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【自頭】と【地頭】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

同じ「じあたま」という読み方の「自頭」と「地頭」の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「自頭」と「地頭」という言葉は同音の言葉ですが、それぞれの漢字によって使い方には少し違いがあります。




「自頭」と「地頭」の違い

「自頭」と「地頭」の意味の違い

「自頭」と「地頭」の違いを分かりやすく言うと、「自頭」とは「地頭」の間違った使い方、「地頭」とは大学などでの教育で与えられたのではないその人本来の頭の良さのことです。

「自頭」は誤字

一般的には「自頭」という言葉は存在しません。読み方が同じなことから、「地頭」のことを間違えて「自頭」を使っている人がほとんどです。

「地頭」は正しい日本語

正しい言葉である「地頭」を使った分かりやすい例としては、「彼は地頭が良いのでコミニュケーション能力が高いです」「地頭は大人になってから鍛えることができるのだろうか」「地頭が良い人に憧れる」「彼女は地頭が良いです」などがあります。

「地頭」という言葉はあっても、「自頭」という言葉は存在しません。同時に「地頭」という単語の意味について「大学などでの教育で与えられたのではないその人本来の頭の良さのこと」と覚えておきましょう。

「地頭」の英語表記

「地頭」を英語にすると「bright」「smart」「quick learner」となり、例えば上記の「彼女は地頭が良いです」を英語にすると「She is quick learner」となります。

「自頭」の意味

「自頭」とは

「自頭」とは、「地頭」の間違った使われ方です。

「自頭」という言葉は存在せず、間違った言葉として広まっています。読み方が同じなため、「地頭」と混同してしまう人が多いようですが、間違った言葉なので使わないように気を付けましょう。

「自頭」と間違えやすい理由

「自頭」と「地頭」を間違えてしまう理由としては、「自」と「地」の発音が同じだからです。

ではなぜ、「自頭」が間違った言葉かというと、「自」という言葉は自分のことを意味しています。そのため、「自頭」とすると自分の頭という意味になってしまうからです。

一方、正しい日本語である「地頭」の「地」は物事の基礎や下地という意味を持っているので、大学などでの教育で与えられたのではないその人本来の頭の良さのことの意味で使うことができます。

間違った言葉である「自頭」の「自」を使った別の言葉としては、自分を大切にすることを意味する「自愛」、自分の力で自分を守ることを意味する「自衛」、自分で自分のことを褒めることを意味する「自画自賛」などがあります。

「地頭」の意味

「地頭」とは

「地頭」とは、大学などでの教育で与えられたのではないその人本来の頭の良さのことを意味しています。その他にも、かつらなどを被らないそのままの髪の頭のことの意味も持っています。

「地頭」の読み方

「地頭」の読み方は「じあたま」になります。「じとう」や「じがしら」と読んでしまうと別の意味を持つ言葉になってしまうので、間違えないように注意しましょう。

表現方法は「地頭が良い」「地頭が悪い」「地頭を鍛える」

「地頭が良い」「地頭が悪い」「地頭を鍛える」などが、「地頭」を使った一般的な言い回しになります。

「地頭」の使い方

「地頭」を使った分かりやすい例としては、「彼は何回説明しても仕事を覚えないので、地頭が悪いと思う」「地頭は実は鍛えることができるのを知りませんでした」「彼女は地頭が良いので周りからとても信頼されています」などがあります。

「地頭」は国語や英語などのような教育で与えられた頭の良さではなく、論理的思考力やコミュニケーション能力などの自らで考える能力を指す言葉です。したがって、有名私立大学や国立大学に合格したからといって「地頭」が良いとは限りません。

「地頭」が良い人の特徴

「地頭」が良い人の特徴はいくつかあります。

一つ目は、何か意見や回答を求められても即座に対応できたり、少しの説明で物事を大体理解することができる頭の回転が速く理解力があることです。

二つ目は、相手に合わせて話を変えることができるコミニュケーション能力があることです。

三つ目は、論理思考力や多面的思考力などの思考力があることです。

これらのように、「地頭」が良い人は自分の頭で筋道を立てて考えて問題解決にあたることができるだけでなく、相手のことを考えて行動するためコミュニケーションにも長けてる人のことを指します。そのため、「地頭」が良い人はビジネシーンにおいて喉から手が出るほど欲しい人材です。

反対に、理解力が低く自分の視点でしか物事を見れない人のことを「地頭」が悪いと言います。机に向かう勉強ができたとしても、「地頭」が悪いことがあると覚えておきましょう。

「地頭」はその人本来の頭の良さのことを意味していますが、多くの人と接して自分にない思考や価値観を取り入れたり、たくさんの本を読んで様々な知識を得ることによって鍛えることも可能です。

「地頭」の類語

「地頭」の類語・類義語としては、頭が良いことを意味する「利口」、才能のることを意味する「有能」、非常に優れていることを意味する「優秀」などがあります。

「自頭」の例文

1.「自頭」という言葉は存在しないので、おそらく「地頭」の言い間違いだろう。
2.「地頭」という言葉は大学などでの教育で与えられたのではないその人本来の頭の良さのことで、「自頭」という言葉はない。
3.「自頭」という言葉は、今のところ間違いだとされているが、多くの人が使うようになれば馴染んでくるのかもしれない。
4.自頭が悪い人と一緒にいると疲れるという言葉を使う人はいるが、正しくは地頭が悪い人と一緒にいると疲れるです。
5.彼は地頭が良いので一緒にいて居心地がいいですという言葉はあるが、彼は自頭が良いので一緒にいて居心地がいいですという言葉はない。

この言葉がよく使われる場面としては、「地頭」という言葉を間違えて「自頭」と表現している時などが挙げられます。

「自頭」という言葉は辞書にも載っていませんし、広く使われている言葉ではなく、「地頭」を間違えて使っている可能性が高いです。

「自頭」という言葉の意味を理解した上で、あえて使っている場合以外は、「自頭」ではなく、「地頭」と表現するのが正しい使い方になります。

「地頭」の例文

1.彼は有名私立大学出身で勉強ができるが、地頭が悪いので仕事はあまりできません。
2.高卒で入社してきた新入社員だが、地頭が良くコミュニケーション能力が高いので、採用して正解でした。
3.上司は仕事の説明がいつも下手なので、地頭が悪いのかなと思ってしまう。
4.地頭を鍛えるために、多くの人と接したり色んな本を読むことを心掛けています。
5.部長はかつらではなく地頭だと言い張っているが、部下はみんなかつらだとということを知っている。
6.彼の日本語教師としての経験はボランティアとしてだけのようですが、地頭がいいので少し研修をすれば、すぐにプロとして教えられるようになると思いますよ。
7.商社や金融業界は学歴と地頭のよさが必要とされるが、IT業界は未経験者でも努力次第で就職を勝ち取ることができます。
8.友人は勉強しているところを見たことがないのに、いつも成績優秀者に選ばれるので地頭がとてもいいのだと思う。
9.いくらコンピューターの技術が発達しても使う側の地頭がよくなければ宝の持ち腐れになってしまうだろう。
10.わたしは地頭が悪いので、仕事をするにも1から10まで説明してもらわないとわからないので、上司からいつも叱られている。

この言葉がよく使われる場面としては、大学などでの教育で与えられたのではないその人本来の頭の良さのことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、かつらなどを被らないそのままの髪の頭のことを表現したい時にも使います。

例文1から例文4の「地頭」は大学などでの教育で与えられたのではないその人本来の頭の良さのこと、例文5の「地頭」はかつらなどを被らないそのままの髪の頭のことの意味も持っています。

「自頭」と「地頭」どちらを使うか迷った場合は、「自頭」は辞書にない言葉なので、辞書に載っている言葉の「地頭」を使うようにしましょう。

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