【来られますか】と【いらっしゃいますか】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文
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似た日本語の「来られますか」と「いらっしゃいますか」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「来られますか」と「いらっしゃいますか」という言葉は、間違えやすい日本語なのでご注意下さい。



「来られますか」と「いらっしゃいますか」の違い

「来られますか」と「いらっしゃいますか」の意味の違い

「来られますか」と「いらっしゃいますか」の違いを分かりやすく言うと、「来られますか」よりも「いらっしゃいますか」の方がより強い敬意を示していることです。

「来られますか」と「いらっしゃいますか」の使い分け方

「来られますか」と「いらっしゃいますか」はどちらも来るの尊敬語を表わす敬語になります。尊敬語とは、話し手が聞き手や話題の主のその動作や状態などを高めて待遇することです。

「来られますか」は敬語であるものの敬意が低く、「いらっしゃいますか」はとても強い敬意を示している言葉です。そのため、相手がどれだけ目上の人かによって上手く使い分けるようにしましょう。また、ビジネスシーンにおいては「いらっしゃいますか」の方を使うのが無難です。

「いらっしゃいますか」の英語表記

「いらっしゃいますか」を直訳した英語はないのですが、近い表現として「can you come」「come for a vist」「are you available」などがあり、例えば上記の「何時にいらっしゃいますか」を英語にすると「What time can you come」となります。

「来られますか」の意味

「来られますか」とは

「来られますか」とは、来るの尊敬語です。

「来られますか」は空間的に離れているものが自分のいる所に近づくことを意味する「来る」の尊敬語になります。

尊敬語には複数の形があります。一つ目は尊敬の助動詞「れる」「られる」を付ける形です。二つ目は「お〇〇になる」の形です。三つ目は特別な語形になることで、例を挙げると「食べる」が「召し上がる」のように変化することです。

「来られますか」は敬意が弱い

「来れられる」の場合は、一つ目の尊敬の助動詞「れる」「られる」の形になります。一つ目の形は最も多くの動詞に活用が可能でとても便利なのですが、二つ目や三つ目のに比べて敬意が弱いです。そのため、場面によっては使えないこともあります。

また、「れる」や「られる」の他の意味である自発、受け身、可能と識別が紛らわしく誤解が生まれやすいのも欠点です。

「来れますか」は間違った日本語や敬語の使い方ではないものの、改まった場面や書き言葉では使わない方がいいでしょう。

「いらっしゃいますか」の意味

「いらっしゃいますか」とは

「いらっしゃいますか」とは、来るの尊敬語を意味しています。

「いらっしゃいますか」の使い方

「いらっしゃいますか」を使った分かりやすい例としては、「係長は何時頃いらっしゃいますか」「明日のお食事は何名様でいらっしゃいますか」「水曜日はここへいらっしゃいますか」「来週のイベントにいらっしゃいますか」などがあります。

ビジネスシーンでの電話や会社の受付などでよく使われている「〇〇様はいらっしゃいますでしょうか」という表現は二重敬語なので間違った使い方になります。正しい敬語である「いらっしゃいますか」を使うようにしましょう。

二重敬語とは「尊敬語+尊敬語」や「謙譲語+謙譲語」のように同じ種類の敬語を重複させることを言います。今回の場合だと「ます」と「です」の丁寧語を重複させているため二重敬語となります。

「いらっしゃいますか」の敬意が強い

「いらっしゃいますか」は空間的に離れているものが自分のいる所に近づくことを意味する「来る」の尊敬語になります。また、「来る」の尊敬語の中でもより強い敬意を示しています。そのため、ビジネスシーンにおいても使うことができます。

「いらっしゃいますか」の類語

「いらっしゃいますか」の類語・類義語としては、来るの尊敬語を意味する「おいでになる」、来るの尊敬語を意味する「お越しになる」、来るを謙る気持ちをこめて丁重に表現する丁寧語を意味する「参る」などがあります。

「来られますか」の例文

1.「来られますか」という言葉は敬語ではあるもののビジネスシーンにおいてはあまり使えないが、「いらっしゃいますか」はビジネスシーンにおいて使うことができます。
2.「いらっしゃいますか」という言葉は改まった場面でも使える敬語で、「来られますか」という言葉はカジュアルな敬語です。
3.「来られますか」という言葉は、今のところ敬意の低い敬語だとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.社長、明日は来られますかという言葉を使う人はいるが、正しくは社長、いらっしゃいますかです。
5.会長はいついらっしゃいますかという言葉は正しい使い方だが、会長はいつ来られますかという言葉は間違った使い方になります。

この言葉がよく使われる場面としては、来るの尊敬語を表現したい時などが挙げられます。

「来れますか」は間違った日本語ではないものの、ビジネスシーンなどの改まった場面では使わない方が無難でしょう。

「来られますか」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「来られますか」ではなく、「いらっしゃいますか」と表現するのが正しい使い方になります。

「いらっしゃいますか」の例文

1.12日の土曜日にご予約を頂いてるようですが、当日は何時頃いらっしゃいますか。
2.開催は明日の午後8時頃になりますが、山田様はいらっしゃいますか。
3.明日は何時頃いらっしゃいますか。弊社まではかなり遠いので駅までお迎えに参ります。
4.これから事件のあった現場へ行こうと思っているのですが、一緒にいらっしゃいますか。
5.はい、すぐにご来店可能となっております。何名様でいらっしゃいますか。

この言葉がよく使われる場面としては、来るの尊敬語を表現したい時などが挙げられます。

「いらっしゃいますか」は強い敬意を示す言葉なので、目上の人に対してよく使います。

「来られますか」と「いらっしゃいますか」はどちらも来るの尊敬語を表わしています。どちらを使うか迷った場合は、カジュアルな場面では「来られますか」を、ビジネスシーンなどの改まった場面では「いらっしゃいますか」を使うようにしましょう。

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