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【リメイク】と【リマスター】と【リブート】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「リメイク」と「リマスター」と「リブート」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どの言葉を使えば日本語として正しい言葉となるのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「リメイク」と「リマスター」と「リブート」という言葉は、作品を作り直すことという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




リメイクとリマスターとリブートの違い

リメイクとリマスターとリブートの意味の違い

リメイクとリマスターとリブートの違いを分かりやすく言うと、リメイクは作品の作り直しを目的とする時に使い、リマスターは音質や画質向上を目的とする時に使い、リブートはシリーズ作品のやり直しを目的とする時に使うという違いです。

リメイクとリマスターとリブートの使い方の違い

リメイクという言葉は、「リメイクされた作品のストーリーが気に入らない場合もある」「古いゲームがリメイクされたおかげで映像が綺麗になった」などの使い方で、元となる作品の設定を一から作り直すことや、作り直された作品を意味します。

リマスターという言葉は、「気になっていた作品のリマスター版が楽しみだ」「リマスターすれば良いというものではない」などの使い方で、古い音源などを再発する時にオリジナル作品がデジタル化された作品や、ノイズが消去された作品を意味します。

リブートという言葉は、「リブート作品はこの作品でやる必要があったのだろうか」「一区切りついた作品のリブート映画は多くの期待を寄せている」などの使い方で、シリーズ作品における連続性を捨てて、新たに一から仕切り直すことを意味します。

リメイクとリマスターとリブートの使い分け方

リメイクとリマスターは、どちらも作品を作り直すことを意味しますが、前者はオリジナル作品の設定を作り直して似たように作られることを意味しますが、後者は異なるコンセプトで再度スタートすることを意味します。

そのため、リメイクはある程度ストーリーが最初から定められていますが、リブートはそういった制約を受けることなく展開されることとなります。

一方のリマスターは、オリジナル作品のデジタル化であったりノイズ消去などの手を加えることを表す言葉であって、リメイクやリブートのようにオリジナルの設定の変更などは行われません。

これが、リメイク、リマスター、リブートの明確な違いです。

リメイクの意味

リメイクとは

リメイクとは、過去に制作された作品を新しく作り直すことを意味しています。リメイクはリメークという表記がなされることもあります。

映画作品に対して使われていた言葉ですが、今日ではドラマ、アニメ、ゲーム、音楽やファッションなど幅広い分野で使われています。

ゲームにおけるリメイク

例えば、ゲームにおけるリメイクは、発売当時の専用ハード機種ではなく、最新機種に対応するように作られ、映像などのブラッシュアップやストーリーの補完なども行われて発表されますが、オリジナル作品を逸脱した作品もあります。

ファッションにおけるリメイク

また、ファッションにおけるリメイクは、古いものを新しいものに作り替えることを意味します。洋服だけではなく小物も含め、サイズを直すだけではなく使い方を変えるなどにも使います。

表現方法は「リメイクする」「リメイクされた」「リメイク版」

「リメイクする」「リメイクされた」「リメイク版」などが、リメイクを使った一般的な言い回しです。

リメイクの類語

リメイクの類語・類義語としては、基本設定を残した新しい作品を指す「リ・イマジネーション」、前日譚を意味する「プリークェル」、後日譚を意味する「シークェル」があります。

リマスターの意味

リマスターとは

リマスターとは、古い音源などをデジタル化した作品や、ノイズが消去された作品を意味しています。

「デジタルリマスター」の意味

リマスターを使った言葉として、「デジタルリマスター」があります。これは、最新のデジタル技術を使って過去の映画作品や音楽作品などのマスタリングを行うことを指す言葉です。

「HDリマスター」の意味

また、このリマスターの処理をHD規格で行ったものは「HDリマスター」と呼ばれ、従来よりも高解像度の作品ができあがります。

これら「デジタルリマスター」や「HDリマスター」によって、ノイズ削減だけではなく、音圧補正や発色補正なども行われますが、オリジナル作品の良さが失われることもあると賛否両論あります。

コミックにおけるリマスター

また、コミックにおいてもリマスターという言葉が使われますが、この場合はカラー印刷がなされるわけではなく、影などに使われるトーン部分やその他の部分が綺麗に印刷されたものを指します。

リブートの意味

リブートとは

リブートとは、再起動や再始動を意味しています。

映画やドラマ、アニメなどのフィクション作品において連続性をなくし、新たに一から仕切り直すことを意味する言葉です。リブート作品はオリジナル作品を知らない人でも取っつきやすいというメリットがあります。

また、作品に出演する主要メンバーが今後出演できなくなったり、前シリーズにてストーリーに区切りがついたことで新しく物語を始める必要がある場合などにもリブートが行われます。

一方で、同名同キャラクターの新たな物語として扱われることもあるため、過去の作品を知っているファンからすると認識に差が生じ、過去作品と比較されることも多くあります。

リブートの語源

これら作品展開におけるリブートは、コンピュータ分野における「リブート」が語源となっています。コンピュータ分野で使われるリブートは、動作中のシステムが再起動するプロセスを指す言葉として使われています。

表現方法は「リブートする」「リブート版」「リブートを繰り返す」

「リブートする」「リブート版」「リブートを繰り返す」などが、リブートを使った一般的な言い回しです。

リブートの類語

リブートの類語・類義語としては、既存の作品から派生した作品を指す「スピン・オフ」があります。

リメイクの例文

1.小学生時代に遊んだゲームのリメイク作品が、ストーリーのボリュームが増えた状態で、いくつかに分けて発売されるらしい。
2.履き古したジーンズをリメイクして、小さなポーチを作ったり、トートバッグにするといった作業が母の趣味である。
3.家具をリメイクして、自分好みにカスタマイズすることをゲームでも教えてくれた。
4.古着をリメイクするというのは昨今の持続可能な社会というエコの観点からも歓迎すべき風潮ですが、それは戦後、物のない時代の人であればだれもが実践していた、当たり前のことなのかもしれません。
5.90年代の人気ドラマのリメイク版には、今人気のジャニーズアイドルがメインキャストになるそうだ。
6.アニメのリメイク版だと声優が違ったりするので、だいぶイメージが変わってしまうのではないか。
7.娘が小さい頃に着ていた洋服を孫のお人形用にリメイクしたところ、娘からも喜んでもらえてうれしい限りだ。
8.公開されるのはアメリカのオリジナルバージョンではなく日本用にリメイクされてたものなのでどこか野暮ったい。

この言葉がよく使われる場面としては、過去に制作された作品を新しく作り直すことを意味する時などが挙げられます。

例文2と例文3のように、映像作品などだけではなく、ファッションや小物類に手を加えて新しいものを作る場合にもリメイクという言葉を使うことができます。

リマスターの例文

1.どんな作品でもリマスター版にしてしまっては、オリジナル作品の良さを感じ取ることができないのではと心配になっている。
2.あまりにも古いゲームは古いポリゴン画質であるため、リマスターされたことで没入感を得られるようになった人もいる。
3.当時発売されたDVDよりも動画配信サービスのHDリマスター版の方が綺麗なのは言うまでもない。
4.30年前に発売されたアルバムのリマスター盤を聴いたら、それまでは気づかなかった楽器の音が聴こえて感激した。
5.モノがほしい世代の人間なので、好きなアーティストのリマスター版が出たら買わずにはいられません。おかげでうちは、CDやレコードの山に埋もれそうです。
6.リマスターという言葉ほどオタク心をそそる言葉はないと思います。それは、小さな違いを見つけては、ああでもない、こうでもないという材料を与えてくれるからです。
7.昔の映画は画質が悪くてあまり見る気がしなかったが、デジタルリマスター版になってから見違えるようになった。
8.やっとHDリマスターが出たと思ったら、すぐに4Kリマスターが出回るようになったのでまた買わねばなるまい。

この言葉がよく使われる場面としては、古い音源などを再発する時にオリジナル作品がデジタル化された作品や、ノイズが消去された作品を意味する時などが挙げられます。

例文1や例文2のリマスターはリメイクという言葉に置き換えて使うことができますが、例文3は「HDリマスター」という表現となるため置き換えて使うことはできません。

リブートの例文

1.リブートして一から始められたシリーズは、前作を非常に気に入っていたことから不安ではあったが、今のところ楽しんで見れている。
2.映画におけるリブートは、前シリーズを見なくとも楽しめることが多いが、見終わった後はチェックしてしまう。
3.ゲーム原作のリブート映画が上映されることとなって多くの注目を集めたが、どの程度の再現率なのか不安視する声も上がっていた。
4.人気のアニメシリーズが、今回声優陣を一新してリブートされることになったが、ファンからは賛否両論が飛び交っています。
5.作業をしていたらパソコンの画面がフリーズしてしまったので、仕方なくコマンド操作でリブートすることにした。
6.今回放映されるこのドラマのストーリーは、前作から10年後の未来を描いたもので、いわゆるリブート作品ではありません。
7.このシリーズの面白いところは、作品の世界観だけは共有して、それぞれの監督が物語を描くのでたくさんのリブート作が生まれたのだ。
8.アニメファンからするとこの作品はリブートなので、本作のシリーズにカウントしないというこだわりをもった人も多いそうだ。

この言葉がよく使われる場面としては、シリーズ作品における連続性を捨てて、新たに一から仕切り直すことを意味する時などが挙げられます。

どの例文のリブートもオリジナル作品の基本設定を残すものの本筋が変更されているため、本筋が変更されていない「リメイク」という言葉に置き換えて使うことができません。

リメイクとリマスターとリブートどれを使うか迷った場合は、作品の作り直しを表す場合は「リメイク」を、音質や画質向上を表す場合は「リマスター」を、シリーズ作品のやり直しを表す場合は「リブート」を使うと覚えておけば間違いありません。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
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