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【もったいない】と【惜しい】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「もったいない」と「惜しい」(読み方:おしい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「もったいない」と「惜しい」という言葉は、どちらも物を大切に思い失ったり無駄にしたりするのが耐えられないことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「もったいない」と「惜しい」の違い

「もったいない」と「惜しい」の意味の違い

「もったいない」と「惜しい」の違いを分かりやすく言うと、「もったいない」は大切に扱われるべき神聖なもの高貴の人などを粗末にするのは恐れ多いという気持ちで使う、「惜しい」は人から見た価値がどうあれ自分に愛着があるので手放したくない気持ちで使うという違いです。

「もったいない」と「惜しい」の使い方の違い

一つ目の「もったいない」を使った分かりやすい例としては、「エアコンを点けっぱなしで出かけるなんてもったいないです」「私にはもったいないお褒めの言葉感謝いたします」「食事を残すなんてもったいないです」「水をそんなに流してはもったいない」などがあります。

二つ目の「惜しい」を使った分かりやすい例としては、「彼のような逸材が若くして亡くなったのは本当に惜しいです」「寝る時間が惜しいくらいにやりたいことがあります」「こういう機会を逃すのはあまりにも惜しいです」などがあります。

「もったいない」と「惜しい」の使い分け方

「もったいない」と「惜しい」はどちらも物を大切に思い失ったり無駄にしたりするのが耐えられないことを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「もったいない」は大切に扱われるべき神聖なもの高貴の人などを粗末にするのは恐れ多いという気持ちだったり、一般的に価値の高いものが浪費される残念な場合に使うことができる言葉になります。

一方、「惜しい」は人から見た価値がどうあれ自分に愛着があるので手放したくない気持ちだったり、もう少しで実現するはずのことがだめになって残念に思うときにも使うというのが違いです。

つまり、意味はほぼ同じであるものの、気持ちの違いで使い分けると覚えておきましょう。

「もったいない」と「惜しい」の英語表記の違い

「もったいない」も「惜しい」も英語にすると「wasteful」「precious」となり、例えば上記の「水をそんなに流してはもったいない」を英語にすると「How wasteful to let the water run like that」となります。

「もったいない」の意味

「もったいない」とは

「もったいない」とは、有用なのに無駄にしてしまうことが惜しいことを意味しています。その他にも、身に過ぎて恐れ多いことの意味も持っています。

「もったいない」の漢字表記

「もったいない」を漢字にすると、「勿体ない」と表記することがあまり一般的ではありません。余程の理由がない限り、ひらがなの「もったいない」を使うようにしましょう。

表現方法は「もったいない人」「もったいない使い方」

「もったいない人」「もったいない使い方」などが、「もったいない」を使った一般的な言い回しになります。

「もったいない」の使い方

「彼は使わないでおくにはもったいない人物です」「捨てるのはもったいないのでとっておこう」などの文中で使われている「もったいない」は、「有用なのに無駄にしてしまうことが惜しいこと」の意味で使われています。

一方、「私にはもったいないお言葉です」「これらの立派な料理は私にはもったいないです」などの文中で使われている「もったいない」は、「身に過ぎて恐れ多いこと」の意味で使われています。

「もったいない」は有用なのに無駄にしてしまうことが惜しいことと、身に過ぎて恐れ多いことの二つの意味で使われている形容詞です。形容詞とは、物事の状態や性質がどのようであるかを表現する際に使う言葉になります。

「もったいない」は大切に扱われるべき神聖なもの高貴の人などを粗末にするのは恐れ多いという気持ちで使うのが一般的です。また、これが転じて、一般的に価値の高いものが浪費される残念な場合に使うこともできると覚えておきましょう。

「もったいない」は様々な場面で使える

「もったいない」はビジネスシーン、スポーツシーン、日常生活などの様々な場面で使うことができる言葉です。

「もったいない」の類語

「もったいない」の類語・類義語としては、恐れ多いことを意味する「かたじけない」、釣り合わないことを意味する「不釣り合い」、相応しくないことを意味する「不相応」、わが身にはありがたくもったいないことを意味する「恐れ多い」などがあります。

「惜しい」の意味

「惜しい」とは

「惜しい」とは、大切なものを失いたくないことを意味しています。その他にも、もう少しのところで実現されずに終わって心残りであることの意味も持っています。

表現方法は「惜しい人」「惜しいなぁ」

「惜しい人」「惜しいなぁ」などが、「惜しい」を使った一般的な言い回しになります。

「惜しい」の使い方

「時間が惜しいので今居る人で始めることにしました」「惜しい人物を失くしてしまいました」などの文中で使われている「惜しい」は、「大切なものを失いたくないこと」の意味で使われています。

一方、「惜しい試合を失ってしまい後悔しています」「最後の最後で目標を達成できなかったのが惜しいです」などの文中で使われている「惜しい」は、「もう少しのところで実現されずに終わって心残りであること」の意味で使われています。

「惜しい」は複数の意味を持つ形容詞です。

「惜しい」は人から見た価値がどうあれ自分に愛着があるので手放したくない気持ちで使うのが一般的になります。これが転じて、もう少しで実現するはずのことがだめになって残念に思うときにも使うことができると覚えておきましょう。

「惜しい」は様々な場面で使える

「惜しい」はビジネスシーン、スポーツシーン、日常生活などの様々な場面で使うことができる言葉です。

「惜しい」の類語

「惜しい」の類語・類義語としては、もうちょっとのことを意味する「もう少し」、あとに思いが残ってすっきり思い切れないことを意味する「心残り」、物足りなく感じることを意味する「残念」などがあります。

「もったいない」の例文

1.せっかく弁護士の資格を持っているのに、法律事務所で働かないなんてもったいないと思います。
2.通勤時間は片道1時間30分もかけているのでもったいないと思い、引っ越しすることを決めました。
3.彼をベンチに置いておくのはもったいないと思うので、別のポジションで出場させることにしました。
4.ソーシャルゲームに課金するのはもったいないと思ってるので、常に無課金で遊んでいます。
5.それは私にはもったいないお言葉ですが、ありがたく受け取らせていただきます。

この言葉がよく使われる場面としては、有用なのに無駄にしてしまうことが惜しいことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、身に過ぎて恐れ多いことを表現したい時にも使います。

例文1から例文4の「もったいない」は有用なのに無駄にしてしまうことが惜しいこと、例文5の「もったいない」は身に過ぎて恐れ多いことの意味で使っています。

「惜しい」の例文

1.くだらない会話に付き合うのは時間が惜しいので、さっさと切り上げることにしました。
2.彼のような優秀な人材を失ってしまったのは、実に惜しいです。
3.今捨てるのは惜しいので、押し入れに閉まっておくことにしました。
4.惜しいところで失敗してしまったので、次回はリベンジしたいところです。
5.昨日は最後まで接戦だったのに、後半ロスタイムに得点を決められて負けるという惜しい試合でした。

この言葉がよく使われる場面としては、大切なものを失いたくないことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、もう少しのところで実現されずに終わって心残りであることを表現したい時にも使います。

例文1から例文3の「惜しい」は大切なものを失いたくないこと、例文4と例文5の「惜しい」はもう少しのところで実現されずに終わって心残りであることの意味で使われています。

「もったいない」と「惜しい」はどちらも物を大切に思い失ったり無駄にしたりするのが耐えられないことを表します。

どちらの言葉を使うか迷った場合、大切に扱われるべき神聖なもの高貴の人などを粗末にするのは恐れ多いという気持ちで使うのが「もったいない」、人から見た価値がどうあれ自分に愛着があるので手放したくない気持ちで使うのが「惜しい」と覚えておきましょう。

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