今日の買取件数:20件/今月の買取件数:500件/累計買取件数:16,346件

【お加減】と【加減】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「お加減」(読み方:おかげん)と「加減」(読み方:かげん)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「お加減」と「加減」という言葉は、どちらも健康状態を尋ねることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「お加減」と「加減」の違い

「お加減」と「加減」の意味の違い

「お加減」と「加減」の違いを分かりやすく言うと、「お加減」は目上の人にしか使えない、「加減」は人だけでなく物などにも使えるという違いです。

「お加減」と「加減」の使い方の違い

一つ目の「お加減」を使った分かりやすい例としては、「体のお加減はいかがですか」「今日はお加減どうでしょうか」「お加減を健康な人に使ってしまい、嫌な顔をされました」などがあります。

二つ目の「加減」を使った分かりやすい例としては、「お金にいい加減な人とは付き合いたくありません」「このラーメンは塩加減が丁度良いです」「力加減によって音が変わるのがドラムの面白いところです」「椅子の高さは少女の身長に応じて加減してある」などがあります。

「お加減」と「加減」の使い分け方

「お加減」と「加減」は似た意味を持つ言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「お加減」は「その後お加減はいかがでしょうか」「今日はお加減いかがですか」「ご病気とお聞きしましたが、お加減はいかがでしょうか」などのように、目上の人に対してのみ使える言葉です。

一方「加減」は、「お腹の加減が悪いので学校を休んだ」「お肉の焼き加減はどうですか」「彼はうつむき加減で話始めました」「このお店のスープは塩加減がいいのでとても美味しい」「機械を使った作業は絶妙な力加減が必須です」などのように、人と物のどちらにも使うことができます。

つまり、「お加減」は目上の人にしか使えない言葉なのに対して、「加減」は人と物どちらでも使うことができるというのが違いになります。

「お加減」と「加減」の英語表記の違い

「お加減」を英語にすると「How do you feel」「How are you」となります。

一方、「加減」を英語にすると「adjust」「moderate」「make allowance」となり、例えば上記の「椅子の高さは少女の身長に応じて加減してある」を英語にすると「The height of the chair is adjusted to the height of the girl」となります。

「お加減」の意味

「お加減」とは

「お加減」とは、相手を敬ってその健康状態を伺うことを意味しています。

「お加減」の漢字表記

「お加減」を漢字にすると、「御加減」と表記することができますが、あまり一般的ではありません。余程の理由がない限りひらがなの「お加減」を使うようにしましょう。

表現方法は「お加減いかがですか」「お加減はいかがでしょうか」

「お加減いかがですか」「お加減はいかがでしょうか」「お加減が良くなりますように」「お加減が優れない中」などが、「お加減」を使った一般的な言い回しになります。

「お加減」の使い方

「お加減」を使った分かりやすい例としては、「怪我のお加減はいかがでしょうか」「その後のお加減はいかがでしょうか、どうかご無理なさらないでください」「お加減はいかがですか、手術が無事成功して良かったです」などがあります。

「お加減」は体の具合や健康状態のことを意味する「加減」に、接頭語の「お」を加えた敬語表現になります。そのため、目上の人に対して使う言葉と覚えておきましょう。

「お加減」は相手を敬ってその健康状態を伺うことを意味する言葉ですが、健康な人に対して「お加減いかがですか」などは使えないので注意が必要です。

もし、健康な人に使うと失礼に当たります。したがって、相手が病気や怪我などをしていたり、体調を崩しているとはっきり分かってる場合にだけ使うようにしましょう。

「お加減」の類語

「お加減」の類語・類義語としては、相手を敬って体調を尋ねるを意味する「お体の具合」、相手を敬って体の調子を尋ねることを意味する「ご体調」などがあります。

「加減」の意味

「加減」とは

「加減」とは、物事状態や程度のことを意味しています。その他にも、健康状態のこと、適度に調節すること、丁度良い程度あることの意味も持っています。

表現方法は「加減する」「加減が難しい」「加減が悪い」

「加減する」「加減が難しい」「加減が悪い」などが、「加減」を使った一般的な言い回しになります。

「加減」の使い方

「お肉の焼き加減はどういたしましょうか」「少し加減が悪いのでお休みをもらうことにしました」などの文中で使われている「加減」は、「物事状態や程度のことや健康状態のこと」の意味で使われています。

一方、「少し寒くなってきたので、暖房の温度加減する」「お湯加減の方はいかがですか」「」などの文中で使われている「加減」は、「適度に調節することや丁度良い程度あること」の意味で使われています。

「加減」は複数の意味を持っており、人と物どちらに対しても使えるので、様々な場面で使うことができる言葉です。

「手加減」「力加減」「火加減」「いい加減」「湯加減」「さじ加減」の意味

また、「加減」は名詞として様々な言葉で使われています。分かりやすい例を挙げると、相手や状態に応じて扱いの厳しさの度合いを緩めることを意味する「手加減」、作業などに必要な力の量や程度のことを意味する「力加減」などがあります。

その他にも、火を使うときの火力の強さのことを意味する「火加減」、仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すことを意味する「いい加減」、湯の熱さの程度のことを意味する「湯加減」、料理の味付け具合のことを意味する「さじ加減」などがあります。

「加減」の類語

「加減」の類語・類義語としては、ある基準に合わせて正しく整えることを意味する「調整」、釣り合いの取れた状態にすることを意味する「調節」、 丁度良い具合に調節や統制することを意味する「コントロール」などがあります。

「お加減」の例文

1.部長、退院おめでとうございます。その後のお加減はいかがでしょうか。
2.お加減はいかがですか、仕事が気になると思いますが、私たちに任せてください。
3.お加減はいかがでしょうか、寒い日が続きますのでどうかご自愛ください。
4.お加減はいかがでしょうか、課長の現場復帰を心よりお待ちしております。
5.昨年は色々大変だったと思いますが、その後のお加減はいかがでしょうか。
6.けがで入院している父に、お加減はどうですかと心配してくれたり励ましてくれる電話が何本もあり、家では無口な父だが意外と人望があるのかなと思った。
7.その後、お身体のお加減はいかがですか?おかげさまで良くなりました。心配してくださりありがとうございます。
8.昨日は悪いものでも食べたのかととても心配でしたよ。叔母さまもどこかお加減でも悪いのかしらとおっしゃっておりました。
9.大分お加減が悪いようですが、明日の会合は無理なさらずになさってください。いざとなれば代わりに私が出席しますのでご安心ください。
10.昨日のご主人様ですか?たしか旅の疲れで少しお加減が悪いようでしたが、取り立てて言うほどではなかったと思います。

この言葉がよく使われる場面としては、相手を敬ってその健康状態を伺うことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「お加減」は目上の人に対してのみ使う言葉になります。

「加減」の例文

1.この場所は風の加減で波の音が聞こえるので、とても居心地が良いです。
2.お店の人からステーキの焼き加減を尋ねられたので、ミディアムとお願いしました。
3.少し腹の加減が悪いので、上司に連絡してお休みにしてもらいました。
4.この機械はとても精密なので、繊細な力加減が必要になってきます。
5.丁度食べ加減のメロンを食べてみたが、今までで味わったことのない美味しさでした。
6.料理上手な人は冷蔵庫の余り物でもおいしい料理を作る。素材の組み合わせや味付けの絶妙なさじ加減をセンスとして会得しているのだと思う。
7.子どものころ、友達とも兄弟とも殴り合いのけんかをしたことがない人は、怒りに任せて人を殴るとどうなるか、その加減がわからないようです。
8.息子は念願の鉄道運転体験に参加したが、アクセルとブレーキの力加減が難しくてテレビゲームのようにはいかなかったようだった。
9.お店の人からステーキのお肉の焼き加減について聞かれたときに、ミディアムレアと言おうとしたところを誤ってメディアムレアと言ってしまった。
10.先輩からその人についていろいろ話を聞くと、彼は口は上手いが仕事はいい加減だから、真に受けてはいけないよと忠告を受けました。

この言葉がよく使われる場面としては、物事状態や程度のことを表現したい時などが挙げられます。その他にも、健康状態のこと、適度に調節すること、丁度良い程度あることを表現したい時にも使います。

例文1と例文2の「加減」は物事状態や程度のこと、例文3の「加減」は健康状態のこと、例文4の「加減」は適度に調節すること、例文5の「加減」は丁度良い程度あることの意味で使っています。

「お加減」と「加減」はどちらも健康状態を尋ねることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、目上の人に対してしか使えないのが「お加減」、人だけでなく物に対しても使えるのが「加減」と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
編集者
株式会社セラーバンク/例文買取センター運営
例文買取センター