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【年を取る】と【歳を取る】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「としをとる」という読み方の「年を取る」と「歳を取る」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「年を取る」と「歳を取る」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「年を取る」と「歳を取る」の違い

「年を取る」と「歳を取る」の意味の違い

「年を取る」と「歳を取る」の違いを分かりやすく言うと、「年を取る」とは公的な文章で使える、「歳を取る」とは公的な文章で使えないという違いです。

「年を取る」と「歳を取る」の使い方の違い

一つ目の「年を取る」を使った分かりやすい例としては、「年を取るとそれだけ世間が見えてくる」「年を取ると太りやすくなる」「年を取るにつれて運動するとすぐバテてしまいます」「年を取るにつれて日本の漬物が好きになりました」などがあります。

二つ目の「歳を取る」を使った分かりやすい例としては、「歳を取るのは嬉しくありません」「歳を取ると物覚えが悪くなります」「母は歳を取るにつれて頑固になりました」などがあります。

「年を取る」と「歳を取る」の使い分け方

「年を取る」と「歳を取る」は同音で同じ意味を持つ言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「年を取る」の「年」は常用漢字表に載っている漢字なので公的な文章で使うことができます。一方、「歳を取る」の「歳」は常用漢字表に載っていない漢字なので、公的な文章で使うことはできません。

常用漢字とは、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安として、内閣告示の常用漢字表で示された日本語の漢字のことです。現行の常用漢字表は、2010年11月30日に平成22年内閣告示第2号として告示され、2136字で成り立っています。

「年を取る」と「歳を取る」は公的な文章で使えるか使えないかはあるものの、どちらも正しい日本語になります。したがって、日常生活において「年を取る」と「歳を取る」は、好きな方を使っても問題ありません。

「年を取る」と「歳を取る」の英語表記の違い

「年を取る」も「歳を取る」も英語にすると「get old」「grow old」となり、例えば上記の「年を取るにつれて日本の漬物が好きになりました」を英語にすると「As I get older, I have come to like Japanese pickles」となります。

「年を取る」の意味

「年を取る」とは

「年を取る」とは、年齢を加えることや老齢になることを意味しています。

表現方法は「年を取るにつれて」「年を取ると」

「年を取るにつれて」「年を取ると」などが「年を取る」を使った一般的な言い回しになります。

「年を取る」の使い方

「年を取る」を使った分かりやすい例としては、「年を取ると記憶力が悪くなってくる」「私は年を取るのが楽しみです」「年を取ると誰も構ってくれなくなります」「年を取ると頑固になるのはしょうがないだろう」などがあります。

「年を取る」は年齢を加えることや老齢になることを意味する慣用句になります。「年」は期間や年数を表しているので、年数を重ねるや月日が経つなどの、回数を重ねるというニュアンスで使うことが多いです。

「年を取る」は公用文でも使える

また、「年を取る」の「年」は常用漢字表に載っている漢字なので、公的な文章などでも使うことができます。

「年を取る」の類語

「年を取る」の類語・類義語としては、誕生日または新年を迎えて年齢が増加することを意味する「加齢」、年老いていることを意味する「高齢になる」、年を取ることを意味する「年を食う」などがあります。

「歳を取る」の意味

「歳を取る」とは

「歳を取る」とは、年齢を加えることや老齢になることを意味しています。

表現方法は「歳を取るにつれて」「歳を取ると」

「歳を取るにつれて」「歳を取ると」などが「歳を取る」を使った一般的な言い回しになります。

「歳を取る」の使い方

「歳を取る」を使った分かりやすい例としては、「歳を取ると物忘れが激しくなるらしい」「歳を取るにつれて人は賢くなると思います」「歳を取ると気が短くなる人が多いです」「歳を取ると考えが深くなります」などがあります。

「歳を取る」は年齢を加えることや老齢になることを意味する慣用句になります。「歳」は数や年齢を表しているので、年齢を重ねるや老いるなどの、経過するというニュアンスで使うことが多いです。

「歳を取る」は公用文では使えない

「歳を取る」を使う上で注意しなければならないのは、公的な文章では使えないという点になります。なぜ使えないのかと言うと、「歳」という漢字が常用漢字表に載っていないからです。ただし、正しい日本語なので、日常生活などでは使っても問題ありません。

「歳を取る」の類語

「歳を取る」の類語・類義語としては、中年以上の年頃の人のことを意味する「年配」、年齢が増えていくことを意味する「歳を重ねる」、老齢になることを意味する「老いる」などがあります。

「年を取る」の例文

1.年を取ると忘れっぽくなるので、日頃から脳のトレーニングをしています。
2.年を取ると頑固になってしまうのは、仕方のないことなのかもしれません。
3.年を取ると色んなものが見えてくるので、大人になったんだなと痛感する。
4.年を取るにつれて友人が減っていったが、残った友人との関係はより濃密になりました。
5.年を取るにつれて途中で目が覚めてしまうことが増えて、ぐっすり眠れなくなってしまいました。
6.年を取るのが怖い。それは容貌や体力の衰えもさることながら、語れるような人生を送ってこなかった自覚があるからだ。
7.いい年の取り方をしている先輩を見ると、年を取るのも悪くないと感じます。
8.年を取ることはけっして悪いことばかりじゃなくて、様々なことを達観できるようになるのだ。
9.親の言ったことは子どもの頃はわからなくても、年を取るにつれて身に染みてわかってくるものだよ。
10.むかしは激しい運動をしてもへっちゃらだったのに、今では年を取ったせいか全身筋肉痛だ。

この言葉がよく使われる場面としては、年齢を加えることや老齢になることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「年を取ると」や「年を取るにつれて」という言い回しはよく使われています。

「歳を取る」の例文

1.女性は美しさが失われるので、歳を取るのを嬉しく思わない人もいます。
2.歳を取ると物忘れが激しくなるので、どこに物を置いたかメモするようにしている。
3.歳を取るにつれて父親がどんどん頑固になっていく。俺もあんな風になるのだろうか。
4.歳を取ると新しい物を受け入れられなくなる自分に、恐怖を感じました。
5.歳を取るにつれて、物事を色々な視点で見れるようになったと思います。
6.歳を取った母を見るのがつらいので、実家からつい足が遠のいてしまう。
7.素敵な年長者たちに囲まれて生活していると歳を取るのも悪くないなと思うようになった。
8.歳を取ると新しいものに順応できなくなってしまい、スマホの使うことすらおっくうになった。
9.わたしはまだ元気だけど歳を取ると周りの人たちがどんどん他界していくものだから寂しくなってしまうこともある。
10.若い頃はそうでもなかったのに歳を取るほどモテるようになったが、既婚者なものだから正直困惑している。

この言葉がよく使われる場面としては、年齢を加えることや老齢になることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文のように、「歳を取ると」や「歳を取るにつれて」という言い回しはよく使われています。

「年を取る」と「歳を取る」はどちらも年齢を加えることや老齢になることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、公的な文章でも使えるのが「年を取る」、公的な文章で使えないのが「歳を取る」と覚えておきましょう。

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