【人当たりがいい】と【物腰が柔らかい】の意味の違いと使い方の例文

言葉の使い方の例文

似た意味を持つ「人当たりがいい」(読み方:ひとあたりがいい)と「物腰が柔らかい」(読み方:ものごしがやわらかい)の違いを例文を使って分かりやすく解説しているページです。

どっちの言葉を使えば日本語として正しいのか、迷った方はこのページの使い分け方を参考にしてみてください。

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」という言葉は、どちらも相手に与える印象がいいことを意味しているという共通点があり、本来の意味は少し違いますが混同して使われる傾向があります。




「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」の違い

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」の意味の違い

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」の違いを分かりやすく言うと、「人当たりがいい」とは人と会った際などに相手に与える感じや印象がいいこと、「物腰が柔らかい」とは人に接するときの言葉遣いや身のこなしが穏やかなことという違いです。

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」の使い方の違い

一つ目の「人当たりがいい」を使った分かりやすい例としては、「彼は人当たりがいいので営業成績はいつもトップです」「私はよく人当たりがいいと言われます」「面接で人当たりがいいことをアピールしました」などがあります。

二つ目の「物腰が柔らかい」を使った分かりやすい例としては、「彼は物腰が柔らかい素敵な人です」「彼女は物腰が柔らかいので一緒にいて癒されます」「物腰が柔らかい人はモテると思います」「彼は物腰が柔らかいので話し掛けやすいです」などがあります。

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」の使い分け方

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」は類語ですが、少し意味が異なった言葉です。

人と会った際などに相手に与える感じや印象がいいことを表現したい時は、「人当たりがいい」、人に接するときの言葉遣いや身のこなしが穏やかなことを表現したい時は、「物腰が柔らかい」を使うと覚えておきましょう。

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」の英語表記の違い

「人当たりがいい」を英語にすると「friendly」「affable」「amicable」「gentle」となり、例えば上記の「He is friendly to everybody」を英語にすると「彼は人当たりがいい」となります。

一方、「物腰が柔らかい」を英語にすると「mild-mannered」「smooth」となり、例えば上記の「彼は物腰が柔らかい素敵な人です」を英語にすると「He is mild-mannered and a really great person」となります。

「人当たりがいい」の意味

「人当たりがいい」とは

「人当たりがいい」とは、人と会った際などに相手に与える感じや印象がいいことを意味しています。

「人当たりがいい」の漢字表記

「人当たりがいい」を漢字にすると、「人当たりが良い」と表記することができます。

表現方法は「人当たりがいい人」「人当たりがいい男性」「人当たりがいい女性」

「人当たりがいい人」「人当たりがいい男性」「人当たりがいい女性」などが、「人当たりがいい」を使った一般的な言い回しになります。

「人当たりがいい」の使い方

「人当たりがいい」を使った分かりやすい例としては、「彼は人当たりがいいので社内の人気者です」「人当たりがいい人は営業職が向いているだろう」「人当たりがいいことが私の持ち味です」などがあります。

「人当たりがいい」は人と会った際などに相手に与える感じや印象のことを意味する「人当たり」に、人の行動や事物の状態などが水準を超えていることを意味する「いい」が合わさり、人と会った際などに相手に与える感じや印象がいいことを意味する言葉です。

また、「人当たりがいい」は褒め言葉や長所などの基本的にプラスのイメージで使う言葉ですが、八方美人などのニュアンスで、マイナスなイメージで使用されることもあると覚えておきましょう。

「人当たりがいい」人の特徴としては、優しい雰囲気があること、聞き上手なこと、ポジティブであること、思いやりがあることなどが挙げられます。

「人当たりがいい」の対義語

「人当たりがいい」の対義語・反対語としては、人と会った際などに相手に与える感じや印象が悪いことを意味する「人当たりが悪い」があります。

「人当たりがいい」の類語

「人当たりがいい」の類語・類義語としては、印象や雰囲気がいい人のことを意味する「感じがいい人」、心が広く包容力があることを意味する「懐が深い」などがあります。

「物腰が柔らかい」の意味

「物腰が柔らかい」とは

「物腰が柔らかい」とは、人に接するときの言葉遣いや身のこなしが穏やかなことを意味しています。

「物腰が柔らかい」の読み方

「物腰が柔らかい」の読み方は「ものごしがやわらかい」です。誤って「ものこしがやわらかい」などと読まないようにしましょう。

表現方法は「物腰が柔らかい人」「物腰が柔らかい男性」「物腰が柔らかい女性」

「物腰が柔らかい人」「物腰が柔らかい男性」「物腰が柔らかい女性」などが、「物腰が柔らかい」を使った一般的な言い回しになります。

「物腰が柔らかい」の使い方

「物腰が柔らかい」を使った分かりやすい例としては、「彼女は物腰が柔らかい人です」「物腰が柔らかい人は接客業に向いてるだろう」「彼のような物腰が柔らかい人になりたいです」「彼女は物腰が柔らかいので話しやすい」などがあります。

「物腰が柔らかい」は、人に接するときの言葉遣いや身のこなしのことを意味する「物腰」に、穏やかであることや柔和であることを意味する「柔らかい」が合わさり、人に接するときの言葉遣いや身のこなしが穏やかなことを意味する言葉です。

物腰が柔らかい人の特徴としては、優しくして親切なこと、包容力があること、笑顔が多く明るいこと、気配りができることなどが挙げられます。したがって、基本的にプラスのイメージで使う言葉です。

「物腰が柔らかい」の類語

「物腰が柔らかい」の類語・類義語としては、人に接するときの態度がいい人のことを意味する「愛想がいい」、物事の程度や人の性質や態度などが穏やかなことを意味する「マイルドな」、紳士らしく礼儀を弁えて信義を重んじることを意味する「紳士的」などがあります。

「人当たりがいい」の例文

1.私の長所は人当たりがいいことです。高校時代はそのことを活かし、サッカー部で部長を務めていました。
2.彼はお調子者だが人当たりがいいので、みんなから好かれています。
3.部長は人当たりがいいので、社内での評判がとても高いです。
4.彼女は人当たりがよくファンサービスも熱心なので、人気投票ではいつも1位を獲得しています。
5.彼は人当たりがよく後輩に好かれているので、チームキャプテンとしては適任だろう。
6.突然業種の異なるグループ会社に出向することになり緊張していたが、直属の上司は人当たりがいい人でまずはほっとした。
7.人当たりの良さそうな同僚が、喫煙室で同期の悪口を言いまくっているのを聞いて、人は見た目で判断できないと痛感した。
8.彼は人当たりがいいので営業成績はいつもトップですが、それを鼻にかけることもありません。
9.私は彼女が怒っているところを見たことがない。人当たりがいいだけに、かえって底知れない何かを感じる。
10.部下は良く言えばだれでも人当たりがいいともいえるし、悪く言えばただの八方美人ともいえる。

この言葉がよく使われる場面としては、人と会った際などに相手に与える感じや印象がいいことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「人当たりがいい」は基本的にプラスのイメージで使う言葉です。

「物腰が柔らかい」の例文

1.彼は物腰が柔らかいので、一緒にいるととても心が落ち着きます。
2.私の理想の男性は、物腰が柔らかく優しくて他人に親切に接することができる人です。
3.彼女は物腰が柔らかいので、他人から悩み相談をされることが多いです。
4.彼は物腰が柔らかいので、社内の女性陣からとても人気があります。
5.物腰が柔らかい彼女が怒るなんて、相当酷いことをされたのだろう。
6.あの営業マンは、一見すると物腰が柔らかいが、法律すれすれでやることはエグいので油断ならない人物だ。
7.彼は物腰が柔らかい素敵な人ですから、他の社員たちからも人気もありますし、上司からも認められています。
8.担任の教師は普段は物腰が柔らかい穏やかな男性なのだが、宿題をサボる生徒には一切容赦しないところがある。
9.同じ部のEさんはスマートで物腰が柔らかい人だなと思ったら、以前ホテルのフロントで働いていたとのことで、さすが人との接し方が身についているなと感心した。
10.大正生まれだった祖父は厳しい人だったけど、物腰は柔らかく人に対しては常に優しさと敬意を持っていた。

この言葉がよく使われる場面としては、人に接するときの言葉遣いや身のこなしが穏やかなことを表現したい時などが挙げられます。

上記の例文にあるように、「物腰が柔らかい」は基本的にプラスのイメージで使う言葉です。

「人当たりがいい」と「物腰が柔らかい」はどちらも相手に与える印象がいいことを表します。

どちらの言葉を使うか迷った場合、人と会った際などに相手に与える感じや印象がいいことを表現したい時は、「人当たりがいい」を、人に接するときの言葉遣いや身のこなしが穏やかなことを表現したい時は「物腰が柔らかい」を使うと覚えておきましょう。

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