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【少年】と【少女】と【青年】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「少年」(読み方:しょうねん)と「少女」(読み方:しょうじょ)と「青年」(読み方:せいねん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しい言葉となるのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「少年」と「少女」と「青年」という言葉は、それぞれ一部の漢字が共通していますが、意味は大きく異なりますのでご注意下さい。




少年と少女と青年の違い

少年と少女と青年の年齢区分の違い

少年と少女と青年の違いを分かりやすく言うと、少年は7歳前後から18歳前後の男の子を表現する時に使い、少女は7歳前後から18歳前後の女の子を表現する時に使い、青年は10代から20代の男子を表現する時に使うという違いです。

少年と少女と青年の使い方の違い

少年という言葉は、「少年時代が懐かしい」「おもしろい少年漫画を勧められる」などの使い方で、年が若い男の子を意味します。

少女という言葉は、「年端もいかない少女に任せることではない」「母は娘を可愛らしい少女だと褒めてくれる」などの使い方で、成年に達しない女子を意味します。

青年という言葉は、「名前も知らない青年に声を掛けられた」「青年男女に関する研究結果を見てみる」などの使い方で、10代から20代の男子を意味します。

少年と少女と青年の使い分け方

少年と少女は対義語の関係にあります。一方、青年という言葉には本来女性も含まれることから明確な対義語は存在しません。

ただし、青年は一般的に男性を指すため、10代から20代後半の女子に対しては女性という言葉や上の例文のように「青年男女」などの言葉が使われます。

これらの年齢や性別の差異が、少年、少女、青年という言葉の明確な違いです。

少年の意味

少年とは何歳から何歳までか

少年とは、7歳から16歳までの男の子を意味しています。

少年を使った言葉として、「少年老い易く学成り難し」「少年よ大志を抱け」があります。

「少年老い易く学成り難し」の意味

一つ目の「少年老い易く学成り難し」とは、若いと思っているうちにすぐ年をとってしまい、何も学べずに終わってしまうため、若いうちから勉学に励む必要があるということを意味する言葉です。

「少年よ大志を抱け」の意味

二つ目の「少年よ大志を抱け」とは、若者は大きな志を持って世に出なさいということを意味する言葉です。アメリカ人のクラーク博士が札幌農学校を辞して日本から去る時、教え子たちに贈った言葉で、原文の「Boys, be ambitious」も非常に有名です。

全文は「Boys, be ambitious like this old man.」であったり、「Boys, be ambitious in Christ」であったりと、続きの文章が断定されていないものの、ambitiousという言葉は在学中から使っていたことからこの部分は間違いないとされています。

少年の類語

少年の類語・類義語としては、経験の浅い年若い男を意味する「青二才」、男の子や成人の男性を意味する「男児」、男の子を親しんだりあざけったりする意味がある「坊主」があります。

少女の意味

少女とは何歳から何歳までか

少女とは、7歳から18歳前後までの成年に達しない女子を意味しています。

少女の読み方

少女は「しょうじょ」という読み方をしますが、「おとめ」という読む方もします。ただし、おとめに関しては「乙女」と表記するものが最も一般的です。

少女を使った言葉として、「少女趣味」「少女歌劇」があります。

「少女趣味」の意味

一つ目の「少女趣味」とは、思春期の女性に共通してみられる好みを指す言葉です。感傷的で甘美な情緒を好む傾向を持っている者もいます。

「少女歌劇」の意味

二つ目の「少女歌劇」とは、女性だけで演じられる日本独特の音楽劇を指す言葉です。舞踏や寸劇、ミュージカルなどが演目として挙げられます。大正時代から昭和初期にかけて誕生し、発展することになります。

宝塚歌劇団、OSK日本歌劇団、松竹歌劇団は特に有名で、三大少女歌劇と呼ばれていました。このうちの宝塚歌劇団が第一回の公演で「少女歌劇」という名前を使ったことが由来とされていますが、劇団員の年齢層の変化などから少女という文字が外されました。

少女の類語

少女の類語・類義語としては、若い娘を意味する「後ろ帯」、年の若い女を意味する「乙女」、女の子を意味する「おなご」、幼い女の子どもを意味する「童女」(読み方:どうじょ)などがあります。

青年の意味

青年とは何歳から何歳までか

青年とは、10代後半から20代の男子を意味しています。

青年は男子にも女子にも使われる

本来、青年という言葉は男子に対しても女子に対しても使われる言葉です。しかし実際は男子を指すことがほとんどです。近代日本においては、女子を含む場合は「青年男女」「女子青年」という言葉が使われています。

青年の由来

青年は、明治時代に「Young Men」を訳した言葉で、キリスト教とその教えでの奉仕活動により心身を健全に発展する者たちを指しています。ただし、日本ではキリスト教の考えを持つ者が多くはなかったため、「心身を鍛える期間の若者」を指すようになります。

徴兵制が導入されて国民が出兵しなければならなくなったことでキリスト教の教えやマナーを学べなくなり、青年期に対してはYMCAが、少年期に対してはボーイスカウトがマナーの教育を行うようになりました。

そのため、少年と青年はそれぞれ分けて考えられ、青年は15歳くらいから徴兵義務が終わる20歳前後を指し、徴兵義務期間の若者を言うようになりました。これが青年の由来であり、出兵したのが男子であることから女子はあまり含まれていない理由です。

「青年期」の意味

青年を使った言葉として、「青年期」があります。これは発達心理学で14歳から25歳までの時期を指す言葉で、身体的変化が現れ、自我意識の高まりがみられます。

また、青年期は一般的に思春期とも言われ、他人への拒否や抵抗、反抗的な行動をとることが多い時期であることから反抗期とも言われ、思春期における反抗期を第二次反抗期と言います。

青年の対義語

青年の対義語・反対語としては、自分より年齢が上の者を意味する「年長者」があります。

青年の類語

青年の類語・類義語としては、若い人を意味する「若人」(読み方:わこうど)、年若い者を意味する「若衆」(読み方:わかしゅ)、成年に達した男子を意味する「壮丁」(読み方:そうてい)などがあります。

少年の例文

1.少年という言葉が含まれている作品は非常に多く、文学作品、音楽作品や映像作品まで多岐にわたっている。
2.彼は友だちに嘘を吐きすぎて狼少年と呼ばれるようになり、あまり信じてもらえなくなった。
3.少年犯罪を少しでも減らすために、家庭でも学校でも子どものことをよく見ることが必要である。

この言葉がよく使われる場面としては、7歳から16歳前後の男の子を意味する時などが挙げられます。

例文2の「狼少年」とは、同じ嘘を繰り返す人を意味する言葉で、イソップ物語の本当に狼が来た時に信用してもらえなかった少年の話が由来となっています。

少女の例文

1.姉に借りた少女漫画が思ったよりも面白かったため、続きを借りに来た。
2.彼女はクラスで一番の文学少女であるため、休憩時間いつも本を読んでいる。
3.友人の口癖は美少女に生まれ変わりたいという願望である。

この言葉がよく使われる場面としては、7歳から18歳前後の女の子を意味する時などが挙げられます。

例文1の「少女漫画」とは、未成年の女子をターゲットにした日本の漫画作品を指す言葉ですが、実際には大人の女性にも多く読まれています。少年漫画などと比べると、登場人物の心理的な描写が多いとされています。

青年の例文

1.お気に入りの青年漫画がアニメ化すると聞いて非常に心躍っている。
2.彼は成長したら誰もが振り返るような美青年になるに違いない。
3.さわやかで好青年だと言われる人気俳優が、最寄り駅付近で撮影を行っていた。

この言葉がよく使われる場面としては、10代から20代の男の子を意味する時などが挙げられます。

例文1の「青年漫画」とは、年齢の高い読者層が想定されている漫画作品を指す言葉で、特に高校生以上の男性をターゲットにしている作品です。

例文3の「好青年」とは、快活で漢字の良い青年を意味する言葉です。

少年と少女と青年どれを使うか迷った場合は、7歳前後から18歳前後の男の子を表す場合は「少年」を、7歳前後から18歳前後の女の子を表す場合は「少女」を、10代から20代の男子を表す場合は「青年」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
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