今日の買取件数:20件/今月の買取件数:500件/累計買取件数:16,346件

【ごまをする】と【媚を売る】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「ごまをする」と「媚を売る」(読み方:こびをうる)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「ごまをする」と「媚を売る」という言葉は、どちらも他人にへつらうことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「ごまをする」と「媚を売る」の違い

「ごまをする」と「媚を売る」の意味の違い

「ごまをする」と「媚を売る」の違いを分かりやすく言うと、「ごまをする」とは相手をおだてて良い気分にさせるイメージ、「媚を売る」とは相手にへつらってこちらに気を向かせて取り入るイメージという違いです。

「ごまをする」と「媚を売る」の使い方の違い

一つ目の「ごまをする」を使った分かりやすい例としては、「社長にごまをする」「どの職場にもごまをする人はいる」「彼はごまをすってばかりいるので同僚からは嫌われています」「彼は上司にごまをすっている」などがあります。

二つ目の「媚を売る」を使った分かりやすい例としては、「上司に媚を売ってまで出世したくありません」「媚を売る人は同性から嫌われやすい」「彼女は上司に媚を売って出世しました」などがあります。

「ごまをする」と「媚を売る」の使い分け方

「ごまをする」と「媚を売る」はどちらも他人にへつらうことを意味しており、大きな違いはありません。あえて違いを挙げるならば、「ごまをする」は相手をおだてて良い気分にさせるイメージなのに対して、「媚を売る」は相手にへつらってこちらに気を向かせて取り入るイメージという点です。

「ごまをする」と「媚を売る」の英語表記の違い

「ごまをする」も「媚を売る」も英語にすると「flatter」「apple-polish」「butter up」「suck up」となり、例えば上記の「彼は上司にごまをすっている」を英語にすると「He’s always apple-polishing the boss」となります。

「ごまをする」の意味

「ごまをする」とは

「ごまをする」とは、他人にへつらって自分の利益を図ることを意味しています。

「ごまをする」の漢字表記

「ごまをする」を漢字にすると、「胡麻を擂る」と表記することができますがあまり一般的ではありません。余程を理由がない限り、ひらがなの「ごまをする」を使うようにしましょう。

表現方法は「ごまをする人」「ごまをするのがうまい」

「ごまをする人」「ごまをするのがうまい」などが、「ごまをする」を使った一般的な言い回しになります。

「ごまをする」の使い方

「ごまをする」を使った分かりやすい例としては、「お父さんにごまをすってお小遣いを上げてもらうことを企んだ」「ごまをするのはあまり好きではないが出世するためには仕方ないだろう」「彼がリーダーに選ばれたのは上司にごまをすったからだろう」などがあります。

「ごまをする」は他人にへつらって自分の利益を図ることを意味しており、主に目下の人が目上の人に対して気に入られようとする行為に対して使います。また、人が媚びている様子を批判する嫌味として使う言葉なので、マイナスなイメージを持っています。

「ごまをする」は男性と女性どちらに対しても使うことができますが、よく使われている言葉の「ごますり野郎」とすると男性にしか使うことができません。

「ごまをする」の語源

「ごまをする」の語源は諸説ありますが、一番有力なのはごまをすり鉢で潰す説です。煎った胡麻をすり鉢ですり潰すと、すり鉢のあちこちに胡麻がつきます。

この様子が人にべったりとくっつくご機嫌取りの場面とそっくりだったので、他人にへつらって自分の利益を図ることを「ごまをする」と言うようになりました。

二つ目は商人などの手を揉む仕草がごまをする姿に似ている説です。ただし、こちらの説はあまり有力ではありません。

「ごまをする」の類語

「ごまをする」の類語・類義語としては、相手の機嫌をとって気に入られるように努めることを意味する「取り入る」、相手の機嫌をとろうとして心にもないお世辞を言うこと意味する「おべっか」などがあります。

「媚を売る」の意味

「媚を売る」とは

「媚を売る」とは、他人の機嫌を取るためにへつらうことを意味しています。

表現方法は「媚を売る女」「媚を売る男」「媚を売るのが上手い」

「媚を売る女」「媚を売る男」「媚を売るのが上手い」などが、「媚を売る」を使った一般的な言い回しになります。

「媚を売る」の使い方

「媚を売る」を使った分かりやすい例としては、「彼女はその男にしきりに媚を売っていました」「医者に媚を売って利益を得ました」「彼女の媚を売るような態度が気に入らない」「出世するために媚を売ることも必要だろう」などがあります。

「媚を売る」は他人の機嫌を取るためにへつらうことを意味しており、主に目下の人が目上の人に対して気に入られようとする行為に対して使います。また、人が媚びている様子を批判する嫌味として使う言葉なので、マイナスなイメージを持っています。

また、「媚を売る」は商売女などがなまめかしい態度を示して客の機嫌をとることの意味も持っており、どちらかというと女性に対して使われることが多い言葉です。あくまで多いだけなので、男性に対して使っても問題ありません。

「媚を売る」の類語

「媚を売る」の類語・類義語としては、目上の者のご機嫌をとることを意味する「尾を振る」、何か下心をもって媚びるな態度を取ることを意味する「色目を使う」、人の気に入るように振る舞うことを意味する「諂う」などがあります。

「ごまをする」の例文

1.彼はごまをするのが上手だったので、物凄い勢いで出世しました。
2.部長にごまをすって出世するくらいなら、今の地位から上がらなくても構いません。
3.取引先にごまをすったものの、契約することができませんでした。
4.彼女はごまをするのが下手なので、お世辞を言ってもすぐバレてしまいます。
5.彼は仕事はあまりできないが、上司にごまをするだけは上手なので、きっと出世するだろう。
6.異動してきた男性は、目立つ仕事ばかりに精を出し取引先の権力のある人にごまをすって昇進したが、面倒で目立たない仕事をほかの人に振っているのを私は知っている。
7.社長になれば楽かといえばそうでもなく、蹴落とそうとする連中やごまをする連中ばかりに囲まれていて安泰ではないだろう。
8.政治家というのは普段は偉そうにしているのに、選挙期間中だけ有権者にごまをするので、非常にみっともないやつらだ。
9.もし上司に懇意にしてもらいたければごまをすればいいという意見もあるが、上司の中にはそういうことを嫌う人もいるのだ。
10.ある同僚はろくに仕事ができないのに、出世のためにお偉い方にごまをすってばかりいるので同僚からは白い目で見られている。

この言葉がよく使われる場面としては、他人にへつらって自分の利益を図ることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「ごまをする」はマイナスなイメージで使われている言葉です。

「媚を売る」の例文

1.同期の人が上司に媚を売るので、一緒に仕事したくありません。
2.お客様に媚を売ることに疲れてしまったので、今月いっぱいで退職することにしました。
3.彼女は上司に媚を売って出世しようとしているので、とても見苦しい。
4.彼女は媚を売るのが上手なので、常連のお客さんがたくさんいます。
5.私の職場は上司に媚を売る人がたくさんいるので、とてもギスギスしています。
6.同期の女性は男性社員の前では声がワントーン上がり上司には媚びを売るが、私のことはナチュラルに見下している。男性は見抜けないのか彼女はけっこうモテるようだ。
7.本当はグラビアアイドルなんてやりたくなかったが、プロデューサーに媚びを売ることも必要だと言われて仕方なくやった。
8.一部を除いてYouTubeという職業はやりたいことをやればいいのではなく、徹底的に視聴者に媚びを売るのが正しい世界である。
9.あの女子学生といったら教授に媚びを売って成績を上げてもらうとたくらんでいるのだから呆れてしまうよ。
10.同僚は仕事のミスに目をつぶってもらったらしいが、あいつは本当に媚びを売るのだけはうまいからな。

この言葉がよく使われる場面としては、他人の機嫌を取るためにへつらうことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「媚を売る」はマイナスなイメージで使われている言葉です。

「ごまをする」と「媚を売る」はどちらも他人にへつらうことを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、相手をおだてて良い気分にさせるイメージで使うのが「ごまをする」、相手にへつらってこちらに気を向かせて取り入るイメージで使うのが「媚を売る」と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター