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【身から出た錆】と【自業自得】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「身から出た錆」(読み方:みからでたさび)と「自業自得」(読み方:じごうじとく)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「身から出た錆」と「自業自得」という言葉は、どちらも自分の行いの報いを自分が受けることを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「身から出た錆」と「自業自得」の違い

「身から出た錆」と「自業自得」の意味の違い

「身から出た錆」と「自業自得」の違いを分かりやすく言うと、「身から出た錆」は悪い行いでしか使えない、「自業自得」は悪い行いでも良い行いでも使えるという違いです。

「身から出た錆」と「自業自得」の使い方の違い

一つ目の「身から出た錆」を使った分かりやすい例としては、「夫から離婚を迫られたとしても身から出た錆なのでどうしようもすることもできません」「普段の行いが悪い彼を助ける人は誰もいません。身から出た錆だろう」などがあります。

二つ目の「自業自得」を使った分かりやすい例としては、「それは自業自得だよ」「寝坊して始業時間に間に合わなかったのは自業自得です」「不正がバレて辞職に追い込まれたが自業自得だ」などがあります。

「身から出た錆」と「自業自得」の使い分け方

「身から出た錆」と「自業自得」はどちらも自分の行いの報いを自分が受けることを意味する言葉ですが、使い方に少し違いがあるので注意が必要です。

「身から出た錆」は自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむことを意味しており、悪い行いが悪い結果に繋がるというマイナスなイメージで使います。

一方、自業自得は仏教用語で、良い行いをしたら良い結果に繋がり、悪い行いをしたら悪い結果かに繋がることを意味しているため、プラスとマイナスどちらのイメージでも使うことが可能です。

ただし、現代においては、「身から出た錆」と同様に、悪い行いが悪い結果に繋がるというマイナスなイメージで使うのが一般的になっていると覚えておきましょう。

「身から出た錆」と「自業自得」の英語表記の違い

「身から出た錆」を英語にすると「Having made one’s bed, one must lie on it」「You’ll just have to stew in your own juice」「ou’ve only yourself to thank for this mess」となります。

一方、「自業自得」を英語にすると「asked for it」「bring it on」となり、例えば上記の「それは自業自得だよ」を英語にすると「You asked for it」となります。

「身から出た錆」の意味

「身から出た錆」とは

「身から出た錆」とは、自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむことを意味しています。

「身から出た錆」は「身から出た銹」や「身から出た鏽」とも表記可能

「身から出た錆」は「身から出た銹」や「身から出た鏽」と表記することもできますが、「身から出た錆」と書くのが一般的と覚えておきましょう。

「身から出た錆」の使い方

「身から出た錆」を使った分かりやすい例としては、「レポート提出をサボったら単位を取れなかったが、身から出た錆としか言いようがない」「運動せず暴飲暴食をしていたら服が着れなくなってしまった。身から出た錆なので反省しています」などがあります。

「身から出た錆」は自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむことを意味することわざです。基本的に、悪い行いが悪い結果に繋がるというマイナスなイメージでのみ使う言葉と覚えておきましょう。

「身から出た錆」の由来

「身から出た錆」の由来は刀の錆です。「身」は人の体のことではなく、刀の刀身のことを指しています。刀は酸素や湿気に触れるとすぐ錆びてしまうので、普段から手入れが必要になっています。

そのため、どんな切れ味が鋭い刀でも錆てしまっては必要な時に使い物にならず、命を落としてしまう可能性もあります。この刀身を自分自身に例えて、自分の悪い行いが悪い結果として帰ってくることを、「身から出た錆」と言うようになりました。

「身から出た錆」の類語

「身から出た錆」の類語・類義語としては、よくないことを行うとあとになってその始末をつけなければならなくなることを意味する「付けが回る」、ある行為の結果として身にはね返ってくることを意味する「報い」などがあります。

「自業自得」の意味

「自業自得」とは

「自業自得」とは、自分の行いの報いを自分が受けることを意味しています。

「自業自得」の読み方

「自業自得」の読み方は「じごうじとく」です。誤って「じぎょうじとく」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「自業自得な人」「自業自得なエピソード」

「自業自得な人」「自業自得なエピソード」などが、「自業自得」を使った一般的な言い回しになります。

「自業自得」の使い方

「自業自得」を使った分かりやすい例としては、「夜更かしして朝起きれなかったのは自業自得だろう」「スピード違反で警察に捕まったのは自業自得の何者でもない」「お菓子の食べ過ぎでドレスを着れなくなったのは自業自得だ」などがあります。

「自業自得」は自分の行いの報いを自分が受けることを意味する四字熟語になります。

「自業自得」は元々は仏教で使われていた言葉です。仏教において「業」は「ごう」と呼ばれており、「自業」は自分の行為や行いのことを意味していました。また、「自得」とは自分の身に報いを受けることを意味しています。

つまり、「自業自得」は自分の行いによって自分の運命が決まるというニュアンスで使い、良い行いには良い報いを受け、悪い行いには悪い報いを受けるという意味で使われていました。

したがって、「自業自得」は本来、プラスのイメージとマイナスのイメージで使える言葉なのですが、現代においては、悪い行いが悪い結果に繋がるというマイナスなイメージで使うのが一般的になっています。

そのため、プラスのイメージで使う場合は、誤解を招く可能性があるので十分に注意が必要です。

「自業自得」の類語

「自業自得」の類語・類義語としては、人は良い行いをすれば良い報いがあり悪い行いをすれば悪い報いがあることを意味する「因果応報」、自分の言葉や行為のために自由な動きがとれず苦しい立場になることを意味する「自縄自縛」(読み方:じじょうじばく)などがあります

「身から出た錆」の例文

1.ドクターストップがかかってもずっと煙草を吸い続けていたら、大きな病気になってしまった。身から出た錆です。
2.毎日ポテトチップスを食べていたら太ってしまった。まさに身から出た錆だ。
3.彼女に浮気していることがバレて、別れ話をされました。これこそ身から出た錆です。
4.こんなに悪い結果になってしまったが、今思うと身から出た錆だ。
5.練習をサボって遊びにばかり行ってたらスタメンから外されてしまった。身から出た錆としかいいようがない。
6.あいつは今まで借金を踏み倒してきたのだから、差し押さえにあって痛い目に遭うのは身から出た錆と言いようがない。
7.身から出た錆とはいえ、業界から追い出されている奴を放っておくわけにもいかないので、私のところで引き受けることにした。
8.彼は誰も支援してくれないと嘆いていたが、まああそこまで信用されないのは身から出た錆のようなところもある。
9.メディアがここまで国民から信用されなくなったのは、数々の不祥事によるものなのだから身から出た錆だ。
10.SNSで私のことを身から出た錆などと罵るのは、何のリスクも背負ってないような匿名の者ばかりなので、何も気にしていないよ。

この言葉がよく使われる場面としては、自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「身から出た錆」はマイナスなイメージで使う言葉です。

「自業自得」の例文

1.スタメンから外されて試合にほとんど出れなかったのは自業自得です。来シーズンはきちんと練習してスタメンを勝ちとろう。
2.模試の結果が悪かったのは、勉強をサボっていた自分が悪いので、自業自得です。
3.彼女は無免許をしていたことが公になり、議員を辞職に追い込まれたが、自業自得だと思っています。
4.夜遅くまで飲んで二日酔いになってしまい、仕事中ずっと頭が痛かったが、自業自得だろう。
5.講義を複数回サボったせいで、レポートを提出することができず単位を落としてしまったが、自業自得としか言いようがありません。
6.私はいいからと譲ったり親身になってきたはずの人に裏切られ、私は結局いい人と思われたくて尽くしたり自己犠牲を強いてきて、これも自業自得ということなのかと愕然とした。
7.大体の問題は仕組みがおかしいために起こっているが、多くの人々は不満を吐露した人たちに自業自得だと言って罵声を浴びせるのだ。
8.叔父は身の丈に合わない散財をしていたのだから、それでお金に困るのは自業自得で、同情の余地はないと思いました。
9.私はあの時必死で君を止めたのに、君は聞く耳持たなかったのだから自業自得だ。言っておくが、私は尻拭いするつもりはないからな。
10.彼の処遇はたしかに理不尽といえばそうなのだが、彼自身の業績を見れば自業自得のようなところもあるがね。

この言葉がよく使われる場面としては、自分の行いの報いを自分が受けることを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「自業自得」はマイナスなイメージで使われることが多いです。

「身から出た錆」と「自業自得」はどちらも自分の行いの報いを自分が受けることを表します。どちらの言葉を使うか迷った場合、マイナスなイメージでしか使えないのが「身から出た錆」、プラスとマイナスどちらのイメージでも使えるのが「自業自得」と覚えておきましょう。

言葉の使い方の例文
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