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【備える】と【供える】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「そなえる」という読み方の「備える」と「供える」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「備える」と「供える」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「備える」と「供える」の違い

「備える」と「供える」の意味の違い

「備える」と「供える」の違いを分かりやすく言うと、「備える」とは前もって準備しておくこと、「供える」とは神仏や高貴な人に供物を捧げることという違いです。

「備える」と「供える」の使い方の違い

一つ目の「備える」を使った分かりやすい例としては、「彼はこの任務を行なう資格を備えている」「火災に備えて非常口の周りに物を置かないようにしている」「私達は将来起きる可能性がある大地震に備えています」などがあります。

二つ目の「供える」を使った分かりやすい例としては、「霊前に花を供える」「お神酒を神前に供える」「仏壇にお水を供える」「神棚にお茶を供える」「私は仏壇に花を供えた」などがあります。

「備える」と「供える」の使い分け方

「備える」と「供える」は「そなえる」という同音の言葉ですが、二つの言葉には違いがあります。

「備える」は「地震に備える」「万が一に備える」などのように、これから先に起こる事態に対応できるように前もって準備しておくことの意味で使います。一方「供える」は「仏壇に花を供える」「お墓に線香を供える」などのように、神仏や高貴な人に供物を捧げることの意味で使います。

上記の意味の違いからも分かるように、同音の言葉であっても全く意味が異なっているので間違えないように注意しましょう。

「備える」と「供える」の英語表記の違い

「備える」を英語にすると「prepare」「furnish」「provide」となり、例えば上記の「私達は地震に備える」を英語にすると「We take precautions against an earthquake」となります。

一方、「供える」を英語にすると「offer」となり、例えば上記の「私は仏壇に花を供えた」を英語にすると「I offered flowers at the altar」となります。

「備える」の意味

「備える」とは

「備える」とは、前もって準備しておくことを意味しています。その他にも、設備や装置を用意しておくことや生まれたときから自分のものとして持っていることの意味も持っています。

表現方法は「明日に備える」「テストに備える」「資質を備える」

「明日に備える」「テストに備える」「資質を備える」「備えて準備する」などが、「備える」を使った一般的な言い回しになります。

「備える」の使い方

「万が一に備えて用心しています」「明日の試験に備えて今日は早く寝ようと思います」「災害に備えて非常食を買う」などの文中で使われている「備える」は、「前もって準備しておくこと」の意味で使われています。

一方、「各部屋に空調設備が備えてある」「彼は人徳を備えている」などの文中で使われている「備える」は、「設備や装置を用意しておくことや生まれたときから自分のものとして持っていること」の意味で使われています。

「備える」は複数の意味を持っていますが、どの意味でも使われている言葉です。

一つ目の前もって準備しておくことの意味は、「災害に備える」のように、これから先に起こる事態に対応できるように準備しておく場合に使います。

二つ目の設備や装置を用意しておくことの意味は、「この部屋は防災設備が備わっている」「この機械には安全装置が備わっている」などのように、予め用意されているもに対して使います。

三つ目の生まれたときから自分のものとして持っていることの意味は、「彼にはキャプテンとしての資質が備わっている」のように、その人が生まれた時から持っている自然的な才能に対して使います。

「備える」の類語

「備える」の類語・類義語としては、必要な機器などを取り付けることを意味する「装備」、前もって必要なものを揃えることを意味する「用意」、物事をする前にあらかじめ必要なものを用意することを意味する「準備」などがあります。

「供える」の意味

「供える」とは

「供える」とは、神仏や高貴な人に供物を捧げることを意味しています。

表現方法は「仏壇に供える」「食べ物を供える」「花を供える」

「仏壇に供える」「食べ物を供える」「花を供える」などが、「備える」を使った一般的な言い回しになります。

「供える」の使い方

「供える」を使った分かりやすい例としては、「墓前に花を供える」「仏壇にお菓子を備える」「日本では神様に食べ物を供える習慣がある」「神様には最も価値のあるものを供えるべきだろう」などがあります。

「供える」は神様、仏様、故人など通常の者とは異なる崇めるべき存在に対して、花、食べ物、線香などの供物を捧げる場合に使う言葉です。

「供える」の類語

「供える」の類語・類義語としては、慎みの心をもって神仏や目上の人などに物を差し出すことを意味する「捧げる」、目上の人に物を捧げることを意味する「献ずる」、上位の人に差し上げることを意味する「奉る」(読み方:たてまつる)などがあります。

「備える」の例文

1.明日のセンター試験に備えて、夜遅くまで勉強せず早く寝るようにする。
2.今後起きる可能性がある南海トラフ巨大地震に備えて、避難場所を確認しておく。
3.いざという時に備えて、普段からジムに通って筋力トレーニングをしています。
4.この携帯は防水機能を備えているので、少しくらい雨に濡れても大丈夫です。
5.彼はリーダーとして資質を備えているので、このプロジェクトに推薦して正解だった。

この言葉がよく使われる場面としては、前もって準備しておくことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、設備や装置を用意しておくことや生まれたときから自分のものとして持っていることを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「備える」は、前もって準備しておくことの意味、例文4の「備える」は設備や装置を用意しておくことの意味、例文5の「備える」は設備や装置を用意しておくことの意味で使われています。

「供える」の例文

1.仏壇に供えるお花を買うために、隣町にある行きつけの花屋へ足を運びました。
2.妹の事故現場に花を供えるために、毎年この場所を訪れています。
3.御霊前に供える花は、故人の大好きだった菊にして貰うようにお願いしました。
4.彼女は持ってきた蜜柑を地蔵の前に供えると、両手を合わせてお祈りしました。
5.故人が愛煙家だった場合は、墓に煙草を供えることもあります。

この言葉がよく使われる場面としては、神仏や高貴な人に供物を捧げることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、神様や仏様に花や食べ物などを捧げる場合に使う言葉です。

「備える」と「供える」という言葉は、どちらも「そなえる」と読みますが使い方が少し違います。どちらの言葉を使うか迷った場合は、前もって準備しておくことを表現したい時は「備える」を、神仏や高貴な人に供物を捧げることを表現したい時は「供える」を使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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