顰蹙を買われる」と「顰蹙を買う」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。



「顰蹙を買われる」と「顰蹙を買う」の違い

「顰蹙を買われる」は「顰蹙を買う」の間違い

「顰蹙を買われる」と「顰蹙を買う」の違いを分かりやすく言うと、「顰蹙を買われる」とは「顰蹙を買う」の間違った使い方、「顰蹙を買う」とは良識に反する言動をして人から嫌われることです。

「顰蹙を買われる」は誤字

一般的には「顰蹙を買われる」という言葉は存在しません。漢字の成り立ちや読み方が似ていることから、「顰蹙を買う」のことを間違えて「顰蹙を買われる」を使っている人がほとんどです。

「顰蹙を買う」は正しい日本語

正しい言葉である「顰蹙を買う」を使った分かりやすい例としては、「権力を行使して物事を進めたので世間から顰蹙を買う」「大事な会議の日に寝坊してしまったので顰蹙を買うことになった」「彼の自己中心的な振る舞いは他の社員から顰蹙を買う」などがあります。

「顰蹙を買う」という言葉はあっても、「顰蹙を買われる」という言葉は存在しません。同時に「顰蹙を買う」という単語の意味について「良識に反する言動をして人から嫌われること」と覚えておきましょう。

「顰蹙を買う」の英語表記

「顰蹙を買う」を英語にすると「be frowned upon」となり、例えば上記の「彼の自己中心的な振る舞いは他の社員から顰蹙を買う」を英語にすると「his self centered ways were frowned upon by other staff」となります。

「顰蹙を買われる」の意味

「顰蹙を買われる」とは

「顰蹙を買われる」とは、「顰蹙を買う」の間違った使われ方です。

「顰蹙を買われる」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が似ているため、「顰蹙を買う」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「顰蹙を買われる」が間違いである理由

「顰蹙を買う」の「買う」は、自分のしたことが元になって好ましくないことを身に招くことを意味しています。したがって、「顰蹙を買われる」という受け身の形で使うのは間違った使い方になります。

「顰蹙を買われる」は間違った言葉ですが、「買う」を使った慣用句は多数存在しています。例を挙げると恨みを受けることを意味する「恨みを買う」、仕掛けられた喧嘩の相手をすることを意味する「喧嘩を買う」、悪い評判を受けることを意味する「不評を買う」などがあります。

その他にも、一つの仕事の中である役割を進んで引き受けることを意味する「一役買う」、愚かな言動のために笑われることを意味する「失笑を買う」、回りの人の笑い者になることを意味する「一笑を買う」などがあります。

「顰蹙を買う」の意味

「顰蹙を買う」とは

「顰蹙を買う」とは、良識に反する言動をして人から嫌われることを意味しています。

「顰蹙を買う」の使い方

「顰蹙を買う」を使った分かりやすい例としては、「顰蹙を買うような発言は辞めよう」「差別的な発言をしてしまったので世間から顰蹙を買う」「彼はいつも傲慢な態度なのでみんなから顰蹙を買う」「会員全員から顰蹙を買う」などがあります。

「顰蹙を買う」の語源

「顰蹙を買う」の「顰蹙」とは不快に感じて顔をしかめることや眉を顰める(読み方:ひそめる)ことを意味しています。

「顰蹙を買う」の「買う」は、一般的使われている、代金を払って自分の所有とすることの意味ではなく、自分のしたことが元になって好ましくないことを身に招くことの意味になっており、「恨みを買う」や「反感を買う」などと同じような使い方します。

この二つが合わさり、社会的良識に反する言動をして、人から嫌われたり蔑まれることの意味で使われるようになったのが語源になります。また、「顰蹙を買う」は慣用句であり、マイナスなイメージを持って使う言葉です。

表現方法は「顰蹙を買いました」「顰蹙を買った」

「顰蹙を買いました」「顰蹙を買った」なども、「顰蹙を買う」を使った一般的な言い回しになります。

「顰蹙を売る」「顰蹙を売った」は間違った日本語

「買う」という言葉を使っているので、対義語として「顰蹙を売る」や「顰蹙を売った」を使いたくなりますが、辞書には載っていない言葉なので使わないようにしましょう。

「顰蹙を買う」の類語

「顰蹙を買う」の類語・類義語としては、反発や反抗の感情を相手に抱かせることを意味する「反感を買う」、相手を不機嫌にさせることを意味する「不興を買う」、嫌って避けることを意味する「忌避する」などがあります。

「顰蹙を買われる」の例文

1.「顰蹙を買われる」という言葉は存在しないので、おそらく「顰蹙を買う」の言い間違いだろう。
2.「顰蹙を買う」という言葉は良識に反する言動をして人から嫌われることで、「顰蹙を買われる」という言葉はない。
3.「顰蹙を買われる」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.世間の顰蹙を買われるという言葉を使う人はいるが、正しくは世間の顰蹙を買うです。
5.みんなから顰蹙を買うという言葉はあるが、みんなから顰蹙を買われるという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「顰蹙を買う」という言葉を間違えて「顰蹙を買われる」と表現している時などが挙げられます。

「顰蹙を買われる」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「顰蹙を買う」を間違えて使っている可能性が高いです。

「顰蹙を買われる」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「顰蹙を買われる」ではなく、「顰蹙を買う」と表現するのが正しい使い方です。

「顰蹙を買う」の例文

1.大事なプレゼンの日に資料を忘れてしまったため、チームメンバーから顰蹙を買う。
2.彼女はテレビのインタビューで不適切な発言をしてしまい、世間からの顰蹙を買う。
3.彼はいつも偉そうにしているので、同僚たちから顰蹙を買うことになった。
4.彼女はいつも掃除をサボっているので、クラスのみんなから顰蹙を買いました。
5.大臣の差別的発言はメディアで大きく取り上げられ、国民から顰蹙を買った。

この言葉がよく使われる場面としては、良識に反する言動をして人から嫌われることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のようにマイナスなイメージでしか使われない言葉になります。

「顰蹙を買われる」と「顰蹙を買う」どちらを使うか迷った場合は、「顰蹙を買われる」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「顰蹙を買う」を使うようにしましょう。

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