今日の買取件数:20件/今月の買取件数:500件/累計買取件数:7,510件

【辞める】と【止める】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「やめる」という読み方の「辞める」と「止める」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「辞める」と「止める」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「辞める」と「止める」の違い

「辞める」と「止める」の意味の違い

「辞める」と「止める」の違いを分かりやすく言うと、「辞める」とは地位や職から退くこと、「止める」とは続けてきた動作や行為を終えることという違いです。

「辞める」と「止める」の使い方の違い

一つ目の「辞める」を使った分かりやすい例としては、「今月で会社を辞めることにしました」「激務に耐えられなくなったので教師を辞める」「責任を取って社長を辞める」「彼女は結婚するので仕事を辞める」などがあります。

二つ目の「止める」を使った分かりやすい例としては、「酒を止める決心がついた」「彼との付き合いを止めることした」「風邪を引いてしまったので旅行に行くのを止める」「計画したことは何があっても止めない」などがあります。

「辞める」と「止める」の使い分け方

「辞める」と「止める」はどちらも「やめる」と読む同音の言葉ですが、使い方が異なるので間違えないように注意しましょう。

「辞める」は「会社を辞める」「議員を辞める」などのように、今いる地位や職から退く場合にのみ使う言葉になります。

一方、「止める」は「お酒を止める」「旅行するのを止める」などのように、今まで続けてきた動作や行為を終わらせる場合や、予定していたことを中止する場合に使う言葉です。

「辞める」と「止める」の英語表記の違い

「辞める」を英語にすると「resign」「quit」となり、例えば上記の「彼女は結婚するので仕事を辞める」を英語にすると「She quit her job because she was getting married」となります。

一方、「止める」を英語にすると「stop」「abandon」「cease」となり、例えば上記の「計画したことは何があっても止めない」を英語にすると「I won’t abandon my plan no matter what happens」となります。

「辞める」の意味

「辞める」とは

「辞める」とは、地位や職から退くことを意味しています。

表現方法は「仕事を辞める」「会社を辞める」「習い事を辞める」

「仕事を辞める」「会社を辞める」「習い事を辞める」「学校を辞める」「アルバイトを辞める」などが、「辞める」を使った一般的な言い回しになります。

「辞める」の使い方

「辞める」を使った分かりやすい例としては、「来月いっぱいでこの会社を辞める」「結婚することになったので今の職場を辞める」「勉強に力を入れたいのでバイトを辞める」「上司のセクハラが酷いので会社を辞めることにした」などがあります。

「辞める」は会社、バイト先、議員などの、今まで就いていた地位や職から退く場合にのみ使うことができる言葉です。しかし、「辞める」は使える場面が多くないものの、ビジネスシーンにおいてよく使われているため、馴染みがある人も多いでしょう。

では、勤めている会社を辞めたい場合にどのくらい前から伝えればいいのかというと、一番最初に確認するのはその会社の就業規則になります。法律上では辞める2週間前に退職する旨を伝えれば退職できるようになっていますが、引継ぎなどの関係で就業規則では1ヶ月や2ヶ月前としている会社が多いです。

「辞める」の類語

「辞める」の類語・類義語としては、今まで就いていた職を自分から辞めることを意味する「辞職」、今まで就いていた重要な地位から身を引くことを意味する「退陣」、役職や地位から身を退くことを意味する「引退」などがあります。

「止める」の意味

「止める」とは

「止める」とは、続けてきた動作や行為を終えることを意味しています。その他にも、予定していたことを中止することの意味も持っています。

表現方法は「行くのを止める」「物事を止める」「旅行を止める」

「行くのを止める」「物事を止める」「旅行を止める」などが、「止める」を使った一般的な言い回しになります。

「止める」の使い方

「来月子供が生まれるので煙草を止める」「体調が悪いので運動を止める」などの文中で使われている「止める」は、「続けてきた動作や行為を終えること」の意味で使われています。

一方、「雨が酷いので試合を止めることにした」「インフルエンザにかかってしまったので旅行に行くのを止める」などの文中で使われている「止める」は、「予定していたことを中止すること」の意味で使われています。

「止める」は常用外漢字

「止める」は今まで続けてきた動作や行為を終わらせる場合や、予定していたことを中止する場合に使う言葉です。ただし、「止める」は常用漢字表にはない読み方なので、新聞などの公的な文章においては、「やめる」と平仮名で表記するのが良いでしょう。

「止める」の読み方

「止める」という言葉は「やめる」という読み方だけでなく、「とめる」という読み方もすることも可能です。

「止める」を「とめる」と読む場合は「やめる」とは意味が変わっており、動いてるモノを動かさないようにすること、継続しているものを続かなくさせること、固定して離れないようにすること、止めさせること、関心を向けることなどの意味を持っています。

「止める」(読み方:とめる)を使った分かりやすい例としては、「文章を書く手を止める」「痛みを止めるために薬を飲む」「背広のボタンを止める」「二人の喧嘩を止めることに成功した」「知り合いが出演していたのでふとテレビに目を止める」などがあります。

「止める」の対義語

「止める」の対義語・反対語としては、ある状態や行為を途切れたり変えたりしないで保つことを意味する「続ける」があります。

「止める」の類語

「止める」の類語・類義語としては、物事を中止することを意味する「打ち切る」、区切りをつけて終わりにすることを意味する「切り上げる」、これまで続いていた物事や関係などを止めて終わりにすることを意味する「断つ」などがあります。

「辞める」の例文

1.今の仕事にはやりがいを感じないので、今月いっぱいで会社を辞めることにしました。
2.新規事業を立ち上げたものの失敗し、その責任を取って会社を辞めることになった。
3.独立して自分の会社を立ち上げるために、今の職場を辞める決断をする。
4.新しく雇った店長が従業員に嫌われて、バイト達が一斉に辞めると言い出して困っている。
5.彼は何かあるとすぐ会社を辞めると言う、根性のない困った男です。
6.無性に仕事を辞めたいと感じることがあるが、実際に辞表を出す勇気は持っていない。
7.今思えば、その時の首相はすでに辞める決心をしていたので、予算委員会での野党からの突き上げにはまったく動じていなかったのだろう。
8.ベンチャー起業で注目されている経営者は、当時大学に行く意味が見いだせずに入学して3日で大学を辞めたといっていたが、それは真に受けてはいけないと思うのだ。
9.シフトを調整しようにも、この時期になるとアルバイトを辞める人が多くてなかなか調整が難しいのだが、そのしわ寄せはわたしが背負わねばなるまい。
10.たとえば不祥事で責任をとって社長を辞めるなどとかっこ良く言ったとしても、責任放棄だと世間から叩かれるのだから、責任のとり方は慎重にならざるを得ないだろう。
11.社会人野球はプロ野球ほど収入が見込めるわけでもなく、わたしもそれほど活躍していたわけでなかったから、辞める理由が山ほどあったのは事実だ。

この言葉がよく使われる場面としては、地位や職から退くことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、会社やバイト先から退く場合に使う言葉です。

「止める」の例文

1.来月から彼女と同棲を始めるので、酒と煙草を止めることにしました。
2.もう夜遅いのだからゲームするのは止めなさいと、母親から叱られました。
3.ご飯が出来たらしいので、今行っている作業を止めて食べにいく。
4.緊急事態宣言が発令されたので、今月末開催予定だったイベントを止めることにしました。
5.ここ最近ずっと体調が悪いので、楽しみにしていた花火大会へ行くのを止めることにする。
6.ポイ捨てを止めるよう啓発するポスターを作成し、夏休みの宿題として提出した。
7.父は毎度思い立ったようにタバコを止めるといいだすが、本当に止める気があるならちゃんとした禁煙外来に行くべきだと思うがそれは嫌だという。
8.大親友が大病を患い入院してしまったことで、父親は大変ショックを受けたが、その後どうやら彼の回復を願い大好きな酒を止める決心をしたようだ。
9.いつも朝早く起きて縄跳びやジョギングをするのが習慣であったが、今日はなんだか体調が悪いのですべての運動を止めることにして病院に行こうと思う。
10.悪友たちとつるんでいたことで警察のお世話になってしまった息子が、もう彼らとの付き合いを止めるといっていたが、そう簡単に行くものではないだろうな。
11.彼の金銭にだらしがない性格にうんざりしていたので彼との交際を止めることにしたが、彼はかたくなに拒否したので大喧嘩に発展してしまった。

この言葉がよく使われる場面としては、続けてきた動作や行為を終えることを表現したい時などが挙げられます。その他にも、予定していたことを中止することを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「止める」は続けてきた動作や行為を終えることの意味で、例文4と例文5の「止める」は予定していたことを中止することの意味で使っています。

「辞める」と「止める」という言葉は、どちらも「やめる」と読みますが使い方が少し違います。地位や職から退くことを表現したい時は「辞める」を、続けてきた動作や行為を終えることを表現したい時は「止める」を使うと覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター