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【実用化】と【事業化】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「実用化」(読み方:じつようか)と「事業化」(読み方:じぎょうか)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「実用化」と「事業化」という言葉は、似ていても意味は大きく異なりますので、ご注意下さい。




実用化と事業化の違い

実用化と事業化の意味の違い

実用化と事業化の違いを分かりやすく言うと、実用化とは実際に使えるようにすること、事業化とは商売にすることという違いです。

実用化と事業化の使い方の違い

一つ目の実用化を使った分かりやすい例としては、「研究結果を実用化するのは難しい」「介護ロボットの実用化が進む」「期待されながらも実用化には至らなかった」「新しい技術の実用化を図る」などがあります。

二つ目の事業化を使った分かりやすい例としては、「プロジェクトの事業化に向けて動き出す」「事業化に必要な要素は何ですか」「事業化に向けた量産体制を確立する」「事業化のプロセスを確認する」などがあります。

実用化と事業化の使い分け方

実用化と事業化という言葉は、ビジネスシーンにおいて新しい技術や製品が世に出る時に使われる言葉ですが、意味や使い方には違いがあります。

実用化とは、実際に使えるようにすることを意味します。上記の例文にある「介護ロボットの実用化」とは、研究段階や試作段階にあった介護ロボットが、実際の介護の現場で使用されたり役に立つようになることを表します。

事業化とは、商売にすることを意味します。「介護ロボットを事業化する」とは、介護ロボットを生産し販売することによって、利益を得ようとする経済活動を表します。事業化という言葉には、儲けを見込むニュアンスがあります。

実用化と事業化の英語表記の違い

実用化を英語にすると「practical application」「practical use」となり、例えば上記の「研究結果を実用化する」を英語にすると「put research results to practical use」となります。

一方、事業化を英語にすると「commercialization」「operationalization」となり、例えば上記の「プロジェクトの事業化」を英語にすると「operationalization of a project」となります。

実用化の意味

実用化とは

実用化とは、実際に使えるようにすること、現場で役に立たせることを意味しています。

表現方法は「実用化する」「実用化を図る」「実用化が進む」

「実用化する」「実用化を図る」「実用化が進む」などが、実用化を使った一般的な言い回しです。

実用化の使い方

実用化を使った分かりやすい例としては、「新技術を実用化するには時間がかかる」「自動運転車の実用化に向けて議論する」「実用化試験局として免許を申請する」「ドローン使用のために実用化試験局の免許を取得する」などがあります。

その他にも、「新薬の早期実用化を図る」「大学の研究成果を実用化する」「早期の実用化が見込まれる」「地域復興実用化開発補助金が支給された」「ブロックチェーンの実用化の検討が進む」「実用化ドキュメントが参考になる」などがあります。

実用化という言葉の「実用」とは、実際に用いることや、日常生活などの場で実際に役に立つことを意味します。実用化とは、研究段階あるいは試験段階にある技術や医療などを、実際の現場で使用できるようにすることを表す言葉です。

「実用化試験局」の意味

上記の例文にある「実用化試験局」とは、電波に関する実験や試験により、利用に目処がついて実用化されるまでの間に開設される無線局のことです。各種の無線通信業務に関して、利用できる見込みのある場合に開設されます。

実用化の類語

実用化の類語・類義語としては、実際の用に適するさまや実際に役に立つさまを意味する「実用的」、役に立つことを意味する「有用」、日常的に頻繁に使用される品物を意味する「実用品」、販売を目的とする財およびサービスを意味する「商品」などがあります。

事業化の意味

事業化とは

事業化とは、商売にすることを意味しています。

表現方法は「事業化する」「事業化に成功する」「事業化までのプロセス」

「事業化する」「事業化に成功する」「事業化までのプロセス」などが、事業化を使った一般的な言い回しです。

事業化の使い方

事業化を使った分かりやすい例としては、「事業化までのプロセスを描く」「若手社員の発想を事業化する」「事業化状況等報告システムに入力する」「事業化には6つのステップがあります」などがあります。

その他にも、「アイデアを事業化する」「事業化に成功するためのノウハウを聞く」「事業化状況・知的財産権等報告の報告期限が近い」「農業者の商品開発や事業化をサポートする」「事業化フェーズでの課題を洗い出す」などがあります。

事業家という言葉の「事業」とは、生産や営利などの目的を持って、継続的に組織や会社などを経営することを意味します。事業化とは、利益をあげる目的で物やサービスを、継続的に供給したり流通させることを表す言葉です。

「アイデアを事業化する」の意味

上記の例文にある「アイデアを事業化する」とは、商売の元となる発想から実際に物やサービスを作り上げ、商売にして利益を求める形にすることです。新しく起業するだけでなく、社内ベンチャー事業として立ち上げることも表します。

「事業化集団環境」は誤り

事業化を用いた誤った表現には「事業化集団環境」があります。正しくは「事業家集団環境」であり、起業を考えている人に対して起業支援をするグループのことです。

事業化の類語

事業化の類語・類義語としては、、利益の追求を目的として進める仕事を意味する「ビジネス」、企業などの経済主体が財やサービスを生産・分配・交換し消費する活動を意味する「経済活動」、商売上で用いることを意味する「商用」などがあります。

実用化の例文

1.新しく開発しているワクチンを実用化するには、まだまだ時間がかかりそうです。
2.鉄道会社は列車の自動運転試験を重ねており、将来的な実用化を図るつもりだ。
3.実用化されている人工酵素について、かかりつけ医から効用や留意点などの説明を受けた。
4.研究は商品やサービスを実用化したり、製品化するための土台となる重要なプロセスです。
5.私が英語を習い始めた頃には、英語翻訳機の実用化が進むなんて予想できなかった。

この言葉がよく使われる場面としては、実際に使えるようにすることを表現したい時などが挙げられます。

例文4にある実用化と製品化の違いは、実用化は実際に使える状態にすることであり、製品化は営利を目的に販売できる品物にすることです。例文5では、日常生活などで実際に役に立つ度合いが増すことを「実用化が進む」と表現しています。

事業化の例文

1.ベンチャービジネスを起こした起業家に、事業化のプロセスを詳しく聞くことが出来た。
2.事業化に必要な要素はいくつかありますが、人材や資金だけでなく情報が重要になります。
3.ビジネスプランを作成しているが、事業化のフェーズが上手く描けないでいる。
4.都市計画道路は整備費用が多額になるため、計画を立ててすぐに事業化することは難しいものです。
5.地域住民主体のバスサービスを事業化できないか、プロジェクトチームで検討しています。

この言葉がよく使われる場面としては、商売にすることを表現したい時などが挙げられます。

例文1にある「事業化のプロセス」とは、事業化を進める方法や手順を意味します。例文3の「事業化のフェーズ」とは、事業化を進めるにあたっての各段階を意味し、アイデア企画、製作、テスト、流通などに分けられます。

実用化と事業化という言葉は、どちらもビジネスシーンで使われていますが意味は異なります。どちらの言葉を使うか迷った場合、実際に使えるようにすることを表現したい時は「実用化」を、商売にすることを表現したい時は「事業化」を使うようにしましょう。

言葉の使い方の例文
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